爆弾のレビュー・感想・評価
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佐藤二朗演のスズキタゴサクを観るだけでも価値あり!
劇場の予告編で佐藤二朗を目にした瞬間
映画館へ足を運ぶと決めていた作品。
よく覚えられたなというくらいの膨大なセリフ量と
スズキタゴサクの話し方、表情に
どんどん引き込まれていきましたね。
素晴らし役者さんはたくさんいますけど
佐藤二朗以上にスズキタゴサクを
演じられる役者さんはいないです。
ありきたりですけど怪演オブ怪演。
例えるならこんな感じ。
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セブン→ケヴィン・スペイシー
羊たちの沈黙→アンソニー・ホプキンス
真実の行方→エドワード・ノートン
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等々力(染谷将太)、清宮(渡部篤郎)
類家(山田裕貴)と対峙するシーンは楽しめました。
また、倖田(伊藤沙莉)、矢吹(坂東龍汰)の
コンビもよかった。
この演技で日本アカデミー賞助演男優賞を
受賞できないならどんな演技をすればいいのかと
思わせる作品でした。
まぁ受賞することがすべてではないですけどね。
I AM HERO
ついに別次元を広げたか?
日本の映画は悪い意味でフィクションを貫く。映画とはフィクションであり、ならばフィクションらしく日本が得意の漫画的世界観を広げた設定や演技が売り物になっている。現実にはあり得ない所作、話し言葉、行動、思考。選りすぐりの美男、美女による夢物語のような恋愛や大げさな大声による怒鳴りやせせら笑いがよく浮かぶ。テレビのバラエティ番組やドラマのフィーリングを持ち込んで、お家芸の漫画的な世界を徹底的に追求するので、その俗っぽさに嫌気がさし、社会や現実との乖離が激しいため違和感を覚える人は邦画はレベルの低いものと思うようになっているのではないだろうか?ただ、それが好きな人もたくさんいるので、所詮あくまでも私個人の主観でしかない。
しかし、ついにそれらの漫画的リアリズムの映画史が良い意味で実を結んだような気がする映画に出会った。それが、本作だ。連続無差別爆弾事件の容疑者 佐藤二朗だ。
容疑者の佐藤二朗は漫画だ。しかし、漫画とはいえ凄い演技だ。異常者の役なので、狂った表情、異様な表情の切り替わりの妙、狂いの喋りの妙、言ってる内容のわけのわからなさが最高に素晴らしい。この漫画演技は極めて高度な演技であり、引き込まれた。しかも笑える。ついに漫画演技が芸術の域に達したのを目撃した。これは日本にしかできないもののように思う。
対する特殊尋問のプロの山田裕貴もキャラ設定は漫画だ。極めて頭がよく、ありえない推理能力、縦社会の厳しい警察組織で社会人としてもありえないぼさぼさの髪型から軽妙かつ無礼な喋り、所作に至るまで浮世離れしている。しかし、佐藤二朗を前に彼も極めて生き生きとしていた。実写という映画の表現形態を使った漫画なのに、現実離れしてるのに面白い。
これは、日本の漫画映画が堂々とエンタメとして存在しているのを間近にみたといえる。エンタメではなく、芸術なのかもしれない。それほど佐藤二朗の演技は魅力に溢れていた。
そして、偉そうに現実がどうのとか言ってる自分がよくわからなくなってきた。現実とはなにか。海外の映画は、現実をうまくとらえ表現していると思いこんでいたかもしれない。ハリウッド映画や韓国映画は面白いが、あれは現地人からしたら大げさで漫画的なのかもしれないではないか。海外の現地人は自国の映画の登場人物を限りなく現実に存在しそうな人の喋り、所作、表情としてみているのか?それが日本人である私にはわからないのに、日本は海外と比べ漫画度合いが高いとどう判断するのか?映画を通して現実の見方が揺らぎはじめる感覚を味わされ疲れを覚える映画でもある。佐藤二朗の演技は映画というフィクション、そう、おかしなことにそのフィクションを通して、現実認識を変えるほどのスペシャルなもので、最高に面白い。それほどずば抜けて素晴らしいものだった。
