爆弾のレビュー・感想・評価
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バクダン岩って知ってますか?
タゴサクさんは刑事から化け物って呼ばれてたし、頭もこの日のために丸く整えてきたみたいやし、顔もゴツゴツしてるし、完全にドラクエに出てくるバクダン岩を意識してると思ってた。最初に秋葉原を爆破したのもゲームとアニメ=ドラクエで、ドラゴンズの帽子も被ってた。名前もタゴサク=バクダンで同じカタカナで最後まで身元が分からなかった。もうこれは僕はリアル・バクダン岩です!って自白してるようなもん。だから最後は十円ハゲの所から岩が露出して、バクダン岩と化したタゴサクが笑顔で自爆するんやと思って、エンドロール終わりの大どんでん返しを待ってたのに、俺の推理は外れた。タゴサクさん、今回は俺の負けです。
渡部篤郎が心を折られるぐらいまでは良かった。
その後、モジャモジャ頭に交代して怒涛の反撃タイムかと思ったらそうでもなく、ミステリー系の映画によくある、最後は何かゴチャゴチャしだして、誰が真犯人でも別に何でもええわって感じになってしまった。
こういう系の映画だと、ユージュアル・サスペクツがとんでもなく完璧でクールなオチだった気がするけど、あれは事件後の取り調べで、今回は事件真っ最中という難しい設定に取り組んでたと思う。
佐藤二郎に何もかも翻弄されて取りつかれる。
酔った男が酒店の自販機を壊す。警察に連行されて取調室。名前はスズキタゴサクと名乗り、それ以外は忘れたと証言。スズキは霊感で刑事の役に立つと言い「10時ぴったりに秋葉原方面で何かが起こる」と予言、秋葉原で爆発事件が起きる。そしてスズキは「ここから3回、次は1時間後に爆発する」と言い出します。警察から問いただされるが「私が爆発を起こしたわけじゃない。霊感が働いただけ」と持論を展開。そこから早期の爆弾発見と犯人特定に焦る警察。単独か複数かそもそもスズキタゴサクとは何者か。
取調室での警察とスズキタゴサクのやり取りが不気味で陰湿な展開となっていきます。
佐藤二郎の魅力全開といったところです。
特筆する点は、翻弄されているそれぞれの刑事、警官が様々描かれています。スズキタゴサクに共感していく等々力と類家、制度と建前を守ろうとすろ清宮、出世欲のみの矢吹、仲間を想う倖田。それぞれの立場で事件に翻弄されながらも取り組んでいく群像劇的が描かれる点です。よくできた作品です。そして肝心の真相となります。邦画でありがちの実は純愛、人間愛、家族愛といった感動物語なのかと思いました。ところが見事にうらぎられ振り切った真相となっていました。
スズキ「生きて行くのが嫌にならない?馬鹿に囲まれて嫌では?私って悪ですか?」
類家「そうだ、うんざりしている。この世界が滅んじゃえと」
後半のこの会話が、ラストシーンのトイレにいる類家の背中で終わる意味に繋がっている。
真相にたどり着いたがスズキタゴサクは消えない。
満足度の高い作品でした。
原作は続編の裁判展開があるようですが、続編があれば期待できると思います。
面白かった
誰にでも潜んでいる心の中の悪魔を認識させられる気がした。
私も最初は早く見つけて!爆発する前に回避して!と願っていましたが、最後辺りでは、これ映画なのだし、もっと派手に!と言うか丸い所全部行っちゃって良いんじゃない!?
なんて怖い事考えていました。
後で自分で自分が怖いと思いました。
それと俳優さんですが、今まで俳優として佐藤二朗さんの事は好きじゃありませんでした。
しかし、今回はすごく良かった!
この映画を面白くさせたのは間違い無く二朗さんの演技(個性)だと思います。
山田裕貴さんは相変わらず素敵でしたが、二朗さんの素敵さは断然上回っていました。
おもしろかったような。
心に何も残らないような。
暇つぶしにおすすめ。
追記
催眠術で記憶を消されました。だったかな?
