「自分が悪かったことは、認めて謝罪し反省する、それは敗北ではありません。」俺ではない炎上 かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
自分が悪かったことは、認めて謝罪し反省する、それは敗北ではありません。
やつは、子供のころに聞いたPWを使って山縣家に入り、そこからツィートしていたってことですか、怖っ!
全く身に覚えがないのにある日突然SNSで殺人事件の犯人に仕立て上げられプライバシーを暴かれ日本中から追われる身になるのは恐ろしいがそういう展開は想定済。
でも、今時警察までが証拠もないのに犯人と決めつけるってあり得うるのか(と思いながらもつい最近でも大川原化工機事件などあったわ)、それに、「ツィートはずっと山縣家のルーターを経由してされている」と言われてどういう意味か分からないから考慮から除外って、仕事できない捜査員だわ、詳しくは分からなくても山縣家から発信されているくらいは見当つきそう。だからいい年でもヒラなんだろう。
山縣家の物置から新たな死体が発見されたところからサスペンスモードが強くなる。
どうして入れることができたのか(山縣家に入れる?)、犯人の目的は何か。謎解きががぜん面白くなるが、動機や理由を推理する前に犯人そのものはすぐわかってしまう。やつが芦田愛菜ちゃんの顔見たとたんに意味ありげに表情変えたところで確定です。
時間が交錯するので仕組みが分かるまでは謎多し。
絶対自分は悪くない人、世の中に溢れてますね。自爆するならすればいいが、うかうかしているとこちらに責任転嫁されることがあるので、そういう人には警戒と自衛は怠りませんが、社会で生きていくのは大変です。
まあ何度も同じ失敗しても反省しない人は信用されないからそれなりに処遇されるけど、それすら自分は悪くない他人が周囲が悪い、と考えるからずっとそれなり。自業自得なんだけど。
自分が悪かったことは、認めて謝罪し反省する。それは敗北ではない、前進ですね。
それから、いわゆる「正義厨」、ネットで培養され増殖してそうです。
青江のような正義厨を拗らせた変質者が、自分の異常な嗜好を勝手な正義感に結び付けて正当化し殺人鬼と化すパターンも、正義厨のバリエーションと考えられそう。
被害者も加害者も闇世界の住人のようだが、SNSでお手軽にマッチングでき、お手軽に犯罪ができてしまう世の中なのだ。
ツッコミどころは多々あるが面白かった。
アベちゃんが、いつもながら良い。
基本彫が深い長身の二枚目なのに、ちょっと胡散臭くかなり嫌な奴っぽく、大真面目ぶりがコミカルで全体として高感度高めになるのが絶妙な味だといつも思っています。
みかずきさん
大変な思いをされたのですね。
私の知る限りみかずきさんのレビューは思慮深くて、炎上するようには思えません。
炎上が過ぎ去ってから冷静に炎上を分析して、レビュー活動を再開されたとのことなので、その成果が生かされているのではないでしょうか。
上から目線に聞こえたら申し訳ありませんが、山縣のように炎上を教訓に自分を見つめなおして「前進」されたんだと思います。良い意味でしたたかになったかもしれません。
実は私も炎上まではいきませんが、ネット上で理不尽な袋叩きにあったことがあります。それ以来、ネット上の発言にとても慎重になりました。ヤバ気なツッコミを誘うようなワードや言い回しに気を付けて、出てきそうな反論を意識しながら言葉と言い方を選んでいます。
こちらにレビュー投稿を始めた早々にも、変な言いがかりをつけられて絡まれたことがありました。書いたのはごく普通のレビューだったので、防ぎようがないと思いましたが、黙ってコメント欄を閉じたら、相手は他所でも嫌がらせをしていたようで、消えてしまいました。
試行錯誤しながら「経験」を積んでいくしかないようですよね、生き延びていきたいですね
映画のことを思う存分考え語れて、共感を共有できる方とお話しできる貴重な場なので。
こちらこそ、また共感作で!
みかずきです
かばこさんのレビュータイトルの通りなのですが、
私も前に所属していた映画レビューサイトで炎上を経験しましたが、
冷静になりたくても次から次へコメントが殺到して冷静な判断ができなくて茫然自失状態でした。
援軍コメントも来るのですが、却って火に油を注ぐ結果になり、結局、時間が解決するのを待つしかありませんでした。炎上という嵐が過ぎ去るのを待つのみでした。
炎上が過ぎ去ってから冷静に炎上を分析して、レビュー活動を再開しました。レビュー、コメントをたくさん書きながら学んでいくしかないと思いましたので。
では、また共感作で。
今晩は。
仰るように、私も謝らない人は、年配の方が多い気がしますし、マナー全般を観ても、今の若者(学生さん)の方が、良い気がしますね。
学校での学びの違いなのかな、とも思います。明日は県外出張なので、今日はいつもより早く寝ます。では。
共感ありがとうございます!
「六人の嘘つきな大学生」と同じ原作者なので、前作を観終わった後で原作を読まずにはいられなくなってしまい、今回も原作本をアマゾンでポチッとしました。
自分は基本原作厨なので、原作と映画を比べて「二度美味しい」と思っています。書評のレビューを見てみると、映画では希薄に思えた犯人の犯行動機が描かれているという事なので本が来るのを楽しみにしています。





