「真面目につくられている」事故物件ゾク 恐い間取り Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
真面目につくられている
オープニングが『東京に行って役者になりたい』と主人公の夢を語るところからなんだよね。キャラ起てから始まってるの。
事故物件の話だから主人公のキャラはけっこうどうでも良くて「わー!」「キャー!」ってやってればいいんだけど、真面目にやってきた。しかも滝藤賢一まで使って。
主人公の最初の仕事がCMエキストラで、CMタレントが亀梨くんなんだよね。前作の主人公を使って遊び方がうまい。スタッフのレベルが高いなって思うの。
観ようによっては事故物件タレントがCMの仕事をやれるまでのし上がってったんだとも見えるしね。
事故物件に住みはじめると、部屋に入るといきなり暗がりに女の子視えるね。もう目が離せない。
あとは「わー!」「キャー!」言って、「驚かないぞ」と思って観てるんだけど驚かされたりして、面白いね。
起承転結の転の部分で、畑芽育がなんか突然語り始めたよね。
「あれ? 寝たかな、俺?」ってくらい話の展開が急だった気がするんだけど、本当に寝てたのかな。自信ない。
最後に、ドンデン返し!って感じだけど、まあ、どうでもいい。
でもここで主人公のキャラ起てが効いてんのね。
ただわーキャーやれば良い話に主人公のキャラも作ってお話にして、真面目につくられてるなって感じたよ。
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