すごく面白い設定と思いました。
政治家お得意の記憶にございません。で無罪。というかうやむやに。
「催眠術で記憶を消された」という、政治家がよく使う「記憶にございません」とちょっと違う無責任的な記憶喪失っぷりなところ。
人がたくさん死んでるのに超無責任。
実際にこの手の犯罪で使ったらどうなんだろう?
そこらへんがけっこうおもしろかったです。
面白かった
<レクターとスズキの背景が違うとどんな展開になるのだろう>
最初の数分で、「羊たちの沈黙」のような話を日本バージョンで作りたかったのかなと思った。
流れは似てるけど、レクターとスズキの背景が違うから
結果、これはこれで良いかんじに面白かった。
はたしてスズキは才があるのだろうか。
逸脱した天才に憧れている普通の天才?
それは類家が推測していたから類家寄りに自分が見ていたからだろうけど。
普通の天才だと思っていたら逸脱していた
という続きがあるなら爆弾2を期待します。
やっと、日本の映画界も、いや、最終OK出すPとかが、
ぬるい映画はつまんないと気づいたのかな。
「羊たちの沈黙」とどうしても比べてしまう
巷のインフルエンサーがお勧めするほどの面白さは感じられなかった。
理由は、警察の「真剣さ」とか被害者の「命の重み」みたいなものが軽い感じがしたから。
多分、理由の一つはスマホのせい。
スマホが出現した時代の映画の(物語の展開)は非常に高速化してしまった。
この映画内では犯人の証言はスマホで一瞬で関係者に伝達、共有され、また警察の判断の正誤の結果はすぐに分かるようになってしまった。
つまり本作には登場人物の(時間経過による微妙な心理の変化)を描く時間的な余裕が殆ど無いのだ。
本作の登場人物が問題に直面した際に抱える葛藤や迷いなどが表現されることはなく、あるのは「犯人の出すクイズにうまく答えられなかった刑事の悔しさ」みたいなものばかりだった。
ではスマホがない時代の映画ではどうだったのだろうか?
例えば「羊たちの沈黙」では変質者のレクターの証言に警察はヘリや車を使って長距離を右往左往させられ、無駄な時間を費やしながら事件を追っていった。その間に状況は刻々と悪化する方向へと変化していった。
また(変質者に幽閉された政治家の娘が感じる死の恐怖)を思う存分感じることができたのも(命というロウソクの火が時間とともにジワジワと消えてしまう)というような時間的な焦燥感を観る者に与えたからだろう。
本作「爆弾」では犯人の供述の後すぐに犯行現場から電話が鳴ったり、メールが送られてきて供述や警察の推理の答え合わせが行われる。これが観ている僕としてはあまり面白くなかったのだ。
映画内で爆発により死傷し人たちに対する悲しみの感情は殆ど湧かない。何故なら、その人たちは物語を描く作者の都合で死んでいっただけに過ぎないから。
本作はそういった「命の重み」や「警察官の深い葛藤」をそんなに感じる事がなかったから、そんなに高くは評価できない
でもこれがスマホ時代の物語の作り方の一つなのかも知れないとも思う。
謎が次々と出題されて直ぐに答え合わせが行われることに人の脳内はドーパミンを放出し満足する時代なのだ。
かく言う僕もそうだ。話題の映画を観て、直ぐに解説動画を漁り答え合わせをしているから。
悪意の質
チェンソーマン3回目と迷いながら本作を視聴。
取調室内の少人数の静かなやり取りはさながら舞台演劇の趣があり、それが物語りの半分を占めるのに面白いという良質なミステリーかつサスペンスで、本日はこちらを選んで大正解。
物語りの中心人物の鈴木は冴えない見た目とは少し違い、滑稽なしぐさで楽しそうに饒舌に人を煙に巻きながら、人々を不幸に落としていく。まさに舌禍。
おそらく人は誰しも善と悪の両面を持ちながら、社会に適合するため自己を律してバランスを保っている。少し悪いことをしたり、少し人の悪口を言うのは刑事でも例外ではなく、犯罪を犯す者との違いは悪意の量と質の違いなのだろう。
私は悪かという鈴木の問いは、鏡で自分の顔見てみろという我々への皮肉であった。
その鈴木は取調室で一貫して悪人を演じていて、静かなサイコパスを演じる時も、類家とのバトルで高揚し大声で怒鳴り散らした時も。唯一素の自分だったのはホームレス時代の過去で、優しさに触れたと思った明日香からも裏切られたと察し、肩を落とし帽子を脱いだ姿が印象的だった。同情はしない。
鬱屈した物語りの最後、最初に取調室から退場した等々力が、鈴木から嫌味を言われたのに返した言葉「でも俺は不幸だと思っていない」(確かこう)がしっくり来た。私がこの物語りで一番共感できたのも彼だった。
結局 田吾作はなんの罪で捕まったのか?
