俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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もう1度観たくなる映画でした
映画「俺ではない炎上」初日に観てきました。
いや~~、面白かったです!!
映画の仕掛けに気付いたとき「なるほど」となりました。
舞台挨拶でも話されてたように、阿部寛さんはコメディ部分が入った役柄はお久しぶりだったので、すごくハマり役で魅入りました。
SNSが核となる映画なので現代社会の通ずるところが多かったです。
発言する人、それを広める人、便乗する人、とさまざまなジャンルの人がSNSで混在して、自分もどこかの一部になっていないだろうか、飛び交う情報が本当かどうかを見極めなければ、と改めて考える映画でもありました。
そう言ったテーマ抜きに、阿部寛さんの逃亡劇だけでも見応えがあり、芦田愛菜ちゃんの迫真の演技や、長尾謙杜くんの今までにない役柄など、ストーリーが複雑なようで登場人物はそこまで多くないので、役者さん一人ひとりの魅力が光る映画ですごく見応えがありました。
ネタバレになるので、深く話せなくてもどかしいですが、ぜひ劇場で観て終盤の展開を目撃して欲しいです。
わたしは悪くない
他責思考への批判的指摘
やや道徳&ネットリテラシーを啓蒙する要素が強かったんですが、けっこう楽しめました。
・SNSでデマを拡散しておいて「自分(俺)は悪くない」と逃げる他責思考なネット民
・自分の成功体験でマウントを取る老害な上司
・普段から自分の意見を持たず、周囲に流されて雰囲気で他人を評価し、陰で悪口を言う同僚会社員
・助けを求める人間を面倒臭げに切り捨てる所轄の交番勤務の警官や、ろくに調べもせず先入観で犯人を決めつける刑事
・独善的正義漢で私人逮捕、暴行傷害、殺人を行うYouTuberや犯人
など、現代社会の歪みを徹底的に並べて、嫌味っぽく皮肉に落とし込む展開は見ごたえあり。
ただ、時間軸をずらした表現で観客にミスリードさせる点と、犯人は割と早い段階で気づいてしまった。
原作未見で拝見ながら、同じ方が書かれた『六人の嘘つきな大学生』で作家さんの癖がわかっていたことと。
昔なら『獄門島』、最近だと『ブラック・ショーマン』でもそうであったように、それなりの存在感あって配役されている役者が、どうしても犯人だとまるわかりになってしまう。
そこが惜しいところでもありますが、仕方ないところでもありますね。
誰かに陥れられて、犯人にされてしまう主人公・山縣泰介を演じるのが、阿部寛なのがよかった。
彼が、普段からSNSをまったくやっておらず、未だにシンプルな「阿部寛のホームページ」を運営しているような(しかも元はファンサイトで譲ってもらったらしいw)ネットに距離を置いていることで有名な人物なのが、役にハマっていてすごく可笑しかったです。
そして、観た後しばらく、デマと偏見と差別と分断で混迷する日本の政治と、それに対する他人事で文句ばかりなくせに平然とデマと偏見と差別と分断をリポスト拡散し、罵詈雑言飛び交うSNSでの攻撃合戦・炎上ぶりを見て、本作中の「他責思考」の指摘があまりに的を射ていることに気づかされるという皮肉さから、後味を長く楽しむ羽目になりました。
暴走するSNSに翻弄される男・・・でも実は家族の話し
芦田愛菜にハズレなし‼️
芦田愛菜ブランドは不滅。
その言葉を裏切らない映画でした。
阿部寛さんはもちろん実力派ですし、メジカラも押し出しも
言うことなしです。
SNSの功罪がテーマですが、
意外なことに【本格ミステリー】のカテゴリーに入る映画だと思います。
