劇場公開日 2025年4月11日

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Page30のレビュー・感想・評価

全16件を表示

5.0イカれた熱意をぜひ渋谷ドリカムシアターで!

2025年5月10日
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まず、本作は単なる映画ではなく、かなりイカれたプロジェクトによって作られた作品。

エグゼクティブプロデューサーにドリカムの中村正人さんが担当されており、本作を届けるために、普通の映画館だけではなく、「Page30」専用の映画館を作ろう!ってことで、2025年4月より2ヶ月間の期間限定で渋谷にテントシアターを建てるという。

シアター内は普通の映画館とはことなり、
地べたにYogiboが置いてあり、それに座って作品を見る。
音響もこだわっており、ドリカムのレコーディングに使う機材も持ち込みで使っているそう。
普段の映画館では味わえない、臨場感と一体感が新しい映画体験を与えてくれた。

監督は「SPEC」「トリック」「20世紀少年」などのヒット作を撮られ、最近では「SINGULA」「ゲネプロ☆7」など舞台に関する映像作品を接客的に取られている堤幸彦監督。

脚本は堤幸彦監督とはイニシエーションラブでタッグを組まれていた井上テテさん。

ストーリーは・・・
突然、稽古場に集められた4人の女優。
30ページの台本を3日間練習し、4日目に舞台公演すると告られる。
しかも、演出家おらず、当日まで配役は未定。
劇場から出ることも許されない環境の中、4人はやりたい訳をつかむために全力で稽古に挑む。

話の構成自体は非常にシンプル。
とにかく3日感ひたすら練習して、公演するという話だが、このストーリーから想像できない面白さが詰まっている。

4人のキャスト陣の個性が爆発している。
・映像作品に出れてはいるが主役は取れず、2流の役者扱いされている琴異をスキャンダルがきっかけで一皮剥けた唐田えりなが演じる。
・舞台を軸に出演するものの、映像作品に出れておらず今回の舞台に人一倍思いを込める咲良を過去いろんな現場を経験され、野心あふれる広山詞葉。
・元アーティストだが、演劇経験はない樹利亜を元ハイカラ(HIGH and MIGHTY COLOR)のボーカルで、中村正人さんの奥さんでもあるマーキー。
・舞台経験が長く、演じることに疲れ果てた遙を舞台演技の個人賞を受賞されているベテラン林田麻里が演じている。

キャスト自身と強くリンクしているためか、演技の重みが乗っかってる。4人の個性が対極的に異なる中、当日まで配役が未定という設定により、全員がそれぞれの役を全て演じるシーンの面白さが爆発していた。

同じ話なのに、これほど違うのかって感心させられる。さらに同じまで話を単純に繰り返すと先の展開が読めて飽きそうなところ、本作はあえて1.6.12みたいなページを飛ばし飛ばし見せることですぐに物語がわからないように、逆に繰り返し見せることの良さを映し出していた。

そして、4人の熱意ある演技にさらに勢いをつけていたBGMとなるジャズピアノの存在。
セリフに合わせるかのような、テンポや音の強さ、勢いなどまるでセッションやんって思っていたら、実際ジャズピアノはシーンに合わせてアドリブでかつ1発取で撮ったらしい。
グラミー賞の上原ひとみだからこそ、生み出された技だと思う。

映画を届けるためにシアターを作り出すという常識にとらわれない「やりたいこと全力でやる」と姿はPage30で描かれているテーマ「周りに気にせず、演じることに全力に注ぐ」とも非常にリンクしている。

できればこのPage30を届けるために作った渋谷ドリカムシアターで4人のもがき抜く姿を見てほしい。

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somebuki

4.5何かを掴むべくもがいてる人は観るべき

2025年4月24日
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泣ける

興奮

知的

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ten

5.0「演劇の凄さ」

2025年4月21日
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興奮

知的

今年102本目。

Page30が一つのキーポイント。
こう言う意味なんだ。
女優4人の演技の凄さ。
クライマックスに向けて圧倒されると自分もここまでやり切っていいんだ。
誰が女性役やるかも見所。

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ヨッシー

4.5観たことない映画

2025年4月19日
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笑える

興奮

幸せ

評判がいいので鑑賞、、、と思ったら、コナンのせいでほとんどやってない。いい加減にして欲しい。
遠征するか迷ったけど朝目が覚めたので遠征。
見たことの無い映画で、「演技」と「演技の中の演技」と「素」が交わる面白い映画でした。
演劇も観るのでこれは面白い。
ところどろこ笑える。

作中の通り、唐田えりか目当てで行きましたが、結果他の三人の演技が良かった。
唐田えりかも、ある意味標準ど真ん中の物差しのような役割、これはこれで良かった。

コナンは混んでるのかな、、、それでもこんなにあったら満席にはなってないんじゃないの?
コナン以外は午前中かレートショーしかないのか。それでいいのか、映画界。有名アニメ映画前には公開しない方がいいね。
こんなんじゃ、一日二本映画観るのは大変だ。

