爆弾のレビュー・感想・評価

主演は山田裕貴さんだけど、佐藤二朗さんの演技が凄すぎて
なんかもう独壇場なんですけど。でも染谷将太さんと
伊藤沙莉さんが良かったです。
佐藤さん演じる「スズキタゴサク」の言動から目が離せなく
なってくるし、そうしている演出とカメラの動きがいい。
静と動のシーンの切り替えも効果的に作用していて観やすい。
なんといっても爆弾の爆発シーンの迫力には驚くほど、
とても丁寧に作り込まれていて、よくできたなと感心するぐらい。
ひとつ残念なのはラストシーンからのエンドクレジットの
主題歌への繋がり。余韻を楽しむために、主題歌は
いらなかったと思います。

ほとんどが取調室でのことで、長台詞すごい。
佐藤二郎…気持ち悪くて、ドアップが怖くてリアル。
夢中になって聞いて、考えて、想像して、時々爆発にびっくりしてたらあっという間。
集中して観てたから、疲れた。
だから、面白かった。
欲をいえば、警察署に人が押し寄せたときや、阿佐ヶ谷駅の閉鎖が解けたときの人の動きがもうちっとリアルだったらなーと思った。
もう一回観たい。

佐藤二朗さんの演技が凄すぎる。主演は山田裕貴くんだけどこれは佐藤二郎さんの名作と言って過言でない。
とにかく惹きこまれて不思議な憎悪を共有できる稀代の悪役。
でも単純にそうでは終わらない展開は非常に面白かった。
海外でもリメイクされるのでは？と思える秀逸なストーリー、お薦めです。

レビューが高くて興味あって本日鑑賞。
わかってはいるけど、映像が。。
皆さんの演技、顔がアップになる場面多くて。。
まともに見れないときも。。
グロかったり暗かったり。。
そうくるか！と思うところあって良かったです。
まー話題作なので。

原作小説未読で、すごく評判がいいのでみに行った者です。

俳優陣の演技がとても見ごたえがあり、とくに佐藤二朗さんの怪演は、ちょっと「空白」の古田新太さんを思い出すような迫力でした。
取調室の閉そく感と緊張感と、爆発事件現場の阿鼻叫喚が交互に描かれ、退屈する暇もなく、2時間以上があっという間でした。面白かった！が第一印象です。

よく考えたら悲惨で恐ろしい状況なのですが、登場人物の背景描写があまりないせいか、共感したり社会問題に頭を抱えるまでには至らず、脳や心へのダメージは少なく、娯楽作品という感じでした。

そういえば西部警察が好きだった、爆破が多かったから。キョウリュウジャーが好きだった、ナパームが毎回あったから。爆弾、最高だった！！！爆破の撮り方も最高だったし、編集もかっこよかった！なんと言っても佐藤二朗！！！！ずっと観ていたい演技よ！！！マジで痺れました、かっこよすぎる！！！！エンタメ作品としてこんなにおもろい映画はあんまない！！なんも考えないで見られる上に脚本はよくできていて「ん？」と思うところが一つもない！！すごい！！2時間ずっと楽しみました！！

公開2日目の日にたまたま映画を観に行きたくなって、口コミがあまりにいいので「サスペンス系でネタバレしてないものを観るのもいいかも？」と映画館で観ました。
大当たりです！佐藤二朗の怪演が光りまくっていて、あれ？この映画の主演ダレでした？状態だけれど、それがまたいいんですよ。
佐藤二朗と言えば勇者ヨシヒコの仏だと思っている連れも満足していました笑
原作を知っている方はどうか分かりませんが、全く知らずに観た感想、めっちゃ面白かったです！
足を怪我した警官くんのセリフが聞き取りにくかったことくらいかな、欠点は笑

最初から最後迄面白く、中だるみが無かった。
佐藤二朗さんの迫真の演技に圧倒されました。佐藤二朗さん以外に誰が的役か?思いつきません。

「お前も食われたのか」の台詞のとおり、何がホントで、何が嘘か、分からないくらいタゴサクのペースにのまれてしまう。
つまり、佐藤二朗が、つかみどころのない表情と声をしていた。すさまじい。なんか気持ち悪い。見透かされる。話していたくない。そんな人。

途中までは、この先どうなる？な流れだったが、最後の爆弾の流れが、ん〜(・_・;)だったかな。タゴサクの思いが描かれてたけど、ん～～(~_~;)と。まぁ、現実、はい終わり、すっきり！なんてないからなぁ、そんなもんか。

