爆弾のレビュー・感想・評価

１.評価高かったので見に行った
２.タゴサク苦手だが、引き込まれた
３.爆弾は心に溜まったものが爆発すること？
４.東野圭吾の容疑者X思い出した
５.容疑者Xの方が感動した
６.秋葉原の爆発等ハリウッド位やって欲しかった
７.映画予算ないことを素人作った爆弾だから小規模爆破にした？
８.次回作、山田さん闇堕ち？最後の爆弾大爆発？タゴサクの生い立ちわかる？
９.渡部篤郎年とってもカッコいい、りかこの元旦那頑張っている
10.次回は染谷さんも大活躍だ
11.あのオ◯ニー刑事か加藤雅也だったとは...ショック、わからなかった。エンドロールで名前出てきて「出てたかなぁ」と思っていた
12.タゴサクが引き分けと言っていたが、タゴサクの勝ちでは？引き分けの理由は次回作？
13.最後の爆弾は類家の中に仕掛けた？次回作で大爆発だ！

取り調べがメインのストーリー
テンポも良くて、司法の穴を突く展開も好き

スッキリはしないけど、面白かった

面白くないことはなかったが、デスノートばりの頭脳戦を勝手に期待してたから、そういう意味では物足りなかった

酔った勢いで逮捕された中年男性の自称スズキが警察に都内に爆弾を設置したといい、警察を翻弄されます。
中でも佐藤二朗の爆弾当てクイズの時の狂気の演技が衝撃で言葉に出ませんでした!
まるで、セブンのケビンスペイシーとブラッドピットの睨みあいを彷彿させるシーンでヤバかったです!

佐藤二朗さんと渡部さん&山田さん、お二人の会話劇
他俳優さんも良く、時々の爆破シーンも緊張感を高め、飽きさせない。
最後まで面白かったです。

でも、なんでだろ？
見終わった後、余韻や満足感(？)を感じないのは？
もう1回見たい。とも思わなかった。

ストーリーの後半はなんか「ん？」って思うところがあり、すとんと落ちないところがある。

佐藤二朗演じるきったないメタボのおっさん(たけど頭髪はやたらキレイ)にぐいぐい引き込まれる。
アドリブで喋らせれば面白いって思っている監督が居るけど、これが佐藤二朗の正しい使い方。
だけど、おんなじ使い方してタゴサクを超える事は無いだろうなあ。

　原作は続編まで既読。佐藤二朗が作り上げたスズキタゴサクは、圧巻。劣等感と自己顕示欲が混沌としているのに論理的な頭脳でそれを制御しようとするタゴサク像は見ていてゾクゾクする。

　ただ動機と謎解きがね。原作を読んだときもモヤモヤしたけど、映像で見てもやはり納得できない。ちょっと無理筋。

　稀代のダークヒーローとして、タゴサク先生の再登場を願う。

概ね原作に沿っていたと思います。映画化発表された時に田吾作を誰が演じるかで面白さが決まるだろうなと思ってましたが、佐藤二朗さんだったので安心して見に行きました。圧巻です。

モノとしての爆弾。
人が気持ちの中に抱える爆弾。
果たしてスズキタゴサクは等々力…類家…清宮に
どうして欲しかったのだろう…

この映画を考察するのは実に楽しくて、エンタメ感も抜群によかった

全てのマジックの種明かしをして欲しい人には向かない映画です。

ご注意を。

で面白かったです。佐藤二朗さんがどちらかというと得意ではないのですが、ねじ伏せられるくらいのお芝居でした。出演者全員がつられて良くなっている印象を受けました。

ほぼワンシュチュエーションでの謎解き心理戦が心地よい

佐藤二郎演じる鈴木タゴサクの一言一言が全く油断出来ず今後のヒントが散りばめられていて無意味な言葉が実は大事なメッセージだったりする

そんなタゴサクと対峙する山田裕貴や渡部篤郎も良い
紳士的な対応で情報を聴き出そうとする渡部篤郎、真っ向から謎解き戦に挑む山田裕貴

好みの話になるが個人的には渡部篤郎は凄く良かった

全く展開に油断の出来ない緊張感を持った素晴らしい作品でした

まさかこんなに世界観に引き込まれるとは思わんかった
自分でもびっくりするくらい2時間があっという間
この映画やばいです（語彙力皆無）
作った人天才

個人的には湿っぽい猟奇事件を扱った映画は好きではないが、各キャストのドアップと演技力で最後までストーリーに引き込まれました。
山田裕貴は『ヒノマルソウル』で難聴のスキージャンパーを周りから愛されるキャラとして自然に演じていたので、高い演技力のある若手と思っていました。本作でも佐藤二朗の顔芸と対峙している姿に『良い役者だなぁ』と感心しました。
あと、スクリーンではあまり観たことがない渡部篤郎も大画面で改めて観ると演技力があるなぁと思いました。

