爆弾のレビュー・感想・評価
全220件中、41~60件目を表示
とにかく佐藤二朗の怪演がすごい。
久しぶりに映画に引き込まれました。佐藤二朗と警察の駆け引きがすごい。とにかくすごいテンポで爆弾が爆発してます。被害にあった人が生々しい。こういうのが苦手な人は遠慮した方がいいです。エンディングも期待を裏切らない内容でした。(私感)この映画の原作を読んでみたくなりました。
最後に監督の名前が実のいとこと同姓同名(漢字も同じ)でした。(笑)
見入ってしまった
予告から気になってた映画で出演者も好きな人たちばかりなので鑑賞しました!
街を切り裂く轟音と悲鳴、東京をまるごと恐怖に陥れる連続爆破事件。
すべての始まりは、酔って逮捕されたごく平凡な中年男・スズキタゴサクの一言だった
「霊感で事件を予知できます。これから3回、次は1時間後に爆発します」
爆弾はどこに仕掛けられているのか?
目的は何なのか?
スズキは一体、何者か?
次第に牙をむき始める謎だらけの怪物に、視庁捜査一課の類家は真正面から勝負を挑むスズキの言葉を聞き漏らしてはいけない、スズキの仕草を見逃してはいけない。
すべてがヒントで、すべてが挑発密室の取調室で繰り広げられる謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探し「でも爆発したって別によくないですか?」
その告白に日本中が炎上する
というのがあらすじ!
爆弾というタイトルだったので派手な演出が多いのかと思ってましたがそんなことはなく取調室での会話劇でかなり引き込まれます
類家も頭がキレるけどスズキタゴサクも同じぐらい頭がキレる
伊勢もうまいように利用されてたし…
しかも確信に迫る情報も言ってた
タゴサクの会話にはヒントが散りばめられててもう一度観たいと思っちゃう
よくこんなにも思いつくよねと思います
一回戦の清宮はタゴサクに負けて犠牲者を出しましたね
清宮の心をえぐる言葉を言って指を折らせて
「これがあなたの心の形」と言ったときはゾッとしましたよね…
二回戦のタゴサクと類家の戦いはさらに面白い!
類家は唯一タゴサクの話術にはまらなかった
明日香が爆弾を持ってないこともわかってたしすごい
そして最後の爆弾が見つからないまま終わるとは思わなかった
確実な証拠があるわけじゃないし明日香もタゴサクも罪にはとえないじゃないかなと思います
タゴサクは催眠術にかかってたと言い張っているとナレーションがあったし…
終始人をうまく操ってたタゴサクは底知れぬ怖さがありましたね
これは続編がある感じかな?
タゴサクの正体も不明なまんまだしあるのならいつかしてほしいし楽しみ!
誰しも心に闇があるしタゴサクになる可能性だってある
いろいろ考えさせられる映画でした!
最後にタゴサクに言った類家の言葉もよかった
あと山田さんと佐藤さんの演技がかなりすごい!
今年1番と思うぐらい面白い映画でした!
ありがとうございました😊
化け物退治💣️
予告編観たときから、なんだこの設定!と、すぐさま鑑賞リストに加えました。
んで、今日、いよいよ観れる時が来た!
近場の映画館はフェイストゥーフェイスでチケットを買うので、
今作の上映時間前は、完全に裏取引場になってました。
僕も「爆弾をお願いします」と店員さん改め闇のブローカーにお金を払い、いざ、鑑賞!