佐藤二朗さんの怪演劇場
果たして、いずこに最後の「爆弾」!!それが見どころ😉
一流の変態
とあるひとりの中年男性(スズキタゴサク)が酒乱により逮捕された。取り調べ中、その男は自分には霊感があると言い出す。そして、10時に秋葉原で何か事件が起きると言う。取り調べを行う刑事は相手にしなかったが、10時ちょうどに秋葉原ラジオ会館で爆発事故が起こった。さらに、次々に起こる爆発事故の予言をし、警察や一般市民は混乱に陥る。この男は一体何者なのか。この事件の犯人はこの男なのか…。
佐藤二朗さんは個性派俳優として有名である。本作では、彼の演技を十二分に堪能することができる。佐藤二朗さんが演じるスズキタゴサクは、一見酒好きな気のいいおっちゃんに見えるが、取り調べが進むにつれて彼の異常性は浮き彫りになる。無差別に爆弾を爆発させ、人を殺傷することに何の罪悪感もない。悪びれるそぶりを見せるがすべてわざとらしい演技である。どんな状況でもある意味安定した精神で訳のわからないことを言い続ける。本物の精神異常者を佐藤二朗さんは演じた。表情や細かな身体の動きなど、本能的に嫌悪感のする演技を骨の髄からしている感じがした。特に印象的だったのは、スズキタゴサクにとって真意に迫る部分の質問を刑事がしたときの反応である。化けの皮が剥がれかけ、本物の怪物が姿を現したような恐怖を感じた。それを佐藤二朗さんは、表情の強ばりや声のトーンのわずかな変化で演じていた。驚くべき演技力である。本作の出来の比重の半分は彼の演技力によるものであると言っても過言でないだろう。
ストーリーの構成も面白い。終始取調室の中で物語は進んでいく。その他の要素は、それに振り回される警察達の動き程度で、余計なものは登場しない。このシンプルな設定も本作の魅力的な部分である。
スズキタゴサクの話術とその話術にハマってしまう刑事とのやり取りを観て、観客はスズキタゴサクの頭の中を2時間観たような気持ちになる。なぜか分からないが、上映時間がどんなに延びてもずっと観ていたい気持ちになった。彼の言葉巧みな話術によるものもあるが、人間として魅力的な部分を持っているように感じた。それは彼がすべての欲望を最大限にして、それ自体に全くブレーキをかけない姿勢によるものかと思う。
本作の製作陣は、今年の傑作映画の「国宝」をライバル視しているらしい。両極端にあるような作品であると思うが、ホンモノという意味ではタメを張れる作品であると思う。そこでは本物の芸者に出会うことができたが、本作では本物の変態に出会うことができる。
佐藤二朗さんの圧巻の演技、代表作になるでしょう
間違いなく佐藤二朗の代表作
やっぱりジロー ここでもジロー
『スズキタゴサク』役を演じた『佐藤二朗』がサイコーだ。
彼無くして本作は成立せずと断じても過言ではない。
個人的には
『佐藤二朗』とエキセントリックさは強く結びついている、
とりわけドラマや映画では。
毎週「NHK」の〔歴史探偵〕で見ているのだが、
突如としてこのような狂気に囚われた態度に豹変するのでは、と
気が気がではないのは自分だけか(笑)。
もっともご当人、直近で流行りの学歴詐称でなければ、
信州大学卒業ののちリクルートに入社しているので、
エリートに近い路を歩んではいるのだが。
器物損壊と暴行で逮捕された『スズキ』が、
「自分には霊感があり、このあと直ぐに都内で爆発が起きる」と予言する。
その言葉通り起きた事件に警察は色めき立ち、
当初は所轄の『等々力(染谷将太)』が取り調べに当たり、
本庁から派遣された『類家(山田裕貴)』が後を引き継ぐ。
大柄な体躯と、ぬーぼーとした風貌に騙されそうになるが
『スズキ』の頭脳は明晰。
口八丁で、他人の心をいとも簡単に操る手管も持つ。
次々と起こる爆発を警察は止められない。
虚実ない交ぜの供述に、都合が悪くなれば「記憶を失くした」と嘯く『スズキ』。
スキにつけ込み、爆弾の在りかを聞き出そうとする怜悧な『類家』との
丁々発止の心理戦が始まる。