Drレクターシリーズが好きな私。そちら系の映画なのかなと思っていたが、少し違った。結局鈴木田吾作は爆弾を作ったわけでもなく、仕掛けたわけでもない。殺人も行ってない。結局は何の罪になるのだろうか?逮捕されていたが何の罪で逮捕したのかいってほしかったな。
是非あの天才系刑事さんと踊るのキョンキョンの天才犯罪者と対決してほしいな。
しかし自動販売機のペットボトルに爆弾?は実際にやられそうで怖い
面白い!小さい子は注意、R18級の死体祭り、性的なシーンも
自分は佐藤二朗が好きで、子供は山田裕貴が好きなので、
中学生の子と一緒に見に行きました。
PG12だから鬼滅の刃いけるならいけるっしょと思いましたが甘かった。
ちょっとこれは中学生には衝撃的すぎるんじゃないか。
これからお子さんと見ようと思ってる方、死体いっぱい出ます。
体の一部か吹き飛んだりする演出や、性的な演出もあるので個人的にR18かなあ。
ホラー好きな自分にとってはめっちゃ面白かったです。
のまれるのまれる。ぐいぐい。
常に緊迫した状態が続くので中だるみどころか気が休まる暇がない。
2時間ずっと緊張状態なので人によっては心臓が痛いのでは。
心臓に疾患のある方注意。ドキドキしっぱなしで心臓負担かも。
2時間半あっという間。
佐藤演じるスギタタゴサクのいる舞台は取調室。
全然画面が変わらない。ずっと取調室なのに釘付けにさせるのがすごい。
佐藤二朗の演技か?カメラワークもか?目が離せない。
それと対になる、東京のあちこちで翻弄される警察、市民。
エキストラすごく多い。爆風や負傷者や死者やおびえる人たち面白がる人たち、実際爆破事件があったら、こうなるだろうという想像を見事に再現している。
取調室と爆破が繰り返されるんだけどそのコントラストがすごい。
静と動がすごい。
佐藤二朗、山田裕貴はもちろんすごいとして、この人だれだようますぎると思ってた刑事、エンドロールガン見してたら渡部篤郎さん。
渡部篤郎さんの出る映画あんまりみたことなかった。
これからは渡部篤郎さんの出る映画もチェックしたい。
芯をしっかり持ちながらもスギタタゴサクに翻弄される演技が見事だった。
ラストがちょっと不発だったかな。結局もやもやするようなエンディングだった。
ドカーーーーーーーン!!!!!からのスンッ…。ていうラスト。
続編があるならそこでタゴサクの人となりをもっと知りたい、完全解決してほしい。
どこかのコメントで「自販機使うの怖くなりました~」「ネタバレすな~」みたいなやり取りを見たのだが、見終わった後、ああ、そういうことか。と妙に納得。
この映画見た後は、たしかに自販機ちょっと躊躇しちゃうかも。
佐藤二朗ますます好きになった。気持ち悪い役もこなせる俳優さん大好き最高。
「あんのこと」もいいし、「さがす」もいい。でもこっちが好きかも。
気持ち悪くて最高に大好き。
単純に面白かった
山田裕貴って、本当に上手な俳優だと思います。『ミステリと言う勿れ』っぽさがあります。類家(山田裕貴)や久能整のようなキャラ、結構好きです。山田裕貴の髪型や輪郭から醸し出される雰囲気が滝藤賢一っぽかったと思ったのは私だけでしょうか。
