「最近センター分けしてる若手俳優さんの見分けがつかないとです・・・」俺ではない炎上 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
最近センター分けしてる若手俳優さんの見分けがつかないとです・・・
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原作未読。
時間軸を頻繁に入れ替えるストーリー展開って間違いなく映像の方が効果的に伝えられると思うのだが、逆に文章でどのように表現しているのかは俄然興味が湧いた。
一方、主人公の行動が全く共感ができなかったことは非常に残念に思った。
警察に通報せず逃げ続ける事でその先で遭遇する人達との絡みが増え物語に厚みは出るのは確かだろうが、明確な理由がなくただ冷静さを失ったという理由のみで逃げるというのはあまりにも安易で、主人公が大人として良識の無い人間であるという事をただ強調するだけになってしまった。
(上半身着るものがなくなってしまう事を承知でガケを降りたのも理解不能でした)
阿部寛は逃亡しても目立ち過ぎちゃってドラマとは言え気の毒に思った。
反則なくらい全く似ても似つかない子役を使った事も功を奏し自分はしっかりと騙された。
ただ犯人の尋常じゃない執念やここまでの人生の中でもっと正さないといけない人に会わなかったという不自然さにはさすがに無理を感じた。
SNSの功罪を問う話の一つだけど、現実はあんな簡単には元に戻らないと言うところを本当にクローズアップして欲しいと思う。
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