「ゾクっとしなかった」事故物件ゾク 恐い間取り りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
ゾクっとしなかった
事故物件 恐い間取、シリーズ第2弾。
タレントになる夢を諦めきれず、29歳で順調だった仕事を辞め、福岡から上京した桑田ヤヒロは、頼った芸能事務所社長から貰った仕事で、事故物件住みますタレント、として活動することになった。必ず取り憑かれる部屋、いわくつきの古旅館、降霊するシェアハウス、といった事故物件を転々とし、それぞれの物件の謎に迫っていったのだが、ヤヒロは優しい性格のため、誰よりも取り憑かれやすく、怪奇現象が次々と降りかかってきた。そして、ヤヒロは仕事を通して仲良くなった春原花鈴の過去から衝撃の真実を・・・そんな話。
前夜祭舞台挨拶中継の回を鑑賞。
冒頭のシーン、高校卒業し11年間働いてた会社を夢のため辞めて上京、という所から、何やってんの?って疑問だらけ。
そして、事故物件でも、前作は多少怖かったが、本作は演者の問題か、ほとんど怖いと感じなかった。そして、間取りなんか殆ど関係ないし。
桑田ヤヒロ役の渡辺翔太がチャラい田原俊彦に見えて、ホラーなのに主人公に全く感情移入出来なかった。そして、突然大きな音を出してビクッとさせるのはやめてほしい。こういう演出は大嫌いです。
春原花鈴役の畑芽育は多少マシだったが、これも前作の奈緒に比べるとイマイチ。
芸能会社社長・藤吉清役の吉田鋼太郎も、そういうことか、という程度。ファンタジーなの?って思った。
滝藤賢一が多少印象に残ったくらいで、出演者にもストーリーにも殆ど響くものが無く、ゾクっともせず、眠くて面白くなかった。
スノーマンのファン向けか?今作は合わなかった。
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