「今週の荒れ枠ではあると思うが、不愉快な部分もほぼない作品。是非。」事故物件ゾク 恐い間取り yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
今週の荒れ枠ではあると思うが、不愉快な部分もほぼない作品。是非。
今年171本目(合計1,712本目/今月(2025年7月度)20本目)。
「荒れ枠になる」というより、そもそも論として映画館全体が鬼滅の刃祭りなので、他の映画がどうしても評価数少な目で平均点がまともにならず、「見かけ上」そうなるのは、その意味では仕方がないと思います(このサイトだって、こうした特殊な事情の中で、新作でありながら1日2~3上映といった特殊な状況の映画でレビュー投稿される方はかなり限られているといえるし、そうした方はかなり厳しめな判定をされるので、どうしても下がりがち(それ自体を非難するものではありません))。
さて、こちらの作品です。
結局のところ、タイトル通りで、主人公が色々な事故物件に住むというだけで、まぁ、これもタイトル通り、やや「ゾクっ」とする部分はありますが、一般指定なので配慮もありますし、まぁ、ある程度気になる点もなくはないですが、この手の映画(特に「日本の」ホラー映画は概して見に行く、行かないが分かれがち。日本より、まだ韓国や台湾など文化の推定がききやすく、日本のそれよりクオリティが高いとしてそちらに行く方も多い)はどうしても視聴者を限定してしまうのかなぁ…といったところです。
確かに全体から見れば、ややネタ枠かという気もしなくはないですが、そのこと(ややネタ枠であること)は予告から推知できたし、それとて「やや」ネタ枠という扱いであって、軽めのホラー映画を、いわゆる「事故物件」をテーマにして扱おうという趣旨は理解できますし、日本では「意外にも」身近なテーマなので(賃貸等では事故物件の場合、告知が義務付けられます。市営県営であっても同じ)、日本ではなじみがままあり、極端にヘンテコな方向にはいかないので、そこは安心といったところです。
ホラー映画といっても、本映画のような一般指定から、それこそ相当な覚悟がいるR15やR18のものまで(個人的なトラウマは「SAW X」なんですが…。あれを最前列を見たら多分精神崩壊しそう…)ありますが、その中でも軽めで、この季節に「さくっと」ひんやりするならおすすめといったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/事務管理と無権代理の解釈が雑) ※ 事務管理単独の論点は固定0.2、他が絡むと(通常は無権代理とセット)0.3固定の扱い
事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているのではないので、管理者が本人の名で何らかの法律行為(準法律行為も含む)を行っても、それはただちに本人に効果帰属しません(本人の追認がない限り、ただの無権代理(条件を満たせば表見代理)にしかなりません)。 ←最高裁判例
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