等々力さんも、いい役やったので、もう少しエピソードが出てくれればなぁと思いました。

佐藤二朗さん、素晴らし過ぎます！
助演というより既に主演を超えているのでは？
他の誰にもこの役は出来ないだろうと思える位圧倒的でした！

山田裕貴さん、佐藤二朗さん共に良さが出てていいキャラしていました！！
山田裕貴さんの昔からエリート感があって少し他人を見下してそうな演技がリアルですし、佐藤二朗さん演じるスズキタゴサクも嘘を平気でつき自分の世界に引き込ませるトーク力。まさにサイコパスそのもので佐藤二朗ワールド全開でした。佐藤二朗さんを観に行く目的でも納得がいく映画です笑
3.5の理由としてはもっと説明が欲しかったです。
2時間という限られた時間の中でしたので難しいのは承知の上ですが、もっと重要人物の過去や性格など知れたらもっと面白かったのではないかと思いました。

タイトルはもとより、普段の予告編を見た際に…一体どんな感じの作品？って感じで、予告の段階から本作には関心を持っていたので、一丁観ておこうって感じでの鑑賞に相成りました。

あらすじとしては…
ある日の夜、一人の中年男が酔った勢いで、自販機とその店の店員に対し暴行を働き、警察に連行されていく。
その中年男は自らを【スズキタゴサク】と名乗り、それ以前は何をしていたのかも記憶していないという正体不明である。
警察での尋問中、その中年男は霊感が働くとうそぶきながら、都内に仕掛けられた＂爆弾＂の存在を予告し、やがてその言葉通りに都内で爆発が起こり、ストーリーが展開していくという流れになる…。

ここからは私自身の感想に…
中年男の役を佐藤二郎が演じているが、私が思うに正に当たり役である。クセのある、ある意味で不気味な人を演じさせたら、右に出る役者は居ないって思っているンで…。佐藤二郎がこの作品を面白くしている感がメチャ強い💪
また、スズキとの交渉に挑む刑事・類家役を山田裕貴が演じているし、この作品の主演として扱われるが…、私からすると、この作品の主演は佐藤二郎では…って気がしてならない。
まぁ、受け取り方は人それぞれだろうし、深入りはしないで…。

上映時間は、二時間と若干のαがあるが、ストーリーが進展し出すと進み方はジェットコースターの如くスピーディーに感じられる気がする。
私自身からすると、結果的に面白く感じた作品であった。
実際にどう感じられるかは、ぜひ劇場にて御覧いただきたく思う。

ここまでお読みくださり、ありがとうでした♪

大好きな山田裕貴がどこまで佐藤二朗の快演に立ち向かえるのか？観に行った一番の理由はここでした。
これ程の大事件を起こす事になった「きっかけ」や「過程」において少し疑問点もあったが、
主演の二人以外の役者さん達もとにかく演技が凄くて、出演者全員の気迫を感じられる面白い映画だった。
さて、上記の二人の対決は、山田裕貴ファンとしての欲目もあるかもしれないが、私の中では互角の勝負でした。

今年332本目。

137分ずっとこの演技見れるって奇跡、日本一の俳優だと思います。福田雄一監督作品の経験を150%出す。そして伊藤沙莉さんがまた凄かった。佐藤二朗さん今作の演技人間の限界を超えていると感じます。限界を超えたい。

SCREEN 5·13:15〜

禁断のカタルシスを
否応なくタップリと味わわされ

最後に人間の良心を提示されて、
さて　貴方ならどう思いますか？と、
問われて
映画は終わります🎬

見応えある作品🤯
私は・・・
爆発💥しました

佐藤二郎さんが、他の人には務まらない演技でした。
佐藤二郎さんが犯人の作品をもっと観たい、、、

昔の刑事ドラマにあったような古びた警察署に暗い取り調べ室。会議室は全員紙とペン。仕事優先で爆弾あるのに出勤しようとする人たち。昭和が舞台なのかな？と思ったらスマホあるし。演出家は昭和の人かな？（自分もだけど）

佐藤二郎が刑事たちの過去を暴いて復讐？と思いきや、その後の話に何も繋がらないしー。カッコつけて自分が解決する！って割には大した貢献せず敗北。見ててラストマイルを思い浮かべて。。

2時間強、一瞬も気の抜けない圧巻の映画でした。これほど緊迫感、迫力のある取り調べは初めて観た。類家、タゴサク、倖田の怪演！

明らかに犯人はスズキタゴサクなのですが、会話劇と展開の面白さに見入ってしまいました。

そして、警察官は正義の象徴というより、劣等感や受け入れられないような性癖を持った人間、世間体を気にする上司等描かれ、爆破させるスズキタゴサクと阻止する警察官の明確な境界線は何なんだろうと考えながら見ていました。
絶対にしてはいけないことを警察官のそれぞれがどんな思いで、阻止、解決するのかが興味深かったです。