それぞれの登場人物たちに残っていた禍根や呪いが、まるで爆弾が爆発したみたいに吹き飛ぶ映画。
爆発シーンはどれも突発的。特にバイクの奴。あれはやばい。
鬼の伏線回収が気持ちよすぎて、もうずっと釘付けでした。
いちばん好きなのはYouTubeに投稿された映像たち。
アレは、イカれた思考の辰馬君の映像をタゴサクが真似した物ですが、そうしてみるとあの棒読みが、他責で勝手に世の中にムカついてるジェラシーな辰馬君を馬鹿にしてるように感じて笑えてきます。
もう核心に踏み込みますが、
辰馬君は「環状線で爆破テロを起こして、辰馬君家族をバラバラにしたその他大勢の者たちに制裁を加えること」を目的としていて、スズキタゴサクがそれを乗っ取り、秋葉原、ドームシティ側、代々木公園を爆破した、というのが事件の顛末でした。
スズキタゴサクのしたかった事は、自分が「ジョーカー」みたいになることだったということなんだと僕は解釈しました。これで合ってるのかはわかんないですけど。
「霊感」とか「予言」とか言う怪しげな男の言う通りに爆弾は爆発していく─
取り調べ室の中で、まるで演劇みたいに
タゴサクワールドを作っていくことが、目的。
そういう意味では、この映画の設定をおもしろ!と思って観に行った者たち(つまり僕)も、元を正せば劇中で再生回数を稼いだ大勢の者たちとなんら変わらない。
劇場型犯罪を、蚊帳の外で楽しんでる訳ですから。
「ボタンを押せば爆弾が降り注ぎ押した者に大金が入る。押さなくても爆弾は降り注ぐ。で、ボタンを押すか?」
この問いの穴は、果たして自分もその爆破の被害者に数えるのか数えないのか?という所、まさしく、「お前は蚊帳の外にいるのか?」という所にあるわけですが、
結局野方署で爆破は起きませんでした。
最後の爆弾は行方知れず。タゴサクは結果として死ななかった。
タゴサクが最初から最後まで爆発に対して無関心だったのが、野方署が絶対的に「安全地帯」である伏線だったんですね。
タゴサクの頭の中に、自分に爆弾が降り注ぐという可能性はなかった。…のか?
もうどこからホントでどこから嘘なのかわからないし、この男の腹の底が読めなさすぎます。
ただ少なくとも、劇中のその他大勢も、僕も、そしてスズキタゴサクも、大した違いはないということは確か。
皆一様に、蚊帳の外。例のボタンも迷わず押せる、膨れ上がった社会という化け物。
その化け物を退治できるのは、そんな社会にウンザリしている、ルイケだけなんだと思います。
つまりは、ルイケisヒーロー!
鑑賞後、映画館の外の自販機と距離をとって、家に帰る今日この頃でした。
ていうか、最後の爆弾ってつまりそういうことですよね。
「お前らは蚊帳の外じゃねぇぞ」っていう。
佐藤二朗さん怪演。でも主演ではない?
佐藤タゴサク二朗さんがいつ福田雄一作品における佐藤二朗さんの顔を見せるんだろうとどこかでずっと警戒しながら観ていましたが、最後までしっかりとスズキタゴサクを演じきっていましたね(そりゃそうだ)。すごかったです。
山田裕貴くんも警察にいながらただの正義漢ではない一癖あるキレ者という魅力的な役を演じきっていました。ただ、この映画の主役はタゴサクさんなのではと思ってしまいました。エンドロールのキャストの最初を見逃したかと思ったくらいで、最後に出てきてあれっ?て。
登場人物として好きだったのは、染谷将太くんのトドロキ。理詰めの類家より人間味を感じて、それが刑事としていいのかどうかはともかく、救いのようなものを感じました。