《ネットの炎上》がテーマ的宣伝なのですが、意外やミステリーでした。
ただ殺人犯に疑われた阿部寛が、“なぜ逃走するのか?“
これは最初から謎で説得力がないですよね。
でもプロットとして、阿部寛が逃走することでしか展開しないプロット運び
なのですね。
逃走することで、SNSが加熱して、追っかけYouTuberの行動が盛り上がる。
だから致しかたない・・・それがストーリーを転がして行くので。
最大の謎(ポイント)は芦田愛菜の存在。
隠し通した宣伝は難しかったと思います。
結果、多くを語らないことで、見た私は“なるほど、そういうことか?“
と、とても楽しめました。
(10数年のタイムラグ・・・うまく組み込んでいます)
これから見る方達のためにもネタバレは伏せておきたいと思います。
阿部寛の逃走劇はロードムービーみたいで面白かったです。
パンツ一枚で崖を落っこちたり、頑張ってます。
肝心の犯人の動機・・・なんですが、
これがいささか弱いんですよね。
でも観終わった気分は爽やかで、2時間を楽しく有意義に過ごした
満足感は味わえました。
お勧めです。
「ゴールデンスランバー」よりコメディ。Theエンタメ作品
原作は既読。「六人の嘘つきな大学生」もだが、原作が大変面白い。
本作も面白かった。原作とかなり違う所はあるが、映像化するにはわかりやすくていいかも。
阿部寛はみんなが好きな阿部寛。「ショータイムセブン」「キャスター」よりも断然良い。
阿部寛は真面目にやればやるだけ面白い。
ミステリーとしても秀逸。
時間軸がキーポイント。伏線回収が気持ちいい。
子役含めキャスト全員演技が上手だった。
とりわけまたもや長尾謙杜。良い意味で今作でもアイドルらしからぬ演技力を発揮している。
無責任なSNSの使い方で他人を傷つけていないか、「僕は悪くない」と他責思考に陥り、明らかに間違った正義感で突っ走っていないか。
現代人が考えなくてはいけない問題作でもある。
自分的には今年一番の邦画サスペンスだと思う。大きな歴史のうねりの中で、SNSが淘汰される未来も見えてくる作品。
久しぶりにレビューに困る作品を鑑賞しました。「ネタバレあり」にチェックを付けても、読んでもらって1ミリでもシナリオがバレたら、原作読了でも100%つまらない作品になってしまうと思ったからです。
という事で、キャストの演技のイメージだけ書いてお茶を濁す事にします。最後にスペースを開けて注意事項(?)を書いておきますので、チョットだけよ(by加藤茶)と思う人は読んで下さい。
阿部寛=同郷で同い年なので親近感があるのですが、この人のために脚本を書いたのでは? と思わせるくらいイケおじ感のある良い演技でした。つい自分と比べてしまったら、あれ?なんか目から汁が出て来たぞ・・・
芦田愛菜=子役から俳優を続けている人は、大人になるまでに98%ぐらい挫折しているイメージがありますが、この暗黙の了解を打ち破ったのはこの人だと思います。学業を疎かにしないで常に演技力に磨きをかけている姿は尊敬出来ます。
夏川結衣=もうすっかり「善良なお母さんキャラ」が定着してますね。
美保純=スナックのママです。
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※上映が始まって前半は伏線がいっぱい出て来ます。後半は答え合わせと解決パートですが時系列が激しく前後するので、ミステリーやサスペンスに慣れていない人は要注意です。あと、花澤香菜(声優)並みの芦田愛菜の「キレ芸」が見どころです。
現代の情報社会に切り込む作品にしたいのだろうな、 というのはわかる...