佐藤二朗は「夏目アラタの結婚」にも出演していて、すごい存在感だったので、あの演技のバージョンアップ版が見られそうということで大いに期待して鑑賞。
結果は想像以上！
今後はスズキタゴサクさんには、獄中から日本の「レクター博士」として活躍していただきたい。
何よりまたあの、佐藤二朗さんの演技をみたい。
モジャモジャも頑張ってたけど全部タゴサクに喰われたねぇ。

ものすごく面白いストーリーでしたが撮り方や役者さんが私に合わず、途中途中で冷めてしまった。小説で読んでみようかな。伊藤沙莉さんは上手な役者さんだなと再認識。

原作は未読。
やたら予告に出てくるので興味はありましたが、
「なんか思った以上に好評らしい」
という事で鑑賞に至りました。

結論からいうとめちゃめちゃ満足の出来でした。
やはり光ったのは主要キャストの演技ですね。
「圧巻」の一言でした。

まずは「鈴木タゴサク」を演じた佐藤二朗さんの怪演。
「よく分からないけどこちらの倫理観や正義感を絶えず揺さぶってくるキャラ」の説得力がとんでもないです。
「ダークナイト」のジョーカーを連想する方もいらっしゃるようですが、
その気持ちも分かります。
（私とは違う意見ではありますけど）
出立や話し方、指一つの動作に至るまで本当に良かったです。

あとは対峙する刑事の「清宮」を演じた渡部篤郎さん、「類家」を演じた山田裕貴さん。
「主役が交代するタイプの物語」って構造が分かるとめちゃめちゃ2人ともハマり役でした。
特に渡部篤郎さんの「冷静に振る舞って対応してたけど最後の最後に…」って感じは今まで演じられた役柄からは想像つきやすいですし、
山田裕貴さんの「終始タゴサクを見下してる」感じは（あまり山田裕貴さんの出演作をたくさん見てるわけじゃないですが）個人的には新鮮に感じました。
等々力役の染谷将太さんは「まさにハマり役！」って感じで文句無しでした。
やっぱりああいうキレ者役が似合いますね。

その他、脇を固める役者陣の方々も良い味を出してましたね。
（その中では正名僕蔵さんが結構光ってたと思います。）

物語も137分トータルで見ると殆どの時間緊迫感に包まれていて飽きさせない作りになってたと思います。
個人的には清宮とタゴサクが繰り広げた「心の形」に関する問答とその前後の会話は本当に良かったです。
この手の作品にたまにある「バカすぎて見てらんないキャラ」とかは皆無でした。

ただ、終わり方に関しては（ほぼ原作通りと聞いてますが）ちょっと肩透かし感がありました。
「サスペンス系の小説」で"あるある過ぎる"というか……
物語の結びの部分には「もう少し驚きや新しさが欲しかった」というのが正直な感想です。

あとカメラが揺れるシーンが多数存在するんですが、そこまで緊迫してない序盤のシーンまで揺らすのは「いらなくね？見辛いし」とは思っちゃいました。
ああいうカメラワークはここぞって場面でのみ使ってほしいですね。（実際そういうシーンでも使ってたし）

思ったよりも人を選ぶとは思いますが、
その中ではかなり良くできた作品に仕上がってると思いました。
「ミステリーに抵抗ないけど特にいつも好んでみるわけでもない」
くらいの人なら確実にハマると思います。

前評判が良かったので、まさに佐藤二朗を観に映画館に足を運んだ。そして満足のいく佐藤二朗の演技を浴びたと思う。
佐藤二朗に対峙する染谷将太、渡部篤郎も山田裕貴も取調室という閉鎖空間の空気がヒリヒリするくらいのまるでバトルを観ているかのようだった。どの演者も素晴らしすぎる。
常に後味の悪い、なにかを引きづる感じで、ずっと抜けないトゲみたいのを感じた。発端となる事件も、動機も、最後のモノローグまで。

ただなぁ、エンディング曲が……なんか違うねん、てなった。宮本浩次は好きだ。曲もいい。でもこの映画のラストに流すのはなんか違うって気持ちになって……、完全に求めてない後味の悪さで映画館をあとにした。これは完全に個人の好みかもしれないが……

類家さんとタゴサクさん、頭良いなぁー。タゴサクさん、IQむちゃくちゃ高そうなのに、なぜにホームレスになったのか。その辺の謎解きが気になる。
後半はストーリーが急展開しすぎで、ちょっと追いつけていけなかった。
けど面白いです。

ドクターレクターの狂気を思い出すと、二郎さん良い人ですね。
むしろ類家さんの方が危ない感じです。
現在の承認欲求は視聴回数やフォロワー数に価値を置く人もいて、昭和時代の目立ちたがり屋さんとは違って来ましたね。
伊藤沙莉って良いですね。存在感あります。
最後の爆弾が自分の座席の下にあるとおもったら無かった。
俺の勝ちだなタゴサク。

俳優は顔じゃないそう思いました