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だるまん

4.5唐田さんの最初の本読み

2025年4月17日
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やきすこぶ

3.5可愛さをかなぐり捨てた唐田えりかには、まだ魅力を感じられないかな。。

2025年4月17日
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はりー・ばーんず

4.0セッション

2025年4月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

斬新

ドキドキ

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uz

3.0コンセプトは好き

2025年4月16日
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コンセプトは好き

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jung

4.5迫真の演技に圧倒される

2025年4月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

斬新

正確には演技してる演技になるね。劇中劇だから
展開はちょっとドラマティック過ぎるなぁ・・とも思うけど
見応えバッチリ見所たっぷりお腹いっぱい。
そしてカット毎に匂ってくる堤監督臭。
こういうのを待ってたんだよ、堤監督!
なんで上映館も上映回数も少ないんだろ良作なのに
キャストが地味?ポスターも遠景だしな
まぁ、しょうがないのか

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みのまる

4.02倍お得

2025年4月13日
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鑑賞方法:映画館

映画としても、舞台としても楽しめたので、2倍お得ですが、演じている俳優さんは大変だったでしょう。しかもほぼ4人での芝居で、間違えられないし。唐田えりかさんは最初の頃の強気な感じの頃は良かったのに、最後の舞台の後半の頃は気の抜けた様な感じがありましたが、あれはどうしたのでしょう?

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ごっとん

4.5<これは映画か演劇か、それともドキュメンタリーか!?>

2025年4月13日
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興奮

知的

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HiraHiraHirappa

4.5社会は総合芸術だということ

2025年4月12日
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鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞27本目 傑作 75点

取り急ぎ、

page30→30日→1ヶ月→労働と生活
仮面→不特定多数の無責任な声
チャンスを掴む&成功したい→社会の荒波に乗りたい
4者力量の違い→職場の能力や気力の違いのむず痒さ
台詞間違えたら即終了→芸能人の野暮な発言が命取り
ページのめくる音が揃う→集団の無言の圧力
わざと間違える→他人の成功を祝福せず蹴落とす人相
最後仮面を外し満面の拍手→世間の手のひら返し
様々な企業が出資し成り立つ演者モノ企画→テレビ感
役を取り替えたり衣装も着回す→自分の代わりはいる

といった含みは間違いなくあると思う

浮かび次第書き出し、ちゃんとレビューし直します

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サスペンス西島

2.0嗚呼下北沢

2025年4月12日
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単純

顔合わせから中2日缶詰で、配役の決まっていない舞台劇に挑む4人の女優の話。

ホテルの併設された舞台に集まった4人が、誰がどの役かも決まっていない中、30ページの台本の演劇UNDER SKINを3日後に披露すると聞かされて巻き起こっていく。

主役は演じていないけれどTVや映画でみたことあると言われる偉そうな琴李、なんだか能天気に見える咲良、素人丸出しで訛りまくってる樹利亜、謎の運営からの要望を知っていて取り仕切る遥、がぶつかりながら稽古を進めて行く様子をみせて行く展開でだけど…。

偉そうに言ってるけれど読んでます感丸出しの演技しが出来なかったり、訛り具合いにばらつきがあったと思ったら簡単に直っちゃったりと粗が目立つし、同じ様なダメ出しとか衝突とかをたらたらとみせるので非常にに長く感じる。

そしていよいよの仮面も何でそれがプレッシャー?その設定だとエンドレスもあり得る?それとも一周で終了?からの、特に劇中劇を観せようとしている作品でも無さそうなのに長いこと(*_*)

あらすじ紹介に終わりが決まっていないってあったけれどそんな設定ありましたか?からの、オチもなんだかそれで終了って…という感じで、内容の割に尺が長いことばかりが気になった。

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Bacchus

4.0夢芝居

2025年4月11日
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舞台的演技と映像的演技(と素人芝居)のせめぎ合いから始まってヒリヒリした展開が続き、身の上話でちょっと緩んだが(意図的か?)本番シーンではマジで手に汗握った。ラストの台詞唱和はサービスみたいなもんだろうけど悪く無い。
上原ひろみ(pf)と中村薫平(b)の演奏が実に効果的だったが、おそらく映像見ながら弾いているのだろう。芝居もジャズ演奏同様に双方向的な対話で成り立っているのを思い出させる、第五の主役といえるだろう。
「片思い世界」の三人が出演してたら、とちょっと思ってしまった。

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ひろちゃんのカレシ

5.0人間ドラマ、社会ドラマ

2025年4月11日
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女優も、脚本も、映像、音楽も全てが良かった!

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kazu

5.0惹き込まれてしまった。

2025年4月11日
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鑑賞方法:その他

興奮

知的

幸せ

ドリカムシアターにて床(芝)に座って鑑賞。脚や腰が大丈夫か不安だったが大丈夫だった。唐田えりかが物凄かった。

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あくび