結婚できない男ファイナル
本当にあり得るネットでの拡散・恐ろしいです。
「僕は悪くない」この一言に尽きる。
公開記念前日祭 良かった
良くも悪くも邦画であり、日本人が作った作品と言う印象かな・・・・
阿部寛さん出演の「俺ではない炎上」をひと足早く見てきました。
まずは、単刀直入に言ってしまえば、良くも悪くも邦画であり、日本人が作った作品と言う印象かな・・・・
SNSの誤認炎上って誰ももしかすると被害を受ける事もあることなんだけど、本作品は、その事を映画の内容的に、少し捻りと言うかしっかり観客に、質の高い内容的な要素でお話を進めて行くんだけど・・・・
私から言えば、少しテンポが遅く、炎上で逃げ回る主人公をもっと煽るようにスピーディな展開にして、真面目に現実的に作り上げた方が、結末が大きく生きて来たのではないかと思うんだけどね。
もっとスリリングになるような作り方だと良かったかな・・・この辺がまだまだ邦画と言うか日本映画の駄目なところかな・・・
だから、内容の方が、中途半端な感じして・・・要所、要所は、よく出来ているんだけどね・・・
私的に、美保純さんが久しぶりに見れてなんか嬉しかったな・・・
阿部寛さんのキャラクターをもっと生かし欲しかったかな・・・
ちょっとコメディ入った社会派ドラマ
Theエンタメ!おもしろい!
試写会でひと足早く観させて頂きました。
原作の面白さを映像でどのように表現するのか楽しみにしていましたが、その想像をはるかに超えてくるエンタメ作品としての完成度の高さ!!
面白かったです!!
真剣になればなるほどコミカルな阿部寛さんは日本の宝ですが、脇を固める演者達が子役も含め全員素晴らしいこと素晴らしいこと。
特にMotherに匹敵するほど良かったです芦田愛菜さん、今年度映画界の正に新星では!圧巻でした長尾謙杜さん、美保純さん田島令子さん夏川結衣さんはやはり流石のひとことです。
誰にもあてはまるだろう重たいテーマも重くなり過ぎず軽く観ることができる極上エンタメ作品です。
軽くて重いが故に胸につまされるものがあります。
一般公開が楽しみです。
確かにこの作品はネタバレ禁止。なるほどそう来たか!の波状攻撃です。
昨日、試写会でこの作品を見てきました。
入口にもうふざけたポスター貼ってあった(笑)
題材的にシリアス系なのかなと思ってたんですが、これを見て「あ、エンタメ系の作品なのね」と思いました(笑)
なんと会場はフルハウス。台風とか大雨とか全然関係ないのね。
さて、物凄く簡単に内容を説明すると
ある日突然自分の知らないうちにSNS上で犯人にされた主人公。SNSは正義という名のもとに炎上。そして主人公は逃亡せざるを得ない状況に・・・
サスペンスと言えばサスペンスなんだけど、コミカル要素もあるし、何よりテンポがいいので、多少雑な演出もあるけど、気にはなりません。
そしてこの作品は何よりネタバレ禁止。
先入観なしで観ることをお勧めします。
1つだけ書くとすれば、結構伏線アリアリ系の作品なので、後半になればなるほど「あ、そう来たのね」ってなります。
正直、この作品を舐めてました。
明らかにB級の匂いがするんだけど、それを逆手に取って重くなりガチなSNSの暴走による悲劇という題材を見事にエンタメ作品として仕上げてあります。
まあ、阿部寛は相変わらず阿部寛だし、芦田愛菜は相変わらず芦田愛菜ですが(笑)2時間という時間をあまり感じない位に楽しめましたね。
オススメです。
ネット社会の怖さを感じました。
期待をひっくり返された
試写会に行かせていただきました🔥 ヤバすぎました!めっちゃ面白かっ...
責任転換と手のひら返し
《完成披露試写会にて鑑賞》
前回の阿部さんの映画が脚本のせいで
期待外れだったので今回はどうかと身構えました。
犯人は演者の名前を見ればすぐにわかってしまいますが、
SNSミステリーなかなか面白かったです。
ぱっと見、少し大袈裟な部分もありますが、
これくらい描いた方が恐ろしさが伝わるのかもしれない。
テンポが良く、最後まで飽きません。
最初に感じた子供の年齢の違和感。
…なるほど。そういうことだったのですね。
SNSが主流である今、正義について
考えさせられる作品でした。
暗闇の中でも阿部さんの目力は半端ない!
追い詰められる役も見事でした。
明日は我が身であることを忘れてはならない。
本日はありがとうございました。
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