スズキタゴサク(佐藤二朗)さん、こんなに頭いいのにホームレスにまで落ちる理由がわからない。頭のいい犯罪者って、『羊たちの沈黙』を思わせます。あそこまでの気持ち悪さは無いですけど。
警察官が、現実にはあり得ないであろう単独行動をして、二人とも大失敗という展開も良い。警察のような縦社会で単独行動なんてあり得ないでしょう。単独行動してはいけない理由があるんです。
ちなみに、辰馬が危険物取扱者乙種6類取ってましたが、これだけじゃ爆弾作れないし、そもそも危険物取扱者は爆弾作る知識はありませんね。こんな超高性能の爆弾は作れないと思います。
自分も「喰われてしまいました」😅💦
滅茶苦茶面白ぇ‼️って、マジで思いました。
原作は未読ですが、今年初めからの番宣で散々観せられて、興味を持たずにはいられなかった映画「爆弾」。
上質の「クライムサスペンス」として、素直に楽しめましたね。
特筆すべきは、「ススキタゴサク(演:佐藤二朗)」の、素晴らしい演技。
独特の口調で警察組織を煙に巻く言動が本当に素晴らしくて、尋問している警官に「…お前、喰ったな」と言わしめた通りに、自分もその世界に「喰われ」ていました😅💦(笑)
それに対する、最初は先輩刑事の記録係として傍に居た「類家刑事(演:山田裕貴)」の、自分が尋問官になった瞬間からの、スイッチが入ってから(目の色が一瞬で変わるのが、滅茶苦茶カッコいいっス‼️)の、緊迫感が半端ない取調室の駆け引きは本当に面白かったです。
周りの共演俳優さん達の豪華さはさることながら、それに見合った延期合戦の応酬は、マジでシビレて感動しましたね。
「映画なんて…」と思いつつ、映画館に行くのを躊躇しているあなた‼️
「本当に面白いの❓」って猜疑心の塊になり、映画を観ようとしないあなた‼️
騙されたと思って、是非映画館に行って映画を観て下さい。
そして「スズキタゴサク」に喰われてみて下さい。
マジでこの面白さに「喰われます」(笑)
確実に満足出来る作品に出会えると思います。
ネタバレ有りの個人的な感想
まず、大前提としてめちゃくちゃ面白かったです。
引き込まれてるし、展開もワクワクしました。
ただ、見終わって思った事は、解決出来なかった事の多さです。
これがこの作品を面白くしてる要因でもあると思いましたが、類家と轟が推理できても、現場での判断ミスなどによりふざけないなどと言った妙やリアリティが満足度を高めていると思いました。
最後に鈴木の本当の動機は何でしょうね。
本当に強烈な承認欲求なのか。
きっと出るはずの続編に期待です
とにかく佐藤二朗の怪演がすごい。
久しぶりに映画に引き込まれました。佐藤二朗と警察の駆け引きがすごい。とにかくすごいテンポで爆弾が爆発してます。被害にあった人が生々しい。こういうのが苦手な人は遠慮した方がいいです。エンディングも期待を裏切らない内容でした。(私感)この映画の原作を読んでみたくなりました。
最後に監督の名前が実のいとこと同姓同名(漢字も同じ)でした。(笑)
見入ってしまった
予告から気になってた映画で出演者も好きな人たちばかりなので鑑賞しました!