役者陣の演技は皆さん良かったと思いますが、ミステリーという意味で、あの真相には納得がいかず、あんなに賢いタゴサクがなぜホームレスなのかとか、母が息子を? そこまで? そんな簡単? など、ちょっと理解が追いつかないことがいくつかありました。小説では飲み込めて納得できたとしても(いつものことですが原作未読)映像つきの謎解きでは、無理やご都合を感じてしまって冷めてしまいました。評価を高くできなかったのはそのあたりです。⭐︎4寄りの3.5
役者は頑張っていたと思います
ダークナイトのジョーカーの取り調べシーンみたいなのが延々と続くだけの映画です。
犯人の爆弾設置場所なぞなぞに律儀に付き合っている警察を見て、全くげんなりしました。
容疑者の屁理屈みたいな物言いに心をバキバキに折られたり、
いいように操られたりする警察は、あまりに弱く書かれすぎではないかと思います。
結末については、容疑者には改心もなければ後悔もなく、「はあそうですか」という感じの終わりでした。
最後に”容疑者の出自は結局一切不明”という話が出るのも、
振り回される無力な警察という描写を正当化するための方便にしか思えませんでした。
役者に興味はないのですが、基本的に皆さん良い演技をされていたと思います。
佐藤二朗さんが特別取沙汰されますが、あの役者さんをこういったシナリオに起用すれば、
怪人物を鮮やかに演じられるであろうというのは、おおむね予想できることではないかと…。
爆弾感想
カリカチュアされたリドラーよろしく、愉快犯を興ずる容疑者。
容疑者はスズキタゴサクと称して捜査官らの価値観を揺さぶる。
誰もが心のどこかに潜む黒い部分(本作で言う、人の中にいる囚人?だったか)を証明してみせるタゴサクの痛快っぷりがおもしろかったです。
そして、中盤の清宮からの用意周到に準備されたことを意味する整髪の指摘や、後半類家に環状線爆破予告の曖昧さを指摘されたあたり(だったか?)の、その想定外の詰問でタゴサク称する、ある中年男が一瞬垣間見える本性が印象的。
で、それは取調べ中ずっと類家を刑事さんと呼び、最後移送されるときに真顔で「類家さん」と捨てゼリフを残して去る所など、人物の多面性が顕著に表現された白眉な所でした。
こういった題材で俳優さんが見せる犯人風情のオーバーアクトは好きじゃないけど、見終わってみると演出と相まりよく計算されたお芝居だと勝手に感じいりました。
そういう意味じゃ清宮(渡辺篤郎)の抑制の効いた静のお芝居の対局も興味深い所でした。
世知辛い世の中なんてよく言ったもので、
捜査を煩わしいからと妨害撮影する金髪の若者(また警官も対抗する術を心得ている)、
そもそもの発端となった捜査員の下世話なスキャンダルを金欲しさでリークする医者、
それを鬼の首取ったかのようにまくし立てるマスコミ、
煽られるがまま興味本位で回される動画再生等・・
ほんとうに薄ら淋しさを通り越し、ハードな世の中を写してます。
そこに不本意にも飲み込まれていき、ホームレスとなったタゴサクと称する中年男と明日香(たち)。
そのなかで明日香がタゴサクに譲った中日の帽子は本作の唯一の温もり。
取りこぼされた被害者(≒加害者)の二人の幾ばくかの感情のつながりは一縷の光でした。
(類家の指摘で)息子を殺めた明日香は男を頼り助けの懇願をするが、それを裏切りと取違えてしまうタゴサク。
被害者はどこまでも被害者、映画は二人にほんとうに冷徹に描いていたように思います。
「もういいや」はそんな世の中を諦めた中年男の悲しい絶唱でした。
最後は自販機の音声で締めくくってます。
人の感情の発火スイッチはどこに何時何処でどう作動するかか分からない。
第3ステージはそんな世知辛い世の中の一員である自分に投げかけられたようでした。
