「通常は見えないものが「見えてしまう」特殊能力を持った主人公。ホラー映画によく使われる手法が、あらぬ方向に展開していく絶妙な面白さ」か「」く「」し「」ご「」と「 おつろくさんの映画レビュー(感想・評価)
通常は見えないものが「見えてしまう」特殊能力を持った主人公。ホラー映画によく使われる手法が、あらぬ方向に展開していく絶妙な面白さ
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現作厨の私が原作を読まずに劇場版を観に行ってレビューを書いていることをお許しください・・・と、原作者の住野よる先生に謝ってからのレビューですが、やはり住野先生の作品は読んでも映像化しても、とにかく作品を受け取る側の心をやさしく包み込んでくれる良い作品ばかりです。最近はテレビ局が制作に関わっている劇場版作品が多いですが、この作品はドラマ制作に慣れているTBSが手掛けているのも成功の一因だと思います。
基本編の予告映像では、特殊能力を持っているのは主人公の「京」だけだと思っていたら、京を囲むクラスメートにも他の特殊能力がある事が判ってくるドキドキ感が楽しいんです。このキュンとした気持ちが本編の中心になっている事が、心のベクトルは違っても君膵と同じ青春の甘酸っぱさを感じさせてくれるのです。君膵では大泣きしましたが、本作ではクスッと笑ってほっこりしていました。
ラストに近くなってきた教室のシーンで、京とミッキーがベタベタし過ぎない良い感じの付き合い方をしているのがとても良いですね。エル視線で二人の関係性を「もっと面白い矢印」で表現していたら、最後の最後でゲラゲラ笑えたかも知れないです。叶う事なら続編が観てみたくなる良作でした。
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Freddie3vさんのコメント
2025年6月6日
共感、コメント、ありがとうございます。男子側ふたりの能力の頭の上に何か出て来るというのがポップ味みたいなものがあって好きです。残念だったのはヅカの能力のシーンが短かったこと。ハートのエースとかスペードのキングとかバラエティを増やしてほしかったです。あと悪巧みしてるヤツの上にジョーカーとか
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