街を切り裂く轟音と悲鳴、東京をまるごと恐怖に陥れる連続爆破事件。
すべての始まりは、酔って逮捕されたごく平凡な中年男・スズキタゴサクの一言だった
「霊感で事件を予知できます。これから3回、次は1時間後に爆発します」
爆弾はどこに仕掛けられているのか?
目的は何なのか?
スズキは一体、何者か?
次第に牙をむき始める謎だらけの怪物に、視庁捜査一課の類家は真正面から勝負を挑むスズキの言葉を聞き漏らしてはいけない、スズキの仕草を見逃してはいけない。
すべてがヒントで、すべてが挑発密室の取調室で繰り広げられる謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探し「でも爆発したって別によくないですか?」
その告白に日本中が炎上する
というのがあらすじ!
爆弾というタイトルだったので派手な演出が多いのかと思ってましたがそんなことはなく取調室での会話劇でかなり引き込まれます
類家も頭がキレるけどスズキタゴサクも同じぐらい頭がキレる
伊勢もうまいように利用されてたし…
しかも確信に迫る情報も言ってた
タゴサクの会話にはヒントが散りばめられててもう一度観たいと思っちゃう
よくこんなにも思いつくよねと思います
一回戦の清宮はタゴサクに負けて犠牲者を出しましたね
清宮の心をえぐる言葉を言って指を折らせて
「これがあなたの心の形」と言ったときはゾッとしましたよね…
二回戦のタゴサクと類家の戦いはさらに面白い!
類家は唯一タゴサクの話術にはまらなかった
明日香が爆弾を持ってないこともわかってたしすごい
そして最後の爆弾が見つからないまま終わるとは思わなかった
確実な証拠があるわけじゃないし明日香もタゴサクも罪にはとえないじゃないかなと思います
タゴサクは催眠術にかかってたと言い張っているとナレーションがあったし…
終始人をうまく操ってたタゴサクは底知れぬ怖さがありましたね
これは続編がある感じかな?
タゴサクの正体も不明なまんまだしあるのならいつかしてほしいし楽しみ!
誰しも心に闇があるしタゴサクになる可能性だってある
いろいろ考えさせられる映画でした!
最後にタゴサクに言った類家の言葉もよかった
あと山田さんと佐藤さんの演技がかなりすごい!
今年1番と思うぐらい面白い映画でした!
ありがとうございました😊
化け物退治💣️
予告編観たときから、なんだこの設定!と、すぐさま鑑賞リストに加えました。
んで、今日、いよいよ観れる時が来た!
近場の映画館はフェイストゥーフェイスでチケットを買うので、
今作の上映時間前は、完全に裏取引場になってました。
僕も「爆弾をお願いします」と店員さん改め闇のブローカーにお金を払い、いざ、鑑賞!
それぞれの登場人物たちに残っていた禍根や呪いが、まるで爆弾が爆発したみたいに吹き飛ぶ映画。
爆発シーンはどれも突発的。特にバイクの奴。あれはやばい。
鬼の伏線回収が気持ちよすぎて、もうずっと釘付けでした。
いちばん好きなのはYouTubeに投稿された映像たち。
アレは、イカれた思考の辰馬君の映像をタゴサクが真似した物ですが、そうしてみるとあの棒読みが、他責で勝手に世の中にムカついてるジェラシーな辰馬君を馬鹿にしてるように感じて笑えてきます。
もう核心に踏み込みますが、
辰馬君は「環状線で爆破テロを起こして、辰馬君家族をバラバラにしたその他大勢の者たちに制裁を加えること」を目的としていて、スズキタゴサクがそれを乗っ取り、秋葉原、ドームシティ側、代々木公園を爆破した、というのが事件の顛末でした。
スズキタゴサクのしたかった事は、自分が「ジョーカー」みたいになることだったということなんだと僕は解釈しました。これで合ってるのかはわかんないですけど。
「霊感」とか「予言」とか言う怪しげな男の言う通りに爆弾は爆発していく─
取り調べ室の中で、まるで演劇みたいに
タゴサクワールドを作っていくことが、目的。
そういう意味では、この映画の設定をおもしろ!と思って観に行った者たち(つまり僕)も、元を正せば劇中で再生回数を稼いだ大勢の者たちとなんら変わらない。
劇場型犯罪を、蚊帳の外で楽しんでる訳ですから。
「ボタンを押せば爆弾が降り注ぎ押した者に大金が入る。押さなくても爆弾は降り注ぐ。で、ボタンを押すか?」
この問いの穴は、果たして自分もその爆破の被害者に数えるのか数えないのか?という所、まさしく、「お前は蚊帳の外にいるのか?」という所にあるわけですが、
結局野方署で爆破は起きませんでした。
最後の爆弾は行方知れず。タゴサクは結果として死ななかった。
タゴサクが最初から最後まで爆発に対して無関心だったのが、野方署が絶対的に「安全地帯」である伏線だったんですね。
タゴサクの頭の中に、自分に爆弾が降り注ぐという可能性はなかった。…のか?
