俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
全241件中、21~40件目を表示
色々考えさせられました。
誰でも気軽に触れられるSNS。
でも、気軽だけに誰でも加害者にも被害者にもなれる。
観ていてとても怖さを感じた。
とても考えさせられる内容、観せかたでとても良かったです。
それにしても阿部寛は、どんな役も自然体に演技されてて、今回もハマってました。
芦田愛菜ちゃんもすごくいい。
それと、物語とは関係ないが終盤に阿部寛の入院シーンで、花柄の枕で寝ているのが可愛かった。
情報の受け止め方と、本当の繋がりとは。
過去の炎上経験が赤裸々に蘇ってくる
本作は、SNSの誤情報拡散・炎上により殺人事件の容疑者にされてしまった男の物語を描いている。ネット社会の恐ろしさ、怖さを赤裸々に浮き彫りにした作品である。
私も数年前に映画レビューサイトで私自身の投稿レビューが炎上した経験があり、SNSとは異なる場だったが、主人公の苦悩に強く感情移入しながら鑑賞できた。観終わって、炎上は私にも主人公にも起きる、他人事ではない誰にでも起きる身近な問題として捉えて欲しいと強く感じた。
本作の主人公は、大手住宅メーカーに勤務する山縣泰介(阿部寛)。ある日突然、泰介のものと推定されるアカウントから女性の刺殺体写真が拡散され、ネットは炎上し、あっという間に泰介は殺人事件の犯人と誤認され、個人情報も流出し、日本中から追い掛け回される事態になる。泰介はネット社会に追い詰められながらも真実を懸命に究明していく。
何と言っても阿部寛と芦田愛菜の存在感、演技巧者振りが光る。阿部寛は仕事はできるが家族を含めた人付き合いが不器用なサラリーマンを絶妙なバランスでコミカルに演じている。彼の周辺に張り巡らされたSNS情報網から何とか逃れながら真相究明に躍起になる姿を大真面目に演じることでコミカル味を醸し出しているのは流石。一方で、芦田愛菜は、何かを必死に追いかけながらも、時折見せる不気味さで得体の知れない役柄を演じ切っている。二人の演技力と存在感が作品を牽引している。
本作は、泰介と仲間達の姿を通して、ネット炎上の根源である、自己認識と他者認識のズレにも鋭く切り込んでいる。自分では気付かない一面が他者にはどう映るのか。そのギャップが誤解や炎上の火種になるという視点は現代のネット社会において非常に示唆的である。
私も炎上を経験したが、自分には自分の本当の姿が分からないことを自覚したネット社会での自己主張の方法を十分に理解・納得したとは言えない。泥臭い方法だが経験を繰り返しながら体得するのがネット社会で生きていくための最善手だろう。
エンタメとテーマの見事な融合
一貫性がありとてもよかったけれど
この映画に口コミを書くのが最大の皮肉になると思います。
なんか思ってたのと違うなぁと感じました。
物語やメッセージにも一貫性があり、かなり良かったのですが、見終わった後もストーリーや主人公の行動にかなり『なぜ?』が残りました。
芦田愛菜の演技がすごかった。こんな愛菜ちゃん見たことない……!ってくらいでした。
ドラマみたいで面白い!
1ヶ月で4本見た映画の中で、私的には1位2位に食い込むくらい、面白くて良かったです!
Xでネタバレを踏んで、犯人わかった状態で見に行きましたが普通にドキドキハラハラで楽しめました。
ドラマみたい?であっという間。
阿部寛の映画は面白いって言う人いるけど、確かに!って思いました。
深刻で真剣なほど、、
そこそこ楽しめたが・・・
素性を隠した正義感は厄介
SNSの怖さ
最後までわからなかった
見せ方はとても良かった とにかく最後まで犯人分からない
途中??????が結構あった
結構考えたしあーあー見たい何時で最後はやっぱりねってとこだった
犯人が犯罪に手を染めたのもわかったし
???は回収できて
最後家族がきちんとよくなって良かったな
結局家族物のストーリーだったのね
ひろしもまなもりみもとてもよくて 良い映画でした
ちなみに初めての映画館で 同じチェーン?の映画館は行くけどそこは初めてでイズがやわくてなにか安っぽくかんじた
犯人の人も怪しげな感じがとても良かったかと
SNSの恐ろしさを実感
予告の段階から気になっていた作品。
ハラハラドキドキ少しクスッとする場面もあり最後まで私は楽しめました!