熱演エンターテイメント
連続無差別大量殺人、ここにいたる負のエネルギーが十分に描かれて、見るものを納得させないとこの手の映画は成功しない。演技人の熱演、展開いい線いっているんだけど肝心の怒りの源泉がものたりない、ただ負のエネルギーって理解し難いとか、不気味であることが、多いのだけど。
佐藤二郎の怪演だけでは
全体としては、俳優陣も合格点である作品なんですが。
最初は、社会派的問題提起の作品かななんて思ったのですが。
あくまでも、連続大量殺人を題材とした、エンターテイメント作品。
でないと、連続差大量殺人にいたる怒りの源泉に?がついてしまう。
ある刑事の不祥事が、その家族を不幸にし、が怒りの源泉なんですが。
その刑事の不祥事が、あれでと思ってしまう出来事。
まるで、高校生が母親に見つかって気まずくなる、そんな出来事。
こんな理由でと思ってしまうわけで。
そんなこと作る側とてわかっているはずで。
となると、一種のシャレかなとも思えてしまう。
だって、大量殺人に至る動機の多くは、過去の事件を見てもわかるとおり。
肥大化した自己愛の終着点となることが多い。
京都アニメ、秋葉原事件、神戸連続児童殺傷事件、付属池田小児童殺傷事件。
怒りのエネルギーの弱さが、この作品のものたりなさ
いくら、エンターテイメント作品とはいえ、その題材としての大量殺人にいたる怒りが物足りない。
これだけの事件を起こすのだから。
ある程度、納得させてもらわないと。
となると、刑事の不祥事から不幸のどん底に落ちた家族に共感する、佐藤二郎を突き動かしたものは何なのか、そのあたりが釈然としない。
息子の怒りを引き継いで奇行に走った母親の心情もありきたりの解釈だ。
これだけの事件をくわだてるのだから、それなりの怒りの大きさというものを納得させてもらわないと。
ただ、過去の連続大量殺人の動機を見てもわかるように、あくまでも個人の肥大化した自己愛が出発点。
だから、複数人が、連続大量殺人にかかわる、その負のエネルギーがよく理解できない。
過去の日本の極左組織の爆弾闘争とか、各国の政治的テロリズムとも違うし。
見ていて飽きないし、俳優陣の演技も申し分ないんだけど。
根本のところの負のエネルギーの源泉が曖昧だと、作品としての説得力に欠けてしまう。
もっと観たい
私は、石川明日香(夏川結衣)が
イヤです
容疑を否認って、せめて認めろや
息子を殺すんじゃなくて
なんとしてでも止めろや
事の発端は旦那でも、今回のいちばんの
悪人は石川明日香だと思う
謎は解けたけど、石川明日香を否認させ
スズキタゴサクの素性まで
追い詰められなかったから
「今回は、引き分け」なのかな
ある意味、ここまで、スズキタゴサクは
計算済みなのか??
普通の脳みそな私は
ドラゴンズの帽子をくれた石川明日香を
思っての行動だと思いたい
類家さんが勝つまで
続きが観たいです
少し物足りなさはありました
"怪演"という言葉を素直に受け取ることができる作品でした。
原作未読で鑑賞したので、
映画の感想としては、類家さんがただ今回の事件の計画の説明者になっていただけの印象を受け、個人的にはそこだけ物足りなかったです。
恐らく本来はもっと面白いキャラだと想像できるので、
ただ"俺は全部分かりますよ"と喋るだけでなく、
実際にどこかの爆発を止めるシーンや、
それか類家さんの他の事件での活躍の話や過去の話等あれば、よりキャラクターの面白さが伝わったと思いました。
スズキタゴサクって、計画に利用する人の名前だけちゃんと呼ぶのかなと思ったので、最後、今後も類家さんとの次の闘いがありそうで気になりました!
