「とある人生の一日の記録」TOKYOタクシー satsuんさんの映画レビュー(感想・評価)
とある人生の一日の記録
すみれさんの人生が強烈過ぎて、鑑賞から丸一日経った今なお鮮烈。全体的に流れるように語られていく物語でも、各キャラクターの個性が強めなので、場面々々の印象は強い。煮えた油をかけちゃうシーンは、わたくしきっと忘れません。アイツは私も大嫌いだが、さすがにあれは想像もしなかった。
どんな人の人生にもドラマはあると思うけど、すみれさんほどフルコンボな人はいないと思うよ。喜びも哀しみも、レベル0から100まで全部揃ってるもの。
この映画はロードムービーでもあったし、おとぎ話でもあったし、すみれさんに仮託された、消え行く昭和という時代へのレクイエムでもありました。人生という本の最後のページでキムタクにあえるなんてすみれさん、ついてたね。
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