情報が行き交う現代社会だからこそ刺さる作品な気がします。
不確かな情報に踊らされ勝手に騒ぎ立てる人たちその人たちに取ったら正義のつもりかもしれないが間違った情報であった時にその正義は正義ではなくなることを分かって欲しい。
自分は悪くないじゃなくて一緒に騒ぎ立てた段階で貴方たちも共犯になるという事理解しないまま情報の取捨選択が出来ない現代の人たちにこそ届いて欲しい作品。SNSの使い方ちゃんとしようと改めて思いました。
最近の若者VS自分中心中年
SNS世代の若者や熟年夫婦に刺さる内容です。
結婚できない男の阿部寛、夏川結衣コンビで
この作品も同様、阿部寛の鈍さ鈍感さの演技が
いかんなく発揮されています。
阿部ちゃんの肉体美も拝めます。
原作を知っている人はどのように
映像表現されているか楽しむのもいいと思います。
原作を知らない人はところどころ
違和感を持つところがチラホラあるので
仕掛けに気づくと思います。
自分は最後の方で答え合わせができました。
愛菜ちゃんがキーポイントになるので
愛菜ちゃんの行動を軸に見るのがいいです。
今の若い人は劇中の愛菜ちゃんの説教に
耳を傾けてくれるのかなぁ。
ミスリードさせまくるので見ていて楽しいです。
撮影賞、編集賞ものでしょう。
「スマホ落としただけなのに」系統の
身近に起こる恐怖を描いているが
こちらはドラマ性を重視していて
どの世代の視点で見るかで見方が
変わるので家族で見ても楽しめると思います。
ストーリー展開が練られていて
相当よくできた原作で脱帽です。
シメかたもどちらかの肩を持つのではなく
お互いの足りない部分
泰介
(自分本位で周りに気を遣っていない)
芙由子
(そういう夫の性格に甘え、
言い訳の材料にしていた)
なつみ
(過去に起きた出来事をなあなあにして、
いま大事件の片棒を担いでしまっている)
を反省するので前向きな終わり方でよかった。
犯人がだいぶ知能犯すぎて、デスノートの
夜神月が現実世界にいたらこんな感じかな
と思わせる。でもこの犯人像でないと
ストーリーが成立しないわけで。
過去と現代がごっちゃになるので
過去パートなのか、現代パートなのか
頭の整理が追いつかない。
すっきりしたい方は原作を読むことおすすめします。
俯瞰して見ている視聴者目線を巧みに利用しているので
サクラの犯行なのか、他に犯人がいるのか
どっちがどっちだかわからない工夫がされてある。
見終わった後、そういう仕掛けだったのねとなるが
細かい事を気にしだすとあれとあれは
どうつながっているのとか
これはあの延長線上の話なのかと
もう一度見直したい仕掛けになっている。
劇中内の一般人目線
泰介が出会い系で女子大生を3人殺し、最後は自殺。
泰介目線
サクラの過去からのうらみによる計画で府に落ち死を覚悟。
芙由子目線
サクラが作った「たいすけアカウント」で犯行を示す。
サクラが犯人ではないか。
すみしょー目線
公園で殺された友達思いのサクラ。泰介に復讐するため手伝う。
警察目線
捜査状況が進むにつれ、犯人への行動に疑問感じる。
視聴目線
真実はどこに?
えばたん
すべては計画通り。
時系列
子ども時代
出会い系で知り合った人となつみが会おうする。
泰介が阻止、なつみを物置に閉じ込める。
出会い系での騒動後?なつみが学校にいかず祖母の家にいる。
えばたんが祖母の家にいるサクラを見つける。
えばたんとなつみが公園に向かい、おじいちゃん
が拾ったという「からにえにくさ」のメモをなつみに見せる。
手助けしたいとえばたんがなつみの家のPCを
使えないかとお願いする。
なつみの家の鍵の在りか、PCのパスワードを知る。
なつみが「からにえにくさ」のメモは出会い系で会った人と
遊ぶために書いたものと告白する。
えばたん 「からにえにくさ」の意味を知る。
えばたん 父親みたいな警察官になる。
正しい大人になる宣言、泰介に復讐を誓う。
子ども時代(時期不明、出会い系騒動後?)
