劇場公開日 2025年7月25日

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「いろいろと???だけど、4話のオムニバス風で飽きさせないつくり」事故物件ゾク 恐い間取り カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5 いろいろと???だけど、4話のオムニバス風で飽きさせないつくり

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

にはなっているけどやっぱ物足りなさは否めなかった。

祓う事まではせず体験した事をだけを伝えるというのは良いが「後から聞いた話だけど実はあの部屋は・・・」と事故物件になった理由を後々簡単に知ってしまうのはどうかと思う。
そんな簡単に知る事ができるならシェアハウスの連中なんかとっくに出て行ってるでしょ。
不動産屋が事故物件って認識してるにもかかわらず、住人は全く心当たりはないとか言ってるのもよくわからなかった。

旅館の話も撮影クルーが夜に撤退してバスで休んでたけど、深夜帯こそ勝負の時間じゃないのとか思うんだけど。
主人公が怖がってるけどわざわざ音のする部屋へ確認しに行ったり(あれは夢の中の話?)、勇気があるのかないのかよくわからず共感しにくかった。

部屋を出ればもう取り憑かれなくなるというのもあっさりし過ぎ。

ずっと鍵がかかってたのに事務所に入れたのはなんでだろうか。

優しい人に霊は寄ってくるって考えこそある意味一番怖い話だと思った。

中田監督がジャパニーズホラーの第一人者というのは否定しないけど、アイドル主演のビジネスライクな仕事も多く(数年前の相葉くんの映画とか)、白石監督のように好き勝手に振り切って撮って欲しいなあと思ったりする。(本当に個人の見解です)

滝籐さんもう少しストーリーに絡んで欲しかった。(無駄遣いw)

カツベン二郎