“爆発”だけがリアルだった──『爆弾』が見落とした現実
俳優陣の芝居量、演出のテンポ、映像の緊張感。
そのいずれもが日本映画としては高水準であり、見応えはある。
しかし、“物語の芯”が伴っていない。
ミステリ/サスペンスの構造としては、観客の思考に耐えうる強度を欠いている。
⸻
■ 長谷部の「不祥事」が起点として弱い
事件の始まりとなる長谷部の不祥事――この要素が、物語を動かす“核”として設置されている。
だがその内容は、現実のスキャンダルや不正事件に比べればはるかに軽微で、社会的衝撃を伴うような題材とは言い難い。
現代日本では、より奇異で理不尽な事件が日常的にニュースを賑わす中で、この“起点”を持ち出しても観客の現実感は揺さぶれない。
結果として、物語の導火線が点火される瞬間にすでに火薬が湿っており、
爆弾事件そのものへの必然性――つまり「なぜこの人物が爆弾を仕掛けねばならなかったのか」が薄い。
脚本上の因果が“形式的な理由づけ”に留まり、人物と事件の接続が空回りしている。
⸻
■ スズキタゴサクという“凡人の神格化”
スズキタゴサクは、凡庸な風貌のまま、爆弾事件の中心人物として描かれる。
しかし、その技能・動機・経歴はいずれも説得力に欠ける。
元ホームレスがプログラムを書き換え、映像を操作し、爆弾を仕掛け、謎解きゲームを設計する――
この設定には、物理的にも社会的にも根拠がない。
「凡人が天才を演じる」というアイロニーを狙ったのかもしれないが、
結果的には観客に「そんなことができるわけがない」という違和感しか残らない。
物語の重心が現実から乖離している。
⸻
■ 類家の推理――もはや“神のひらめき”の域
類家刑事の推理は、もはや論理ではなく啓示である。
提示されたヒントから飛躍的な結論に至る過程が描かれず、
「夜が二つで“よよ”、木を足して“代々木”」といった語呂合わせ推理に象徴されるように、
彼の洞察は“演出都合の奇跡”にすぎない。
観客にとってそれは快感よりもむしろ、脚本の強引さを露呈する瞬間だ。
推理劇としてのリアリティを放棄した時点で、映画はジャンル的支柱を自ら折っている。
⸻
■ 社会的テーマの希薄さ――語るべき「今」がない
格差、孤独、報道不信といった現代的要素が散見されるものの、
いずれも背景として消費されるだけで、社会的文脈に肉薄していない。
「なぜ今この物語を描くのか」という問いに対する答えが、作品の内部から一切聞こえてこない。
⸻
■ 皮肉にも、“爆発”だけがリアルだった
驚くべきことに、爆発シーンそのものは良く出来ている。
CGの質感、衝撃波の描写、崩壊する街並みのリアリティ――
そこには明確な臨場感があり、技術的完成度は高い。
だが、皮肉なことにその“爆発のリアルさ”が、観客に想起させるのはフィクションではなく現実――
つまり、ガザで続くイスラエルの無差別爆撃の映像である。
監督の意図ではないだろう。だが、結果的にこの映画は、
「暴力とは何か」「無差別とは何か」というテーマを、脚本ではなく映像だけで訴えてしまった。
意図しない皮肉として、爆弾の炸裂だけがこの映画で最も真実に近い瞬間である。
⸻
■ 総評
演じ手と映像は見事、だが脚本と構成は凡庸。
観客の記憶に残るのは、俳優の熱量と爆発の迫力――
それだけである。
“語れる映画”ではなく、“語れない虚構”として終わっている。
体験として観るなら良いが、思考する映画としてはあまりに空洞だ。
結論:
『爆弾』は、火薬量は十分だが、導火線が繋がっていない映画である。
俳優を観に行く映画であり、思想を求めるなら――原作を読むべきだ。
原作未読で消化不良の人がいるようなので補足しておきます
この映画はとても素晴らしく原作以上です。
しかし原作未読で鑑賞後に消化不良の人がいるようです。
そういう人のために補足しておきます。
離婚届をもらったが妻がすぐに出さなかったこと。
数日後に夫が電車に飛び込み莫大な借金を負うことに。
これが一番のやるせないポイントです。
自殺した夫のスキャンダルは現場で自慰をする性癖です。
変態だということでマスコミに叩かれまくります。
まー自慰は犯罪ではないんですけどね。
ホームレス時代がバッサリ切られてますね。
原作では恩人である野球帽のホームレスは、
