俺ではない炎上のレビュー・感想・評価
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エゴサの前に座標でしょうが
大手住宅メーカーの営業部長が、身に覚えのない自身のSNSアカウントに女子大生の遺体画像が載せられたことで炎上する話。
ある日呑気な大学生のSNSに、血まみれJDの画像が載せられたアカウントのリツイートがあり、それを軽い気持ちでリツイートして拡散したことで巻き起こっていくストーリー。
特定班の暗躍で、件のアカウントの主が特定されて、アカウントの存在すら知らなかった主人公が戸惑う中、殺人犯と決めつけられて会社でも町中でも居場所を無くしとなって行くけれど…すぐに通報すれば良いのになんで逃げた?
しかも冷静になって振り返ったのに、なんでまた自分でなんとかしようとしてんの?
そこに小学生の娘のエピソードが差し込まれたり、主人公の居場所を探すサクラのエピソード差し込まれたりと展開して行くけれど、主人公の年齢にして娘は小学生ですか…とか思っていたらなるほどね。
SNSの怖さとか、それを使ってるヤツらの功罪とか、そんなものをみせたい作品というのはわかるけれど、警察は何してるの?状態だし、そもそもあーすれば良いのにこうすれば良いのにという方向へは一切進まないかなりのご都合主義の連続だしでイマイチ素直には受け入れられなかったかな。
ネタバレなしで観てほしい
最後までテンポが良く楽しめました。個人的には芦田愛菜さんと長尾謙杜さんの演技がとてもよかったです。
SNSをする人は身近な問題として、しない人も今までSNSと縁遠かった主人公がどうやって巻き込まれて人生を狂わされるのか、どちらの立場でも楽しめると思う。晒す側晒される側どちらでも明日は我が身かもしれない。
匿名だからこそ普段は言えないような強い言葉をも使ってしまう人間の弱さ、正義という大義名分で人を盗撮したり晒して追い詰めてもいいと考えてしまう人間の怖さ、同調圧力、
自分も今一度SNSとの向き合い方やリテラシーを高めないとと考えさせられました。
いきなり炎上
本編始まって数分で炎上騒ぎ。あと2時間以上もかけて誤解を解く事になんねや。。
と思っていたらまさかのミステリー展開。ちょっとしたトラップもあり鑑賞者を混乱させるシーンもある。
失礼ながらあまり期待してへんかったせいか面白く思えた。
あと阿部寛と夏川結衣が夫婦役で、しかも阿部寛の勤め先が住宅関連の会社言うのが、結婚できない男を観てた俺としてはちょい嬉しかった
俺ではない炎上見てきた。ちりばめられてるトリック面白かった。キャラ...
それなりに面白かった
スマホ一つで簡単に他人の人生を貶められる現代にぴったり
最後まで面白い!!
全体的にテンポが良い映画でしたが、特に最後の30分ぐらい?からが面白かったです。予想していなかった展開に驚きました。
個人的に芦田愛菜ちゃんの演技が、流石だなと感じました。予告にもあった愛菜ちゃんが叫ぶシーン、すごく説得力がありSNSを使う人全員に見て欲しいと思えるほど良いセリフ・場面でした。長尾謙杜くんの表情の魅せ方もとてもよかったです。
見終わった後、あれはどうしてだ?こういうこと?など、理解が追いついていない点もありましたが、一緒に見ていた母と考察し合うこともできてとても楽しかったです。
2回目には様々な気づきがあると思うので、また映画館に観に行きます!