なつみが泰介のためにSNSアカウントを作成。
芙由子がなんで作ったのと聞くと
ゴルフ仲間を作るために。すぐに更新しなくなる。
現代(映画の冒頭)
えばたんが最近になってそのアカウントを
乗っ取り、計画をはじめる。
出会い系で誘い出した女子大生を殺し
SNSに画像を投稿。
すみしょーがリツイートして、拡散。
泰介 部下とコンテナハウスへ打ち合わせ。
相手はえばたん。えばたんにダメ出し。
ファミレスで昼食。「最近の若い者は・・・。」
他の客が泰介の写真を撮る。
特定され始める。
会社に戻る。社内でも噂になっている。
会社から自宅待機命令。
自宅に戻る。野次馬待ち伏せ。
ホテルに避難。妻に連絡。
テレビで取り上げ始める。
芙由子は実家に避難。
ホテルに潜伏しているとSNSで書き込み。
自宅に戻る。
倉庫開ける。死体の入った袋。
通行人に写真を撮られる。
車で逃走。釣具店で車を乗り捨て
着替えて逃走。茶封筒の手紙を見る。
スナックに逃げ込む。
サクラ(なつみ)登場。すみしょー頼る。
サクラ曰く公園で殺されたのは友達。泰介探し。
包丁がチラッと見え、すみしょーはサクラを疑う。
ネット配信者に見つかりそうになる。
部下の家に行き、スマホを借りる。
自分をエゴサーチ。いろんな人からうらみを買っていることを知る。
警察 美人局に絡んだ事件、SNS投稿は自宅のWIFI。
芙由子 泰介に対してなにも思わない。
コンテナハウスに逃げ込む。
えばたんに見つかる。
座標の場所を見て、「からにえにくさ」の意味がわかる。
サクラ すみしょーに諸悪の根源はお前だと告げる。
座標の位置へ
空き家に向かう。中に死体が。机の上に置き手紙。
泰介は子ども時代の出会い系騒動のことで
サクラからうらみをかっていると
思い込み、茶封筒の先出人を
サクラと決めつけ(実際はえばたん)
「からにえにくさ」の意味を知っているのは
芙由子となつみだけだから。
泰介 自分が全て悪かった、なつみよごめん。
死を受け入れる。えばたんの全て計画通り
うまく映画化されていた
Google口コミで キズついた私
SNSはいっさいやってない。カキコミしてるのは唯一このサイトしかない。
Google mapに自身の経営するサイトを載せてるため、
頼みもしない口コミで 汚される事が9月にあった。(以前から時々アル)。
人は、それぞれ思い込みで生きてるのだと、わかっているけど腹が立つ。
他の同業者が Google口コミ上で、見苦しいバトルを展開してると、スタッフも言う。
もちろん 返信なんか一度もしたことない、 あげ足をとる奴 は 必ずいるものだから。
中傷評価書き込んだヤツに、 弁護士から内容証明送らせてやろうとかとも思ったが、
そんな 若い女を、ちょっと、おどしたところで、こちらは、なんの徳もない。。
そんなアホスケと 早くエンガチョできない事の方がストレスである。
食べログでは、★1つの、きびしいカキコミ行うと、運営サイトから訂正してくれ、とメールが来る。
以前 白金のシノワ という店 「看板のない事」を売りにしてる隠れ家レストラン、
6万以上も取ってショッパイだけの中華だった、客層も下品で落ち着かない、
と書いたら 訂正しないと載せられない、とメールきた。
しかしながらGoogleでは一方的に悪い評価が公表されてしまう。書き込んだ者勝ち。
度々その事で頭を悩ませている同業者が
Google訴訟を起こそうとしてる。
そんな悶々とした気分で 見た映画。
私におきた事と、この映画のストーリーは全く違うが、
あべちゃんの体を張った熱演で救われた気がした。
見終わった後で、 少し人に優しくなれる気がした。
人をおとしめるような表現をするのは やめようと思った。
真実は神のみぞ知るなのだろう。
俺ではない炎上
全241件中、21~40件目を表示