読者が勝手に男性と思い込むミスリードがポイントです。
映像化したら女性って分かってしまいますね。
このホームレス時代に野球帽とタゴサクの人物描写があります。
それだけに勿体無いですが時間の都合でしょう。
刑事が妻のアパートに行くシーン。
娘を車で送るって電車の爆弾を知ってたからなんですね。
あと刑事がアパートを出るときに宅配の人とすれ違います。
これは映画でカットされていましたが、これもミスリードです。
この作品はほとんどが会議室です。
そのため映画化では単調になり不利だと言われていました。
しかし逆に面白いシーンもありました。
指を1本2本差し出すシーンは映像の方が良かったです。
クイズの台詞になると棒読みになる演出も良かったです。
爆発シーンも淡々としてたのがとても良かったです。
爆発は他人事なのでサラっと流すのが原作の意思だと思います。
2025年は4本目の星5映画です。今年は豊作の年ですね。
人はみんな心に爆弾を抱えている
それは本人にとってもとても負担で息苦しいもので、憎悪と衝動性という怒りのエネルギーが着火剤となる。
それには他人をいとも簡単に傷つけたり殺したりする威力がある。爆発させたときはスッキリするかもしれないけれど、それはほんの一過性にすぎない。
「仕事が終わったらトンテキ丼腹いっぱい食ってひたすら寝る」という小さくて普遍的で、でもこの上ない幸福を幸福として受け入れる人。
愛情を知らず他人も自分も信じることもできず、優しさが詰まっていたはずの帽子を捨ててしまう人。
爆弾を抱え続けながらもそれを持ち続けられる人と、そうでない人の境界線はどこにあるのか?取調室を中心とした物語のなかでひしひしと感じました。
終盤に向けて点と点が線で繋がってとても面白かったです。
そして佐藤二朗さんの演技が圧巻でした。
物腰が柔らかくて人懐こいのに、不気味で不快で不愉快。スクリーン越しでなければ耐えられなかったと思います。
朝イチで観て、夜になってもずっと考えさせられる素敵な映画に出会えてよかったです。
起爆装置を作ったのは誰❓
原作は途中まで読んで 観に行きました 結果読まずに観て良かったです 等々力⇒清宮⇒類家 と取調刑事が変わっていくにつれて スズキタゴサクが楽しんでいるようすが手に取るようにわかりました 爆弾がいつ爆発するか ハラハラして観てました バイクのが一番ヒッてなりました 一番腑に落ちなかったのは誰が起爆装置を作ったのか❓最後電話が通じず不発に終わったのは❓原作早急に読みます
引き込まれてしまう。。
何か、タゴサクが憎くてイライラするかなーと思ったけど。何だか嫌いになれない。初めから、何となく、タゴサクはすごい事情があるんかなー?と思いましたし、無邪気というワードが出てきますが、そうそう!という感じです。
出演している俳優さん、全て、素晴らしかったなー。素晴らしいとは、ちゃんと映画野中で生きていたという感じです。
帰りの車の中で、佐藤二朗以外に、スズキタゴサクを演じれる人がいたのか?と、30分くらい考えたけど、佐藤二朗以外にはいなかったです!!
原作本を買いました。今から読みます!
え〜 夏川結衣が〜
まさかでした。
悲しいです。
ほかの女優さんにしてほしかった。
中田青渚もチョイ役だし。
元はといえば、長谷部。
やだなぁ。いい歳して。
それを見ている後輩刑事の染谷将太。
彼だけがかばうんだけど····ホンネはわからない
佐藤二郎の頭のサイズ
渡部篤郎と比べると怪物級。
話し方は戦場カメラマンの渡部陽一みたいで、とてもわかりやすかった。
しかし、この手の話は好きではない。
山田裕貴が冷静なキレキレのエリート刑事っていうのもなんだか勿体ない。
後半、謎解きの説明セリフが多すぎる。
佐藤二郎ばっかり怪演なんて言われてるけど、渡部篤郎の演技もよかったんじゃな〜い。
ネガティブな感情は伝播する。
みんな人のせいにして、
なんて無責任なんでしょう。
爆弾テロ映画としては、サイレント·トーキョーもなんだかなぁ〜だったけど、まだ正義が生き残っていたような。
世界中の武器商がもろ手を上げて大喜びしているであろう高◯政権のほうがうんと怖いんですけどね😎
あぁこれでまた原作本が売れてしまう。
フジテレビ映画。
これ、ドラマのほうがよかったんじゃない?
