「映像ならではの表現」俺ではない炎上 ちゃおさんの映画レビュー(感想・評価)
映像ならではの表現
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原作未読のまま鑑賞。
アカウントの内容から明らかに身内が作成したものだろうと思っていたが、途中で乗っ取られている、という展開に。
また犯人も恐らく子供かその友達だろう、と思っていたが、だとすればこの年齢の子が大人を2人も殺害したり、マッチングアプリに登録できるはずがないので大人の協力者がいる、と思ってたら子役はまさかの子供時代だった、という、時系列を入れ替える映像ならではのトリックはイニシエーションラブを思い出した。キーワードの馴染ませ方はミステリーとしてワクワクした。
テーマとして老害や今どきの若者の描き方、他責思考の現代へのメッセージ性など、全世代に皮肉を散らばせているのは、観客はこの映画を見ても自分のことではないと他責に考えるだろうから気分は悪くならないだろう、という目論見なのか。だとしたらその考えが皮肉そのもの、と感じた。
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