互いに挑発し、プライドを傷つける言葉の応酬。
比喩や暗喩を駆使した示唆の謎解き。
わくわく、ぞくぞくする、素晴らしい流れ。
そのやり取りの中では、
〔運命のボタン(2009年)〕でも言及された「利他」の命題や、
強い自己肯定感が人を見下す人間の普遍的な業、
或いは「トロッコ問題」の応用編などが俎上に乗り、
鑑賞者を含め煙に巻かれる。
140尺の半分以上は、閉ざされた取調室でのシーン。
当然のことながら顔のアップが多くなり緊張感も高まる。
仏頂面の『スズキ』と黙考する『類家』の対比。
そこに突如として乱入する婦警『倖田(伊藤沙莉)』の
激情に駆られた表情が人間らしさを醸し
却って安堵する「破」の効果。
素晴らしい演出。
中途、功を焦る警官が単独先行に近い行動を取るが、
これにも前段で説明が用意され、
ありがちな「間抜けな警察ありきで事件が混迷する」凡作とは
一線を画す造り。
次第に見えて来る結末は、
思いもよらぬ動機に驚愕し、
『スズキ』の行動には痛々しさも感じる。
世間への復讐と、他者への献身が混交し、
なんとも後味の悪い幕切れだ。
じゃあ始めましょうか、スズキさん
佐藤二朗 劇場 それに尽きる 佐藤二朗の変な雰囲気が光る。しかし 後半30分とか混乱😵💫それでマイナス
本作は 主役 山田裕貴さん
その他
染谷将太さん 伊藤沙莉さんらしいけど
俺的には 佐藤二朗さん 背広着こなした 渡部篤郎さんの 密室 取調べ室での対決が全て
実際にはこうはならない
現実にはあまり無い 対照的な二人の 取調べ対決が フィクションだからこその最高😀
取調べ室🆚現場 と言うのも現実には無い同時並行 だから 面白い🤣勿論フィクション
『爆弾』と言う言葉は いろんな場で伏せ字当たり前だけども
本作に限っては 題名 だから ノープロブレム。
@137分中 110分くらいまで 星 満点💯でした
スリラーとして ミステリ・人間模様として ホントの🈵満点。痛快
多分 ①佐藤二朗🆚渡部篤郎➕山田裕貴 さんの話術 奇々怪界と
いつ ②『爆弾💣爆発💥』と言うスリルの 2つの合体混合が この作品を面白くさせている。
フィクションだからこそ コレでいいのだ。映画だから これくらいあり‼️
まあ佐藤二朗さん ファンかどうかで点数は異なると思う。
🈶有料パンフは オーソドックスで 情報も十分あるが
って言うより 眺める写真集 ネタ・・的には 時系列情報 人物相関図 地図だなぁ 平均的な 少し豪華パンフ
しっかし
①加藤雅也さん演じる 不祥事刑事 って 不祥事それだけ❓がわからじ
②最後の 理屈が混乱😵💫と言うかチカラワザ【スクリーンで確認して】
③鉄道の🚃損害賠償は 未だに事実不明
④東京の貧乏上京学生にお馴染み 野方 沼袋 阿佐ヶ谷 が出てきたのは 親しみやすくて良かったヅラ😊
警察の闇 と 人間の闇【ただし両方ともフィクションダヨ 現実は違う。】
なかなか 引き込まれる作品でした。ミステリとして一度は観てもヨシ作品。2度目は要らんと思った。
いつも通りユーモラスだけど憎たらしい佐藤二郎
上映時間が長いですが、最後までダレずに鑑賞できました。
よく考えると、真面目な役柄の佐藤二郎を見るのは初めてです。
個人的にはユーモラスな役柄の佐藤二郎しか見たことがなかったので、非常に新鮮でした。
あの独特の喋りは健在で、でも語る内容は笑えず憎らしい。
冒頭、主人公のはずの山田裕貴は、ただのわき役的存在でしたが、途中で真打登場的に活躍するのが意外でした。爆弾の意外な仕掛けに気付きつつも、あの展開。強い絶望感に襲われました。
劇中、事件のきっかけになった出来事を知るにつけ、復讐の矛先が理解できませんでしたが、その歪んだ復讐心と異様な計画、それを突き止める警察の活躍、どれもがスリリングで興味深かったです。
取り繕う人々のかさぶたを剥がすような作品。
面白かった
ホップステップ肉離れ
全905件中、741~760件目を表示
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