ポップに宣伝してるけど中身は本格サスペンス‼︎
これはほんとにすごい
全世代の人に刺さるし、現代社会を生きるすべての日本人に観て欲しいです
自分は幼い頃からすでにスマートフォンが普及していたので炎上などの怖さは体に沁みついていると思います
でもやっぱりこういう映画を観ると改めて便利な反面怖いなと感じます
そう感じるのもこの映画が、
ネットの怖さ、そして、
主人公が理不尽な目に遭うことを悲劇的にしっかりと描いているからだと思います
前半のそれぞれの世代感での衝突や、認識のズレなどはどこの世代の人が観ても、
「こういう人いるいる」となる場面があるのでは⁇
そこの作り方が絶妙です
SNSでの炎上の怖さだけを描くのではなくて、SNSに出る人間の本性や、現代社会を生きる人の心の中にまで深く踏み込んだ展開になっていて、そこも様々な世代の人に刺さりそうな気がします
若い世代の人に向けた部分も多いため、
宣伝をポップな感じにしているのもかなり納得です
最後のミスリードの種明かしや、真犯人などのエンタメ要素も凄く強くて面白い
真犯人の動機も皮肉が効いていて
少し胸が締め付けられます
現代的なアプローチでの逃走劇は新鮮で緊張感があるし、最後のミスリードの種明かしや、真犯人の展開はサスペンスミステリーとしても衝撃的で面白かった‼︎
⭐︎4.1 / 5.0
副題は自分は悪くない
今のネット社会が抱える問題を絶妙に皮肉ってエンタメ化した非常に意味のある作品でした😆
人間って基本は自分勝手な生き物なんだから、自分だけは悪くないって言う考えは生理的なものだと思っています😌
人間的に素晴らしい方は、小さい時にきちんと教育を受けているか、周りの人間が素晴らしい人しかいなくて、それを見て育っただけの事だと思っています🙂↕️
だから、自分も自分勝手な人間になり得るリスクを持っているのは分かっていて、そうはなりたくないので、XやツイッターなどSNSをやらない事で他人を誹謗中傷したくてもできないようにしています😑
ただ、どうしてもストレスは溜まるもので、ここだけは言いたいことは好きなように書かせてもらっておりまして、多少の暴言はご容赦くださいませ(^^ゞ
微妙に笑ってしまったがよく練られた心地よい騙し
退屈しないで観れた
今回はいい意味で裏切られました!
『SNSの大罪』と『自分は正しいと信じて疑わない人々』がメインテーマでしょうか?
前者は若年層から幅広く拡大しつつありますが、後者は高齢者にありがちですがこれまた幅広く浸透してますよね?!
少し昔の話ですが部下と客先同行した時、工場の正門ではなく裏門に連れて行かれ、寒い中たくさん歩くハメになりました。そのことに文句を言った際、彼は「僕は悪くありません、iPhoneのGPS案内が悪いんです!」って宣われ唖然としたこと懐かしく思い出しました。
その時は「今時の若いモンは!」なんて思いましたが年齢に関わらず(逆にいい歳した人の方が)「自分は悪くない」って言い張る輩はある程度、いやたくさんいるらしいことに気がつきました。
番宣で阿部寛さんが裸で壁から落下するとかメインではなさそうなエピソードを面白おかしく語られていたのでこんなにたくさんの伏線をばらまいて、丁寧に回収して行く様には感心させられました。
予告編でハマケンこと在日ファンク浜野謙太さんが阿部寛さんに「本気でそれ聞いてますか?」みたいなセリフがあって今回の阿部さんの役どころ、興味深く想像してましたが思った通りで安心するとともに自分のことがわかっていない大人が周りにもたくさんいること(自分自身大丈夫だろうか?)をしみじみ感じました。
阿部寛さんは安定の領域で安心して観られましたがインパルス板倉俊之さん、とてもいい味出してました。(インパルスはまだ存続してるんでしょうか?お騒がせ相方のせいでなかなか二人揃っての姿が見られない今日この頃ですが)
お笑いのセンスが昔から大好きな芸人さんなので『死に損なった男』でのコント監修でもいい仕事されてましたよね!
前述の浜野謙太さん、これまたミュージシャンにしておくのはもったいないくらいのいい雰囲気を持った役者さんです。『くれなずめ』で友人である主人公の訃報を聞いてスーパーの前で崩れ落ちるシーンは秀逸でした。
また芦田愛菜ちゃんの強烈な叫び声、初めて聞きましたが、予告編では誰に対して発しているのか興味津々でしたが、なるほどでした。子役からだんだん綺麗になって行くとともに演技も間違いなく進歩して行く過程を目の当たりにすると感動的ですらあります。
今回も予告編でのイメージと違った作品でしたがいい意味で裏切られた形でしたが、実のところ色々と問題提起して、ハッピーエンドであるところに嬉しくなった次第です。いい映画でした。
ネット社会へのアンチテーゼ
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