「ホラー映画を楽しみたい人向けではないと感じてしまいました。」事故物件ゾク 恐い間取り 民主主義の豚さんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー映画を楽しみたい人向けではないと感じてしまいました。
前作は未鑑賞ですが大ヒットであったことと、松原タニシ氏著書「恐い間取り」第1巻のみ既読を頼りにそれだけの予備知識で鑑賞しました。
特にこういったホラー系やお涙頂戴系の話って演技力あってなんぼと思っておりますが、昨今の旬なタレントやアイドルを起用して話題性という起爆剤を用いてヒットを狙う傾向にはかねてより疑問を感じております。
出演者のファンにとっては楽しめる作品だったのかもしれませんが、ストーリーの構成や設定、役者の演技から「事故物件×ホラー」を期待していた身からすると方向性のずれを感じてしまいました。
ホラー映画を名乗るのであれば、ちゃんとした“恐さ”を届けされる演出と、説得力のある演技が欲しいです。「恐いのが苦手な人向けのホラー作品」や「アイドルのプロモーション込みの恐怖映像」としてなら需要はあるのかもしれません。
でも、自分はやっぱり「役者の演技力で引き込まれる、背筋の凍るようなホラー」が観たい。
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