毎週、スズキタゴサクを見たいんだよな~
タダで。
水曜22時の歴史探偵に合わせて、視聴者にどちらの佐藤二郎番組を観るか選ばせるのがいいんじゃないかな。録画にすれば二兎を追うことも可能だし。
ほぼ佐藤二朗の映画w
▼観賞1回目
タイトル「爆弾」より「佐藤二朗」のがあってるwほぼ佐藤二朗の映画w w
あんなやばい家を「シェアハウス」って呼称しないで欲しいw w w
友人が親と見てたけど親と見る映画じゃないw w w
1本目の動画で「56す56す」連呼してて笑ったw w w w w
あの名作「セブン」「ジョーカー(byダークナイト)」を思い出した。
テンポ良いし、話も面白いし、役者さんたちの演技最高なんだけど、登場人物の背景をもっと丁寧に描いて欲しかったかも。
原作小説?読んでないので、分からないところもあり、ネタバレサイト見ようと思う!
▼観賞2回目
これさ、、石川あすかシロなんじゃない...
「引き分け」って事は類家の推理もいい線はいってるんだよね?
知的レベル高い人が、同じレベルの人にやっと出逢えて共感して貰えるって、泣いて笑っちゃうくらい嬉しいのかも?(でも佐藤二朗はXで「本当に聞きたかった言葉は別にある」的な事を言っていた)
続きの裁判編?見たい!
面白かったけどなぁ
こういう謎解きものは、刑事側が犯罪を食い止めなきゃ、スッキリしない。
後半、山手線での数駅爆破はちょっと残念。阿佐ヶ谷駅爆破あたりで止めて欲しかった。
他のコメントも幾つか拝見したが、同意できるものが少なかった。
視る側の解釈が分かれる作品なのかも知れない。
本番は後半からです
プレデターの最新作バッドランドが公開!!ということで、意気揚々と劇場に足を運んだんですよ。
で、気づけば手に取っていたチケットは今作「爆弾」でした。
いや、原作は未読なのだけども、予告がね…予告が絶対面白いって予感させたのと、内容が予想出来なかったものだから気になってついつい。
予告編を見ると山田裕貴くんと佐藤二郎扮するスズキタゴサクとの取調室での知恵比べ、みたいな感じなのかと思ったら、その展開は物語後半からだったのが意外でした。
染谷将太くん扮する等々力刑事がかなり有能であり、スズキが「気に入った」と言うように、一部の人間から一目置かれる存在なんですよね。
酒屋で暴れて捕まった身元不明の浮浪者が突然爆破予告をした。という与太話を刑事たちが一笑に付すどころか割と真摯に受け止めてるところに違和感はあったのだけど、浮浪者スズキの言う通りに世間では爆破事件が起こっていくもんだから、小さな事件で捕まったはずの犯人が歴史に名を残す凶悪犯へと変貌していくというのが中盤までの流れ。
爆発を未然に防げず敗退したベテラン刑事清宮に代わって、いよいよ予告編の展開となるのが後半から。
ここまでの流れで類家とスズキというキャラクター性が見えてしまっているので、ここから両者の怪演に引き込まれる展開となります。
結局爆発は防げずだったけども、代わりに容疑者スズキタゴサクの真の目的と「最後の爆弾」を解明したことで、引き分けという形で幕を閉じました。
取調室でほとんどの時間が過ぎてしまう内容だけど、意味のないような言葉の中に匂わせる重要なワードが存在するため、退屈はしなかったけども、とても濃密な時間で情報量が多いため、10分の経過時間が30分くらいに感じてしまうほど、体感時間はとても長く感じました。
全220件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。