もうどこからホントでどこから嘘なのかわからないし、この男の腹の底が読めなさすぎます。
ただ少なくとも、劇中のその他大勢も、僕も、そしてスズキタゴサクも、大した違いはないということは確か。
皆一様に、蚊帳の外。例のボタンも迷わず押せる、膨れ上がった社会という化け物。
その化け物を退治できるのは、そんな社会にウンザリしている、ルイケだけなんだと思います。
つまりは、ルイケisヒーロー!
鑑賞後、映画館の外の自販機と距離をとって、家に帰る今日この頃でした。
ていうか、最後の爆弾ってつまりそういうことですよね。
「お前らは蚊帳の外じゃねぇぞ」っていう。
佐藤二朗さん怪演。でも主演ではない?
佐藤タゴサク二朗さんがいつ福田雄一作品における佐藤二朗さんの顔を見せるんだろうとどこかでずっと警戒しながら観ていましたが、最後までしっかりとスズキタゴサクを演じきっていましたね(そりゃそうだ)。すごかったです。
山田裕貴くんも警察にいながらただの正義漢ではない一癖あるキレ者という魅力的な役を演じきっていました。ただ、この映画の主役はタゴサクさんなのではと思ってしまいました。エンドロールのキャストの最初を見逃したかと思ったくらいで、最後に出てきてあれっ?て。
登場人物として好きだったのは、染谷将太くんのトドロキ。理詰めの類家より人間味を感じて、それが刑事としていいのかどうかはともかく、救いのようなものを感じました。
役者陣の演技は皆さん良かったと思いますが、ミステリーという意味で、あの真相には納得がいかず、あんなに賢いタゴサクがなぜホームレスなのかとか、母が息子を? そこまで? そんな簡単? など、ちょっと理解が追いつかないことがいくつかありました。小説では飲み込めて納得できたとしても(いつものことですが原作未読)映像つきの謎解きでは、無理やご都合を感じてしまって冷めてしまいました。評価を高くできなかったのはそのあたりです。⭐︎4寄りの3.5
役者は頑張っていたと思います
ダークナイトのジョーカーの取り調べシーンみたいなのが延々と続くだけの映画です。
犯人の爆弾設置場所なぞなぞに律儀に付き合っている警察を見て、全くげんなりしました。
容疑者の屁理屈みたいな物言いに心をバキバキに折られたり、
いいように操られたりする警察は、あまりに弱く書かれすぎではないかと思います。
結末については、容疑者には改心もなければ後悔もなく、「はあそうですか」という感じの終わりでした。
最後に”容疑者の出自は結局一切不明”という話が出るのも、
振り回される無力な警察という描写を正当化するための方便にしか思えませんでした。
役者に興味はないのですが、基本的に皆さん良い演技をされていたと思います。
佐藤二朗さんが特別取沙汰されますが、あの役者さんをこういったシナリオに起用すれば、
怪人物を鮮やかに演じられるであろうというのは、おおむね予想できることではないかと…。
全339件中、141~160件目を表示
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