爆弾のレビュー・感想・評価
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「気持ちはわからないでもない」です
佐藤二朗さんの怪演映画と思いきや、山田裕貴さん含む俳優陣の感情の剝き出し演技も凄い作品だった。
ストーリーとしては心理戦からの虚無感のような、ラストはここで終わりか・・という感じだったが、結構な被害が出ているし、それで済むわけもないけど、作品としてはここまで。といったところか。「爆弾」はまだあるかもしれないが。
「別に良くないですか?」と問いかけられ、類家のように「そう思うけど、でもやらない、めんどくさいし」と思っている人は普通に世の中に多いはず。自分を助けない社会なんて「こんな世界は壊れてしまえ」とか。その倫理や道徳から外れてしまうかどうかで決まる犯罪の境界線なのだろう。
飽きない内容だったけど、ケガの描写は思いのほかエグめだった。
スムーズな導入から一気にラストまで駆け抜ける感覚
酔っ払いとして留置所に入れられた「スズキタゴサク」が、都内の爆破事故を予言していく。佐藤二朗演じるタゴサクの妙な話し方と雰囲気、そして爆破の映像で、一気にこの状況に入り込んでしまった。この導入がとてもスムーズだった。
ここからは取調室での攻防と、現場で爆弾を探す捜査員の緊張感が続いて、一気にラストまで持っていかれた感覚に陥る。いや、ツッコミどころは確かにある。でもそんなことが大きなマイナスにならないくらいにものすごく濃密な上映時間だった。原作は未読だが、原作自体が面白いことは予想できる。爆弾が仕掛けられた場所、爆破時刻、そして動機、一つひとつ目の前に提示された謎を解いていきながら全体像が徐々に明らかになる流れは見事だった。でも原作はそれなりの厚さだったから、それを2時間程度にまとめるにはそれなりに削った部分もあったに違いない。素晴らしいまとめ方だと思う。
でもやはり印象に残るのは佐藤二朗と山田裕貴の演技だ。特に佐藤二朗演じるタゴサクは、人を食ったような態度でサイコパスのような雰囲気を感じさせながら、冷静にそして緻密に計算された言動だったようにも思わせる。まさに怪演。
タゴサクの経歴や動機、真の目的みたいなものは若干漠然としていて終わり方にはほんのり不満が残ったが、それは続編で明らかになっていくことを期待したい。とても面白かったが、続編の出来がどうかまだわからないので、本作では4.5という点数をつけた。
佐藤二朗の顔
目を離せない展開とテンポの速い会話で引き込まれる
緊張感漂うテンポの速い会話を手がかりに謎を解いていく。
たわいのない会話をしていたと思ったら、わざと逆鱗をなでるような話題に入る。
ざらざらとする、口の中に砂が入ったときのような、そんな気分を表現する俳優さんたちの表情の演技も見物である。
会話のテンポとともに事件が起こるのもテンポが速い。
次に何が起こるのだろう、と、結構こちらも頭を回転させながら入り込んでいく。
事件のヒントが現れるとき、画面全体がゆらゆらと揺れ動く。
映画館の大画面だと、人によっては少し酔うかもしれない。
終わって、見応えのあるミステリーを見たな、と感じた。
一方で、後半は少し急ぎ足なのか、前半の見応えからは見劣りする感じはあった。
ドラマなど、もう少し長い時間をとれたら、事件の背景部分をもっと描けたり、さらに面白く変わる作品なのかもしれないとも思った。
「主演は?」と聞かれたら、私は「佐藤二朗さん」と答えてしまうだろう。
それぐらいのインパクトであった。
見て良かった。
タゴサク劇場
佐藤二朗さんの演技はどうしても
福田組を想像してしまう程のキャラクター
なのに今回は違った💦
怪演で不気味で気味悪い💦💦
(二郎さんゴメンなさい)
取調室の静寂と爆弾に翻弄される外の世界
爆破の音も容赦なくて
あの音にも驚かされてドキドキしながら鑑賞
伏線が少しずつ解明していく様は
佐藤二朗🆚渡部篤郎 から
佐藤二朗🆚山田裕貴へと
清宮さんの低いトーンで冷静に取調べ
類家さんは頭脳戦
観ていてもなかなかの謎で紐解けず
(原作は未読)
まさにミステリー
ラストまで釘付けでした
…とはいえ少し謎で分からない終わり方
佐藤二朗さん 今作はブラボー👏👏
この線でも出演作増えそうですね!
今年の邦画の豊作で👏
あの頃若かった東リべの3人が
それぞれの作品の主演で…
来年の日本アカデミー賞がとても楽しみ💕
謎解き
没入感を増大させる静と動のコントラスト
俳優さん達の演技がすごい!
没入感えぐかった
なんか気持ち悪かった
不愉快とまでいかないものの、救いの無さに暗澹たる気持ちに。
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