爆弾のレビュー・感想・評価
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バランスが微妙絶妙
イカれた変態が爆弾の爆発を次々と『予知』するお話。
ストーリは物凄く面白い❗️
冒頭からどんでん返しまで、メインから伏線まで存分に楽しめた。しかし、なぜか途中で飽きてしまった。
他に誰が演るんだ❓️ と言われれば即座に思い浮かばないが、佐藤二朗の役、変態・変人さは抜群なのにその中にある知的さが醸し出されない。。。山田裕貴にしても知的ゆえの傲慢さや見下し感はセリフや演技で出せても、内面にある相手との変態的共感が滲み出てこない。なので対峙してる時の臨場感がイマイチセリフ言ってるだけに見えて飽きてしまった。
そしてフジテレビ的な演出。『ガリレオ』じゃなく『踊る』寄りにした作り方と、爆発の迫力を爆音と女性の甲高い声で表現しようとしてる所にチョット辟易。
さらに伊藤沙莉は違う。助けようと必死になってる姿も、呆然とした表情も、怒りに任せてる顔も声も、全部合ってなく見えた。
キャストがみんな合ってそうで微妙に違ってでもそこが絶妙ってことで。。。
お話は面白い❗️これは確か。
面白いけど、超絶ほどではない。
緩急の組み込み方がうますぎ
爆発シーンの迫力凄い
原作好きです。
映画の話は原作通りでしたが、爆発など取調室外のシーンは迫力があり、登場人物たちのやり取りも強弱がはっきりあって面白かったです。
レイトショーということもあり、少し疲れもあったので眠たくなるタイミングもありましたが耐えました。
佐藤二朗のスズキタゴサクがハマりすぎでした!
もう一度原作読みたくなりました!
主役は誰?
農夫、田舎者の蔑称
田吾作というのは人名ではないんですね。なんとなく漫画やドラマのセリフで悪口なのかとは思ってましたが。
佐藤二朗さんをはじめとしたキャストの皆さんの力量がすごいです。目を見張ります。シナリオもなかなか。その分、構成や演出にハッとするものがなかったかな、とも思いましたが。
あと、個人的にリビドーの要素が強いのが好みでなかったかも。
ジョーカーやレクター博士的な展開とかないでしょうか?そこまでの企画力は邦画にはないかな?
原作の面白さが再現されている!
スズキタゴサク役が佐藤二郎ということで、かなり楽しみに観に行った。小説を読んだ時の自分のイメージにピッタリだと思ったからだ。
その他の配役も秀逸だし、取調室の中の長い会話や、組織で働く警察官1人1人の人間性も、やっぱり面白い。
呉勝浩さんの小説、今まで読んだことない種類の怖さがあって、やめられないんだよな‥。
なぜか、原作をもう一度読んで、あの気持ちの悪さをまた辿ってみたい気がする。
染谷将太も最高でした。
原作もおすすめ
日本映画凄いっ
予告編の通りと言えばその通りだが、クオリティ高い!
佐藤二郎のハマり役
原作は、このミス1位獲得時に読了。個人的には、このミスは当たり外れの上下が激しいのだが、「爆弾」は、非常にスリリングかつ、人物描写も良く、ストーリーも起伏に富んでいて、とても面白かった。当時の読書日記で90点を付けている。
映画も尺の制限がある中、鈴木(佐藤二郎)と類家(山田裕貴)の攻防に焦点を当てて、非常にスリリングな展開になっていた。
そして、佐藤二郎がめちゃくちゃハマっている!いつもは長台詞を脈々と語る不思議キャラだが、本作での、腰が低いようでいながら、刑事を手玉に取る頭の良さ。逆に見下しているような、でも、次の瞬間には気の弱い謙った男になっていたり、卑屈になっていたり、そして凶暴性が垣間見えたりと、不気味さ満載。
惜しむらくは、類家より等々力(染谷将太)の方が謎解きに貢献し切れ者のように見えたことと(原作は違った気がしたけど…)、最後の爆弾が分からないことへの不気味さが原作より見えず、若干の尻切れ感があったことでしょうか。
名前がエリート刑事は、類家、清宮、等々力と凝っているが、犯人はJHON DO的なスズキタゴサクと名乗るのも鈴木の心の中を写しているよう。
とにかく佐藤二朗さんが気味悪くて怖い(褒め)秀逸なサスペンスでした...
とにかく佐藤二朗さんが気味悪くて怖い(褒め)秀逸なサスペンスでした。
取調室での対人の駆け引きによる緊張感と、捜査現場での対爆弾の死と隣り合わせの緊迫感があり、ずっと手に汗握る展開で、事件の全容もストーリーも展開も読めずにいたので、最後まで楽しめました。
最近の爆破事件をモチーフにした邦画では「ラストマイル」や「ショウタイムセブン」がありましたが、「爆弾」は圧倒的に1人の重要参考人との会話劇を中心に物語が進む内容になっていて、全く異なる仕上がりになっていて、違った楽しみ方が出来ると思います。
舞台向きなストーリーかもと思いました。
演技派俳優が揃っていましたが、染谷将太さんがもっと活きるストーリーだったら、さらに面白そうだなと思いました。
自分の中では今年No.1です。
まさにスズキタゴサクの生き写しな佐藤二朗さんに拍手
得体の知れない爆弾魔・スズキタゴサクを完璧に演じ切った佐藤二朗と、その犯人と対峙する刑事・類家(山田裕貴)、轟(染谷将太)、清宮(渡部篤郎)の気迫ある演技に、骨太なサスペンスミステリー作品に仕上がっていて見応え十分。
さらに原作にも忠実に作られており、原作ファンにも満足な内容じゃないかな。映像化されたことで爆弾テロの凄惨さも原作以上に感じられて、よりシリアスさが深まったと感じました。
ただなんだろう。心なしか鑑賞しててカタルシスを感じない物語に、今一つ、のめり込めない印象もちらほら芽生えてしまった。キャラクター同士の駆け引きの面白さは間違いないものの、出発点となる根底となる事象について腹落ちしないので、砂上の楼閣というか全体的に作り物めいた感覚を覚えてしまった次第です。
悔しいくらい面白い。
めちゃくちゃ面白かった。
終盤少し間延びを感じたけど、
良い所にしか目が行かない。
そんな映画でした。
僕は漫画を職業にしてるので、
絵にしたい!絵を描きたい!
と思える画がたくさんあって、
現に今こんな感想を描いてる暇があるなら
帰って漫画描きたいと思ってるくらいである。
登場人物みんなキャラが立ってて、
過去は語られないけどこう言う人物かなと
想像させる余地があり楽しかったし、
類家の何かやりそうな感じの登場の仕方は
とてもカッコよかった。
演出がとても効いていて、
清宮からの類家のバトンタッチは
ドラゴンボールのセル編の悟空から悟飯へのバトンタッチを思い出させた。
類家と鈴木のやり取りも「セブン」に引けを取らないと
自分は感じました。
取調室のやり取りに目が行きがちだけど、
倖田と矢吹のやり取りもとても面白かった。
オチに向かっての展開はとても忙いだ感じはしたけど、
最初から最後まで興奮して観れました。
大満足です。
期待し過ぎたのか?
致命的だったのは山田演じる刑事のキャラの一貫性の無さとそれに付随した終盤のご都合展開だ。
この映画の醍醐味は、怪物的な犯人を知力に絶対的自信を持つ刑事が考察と推理で対抗するという心理戦だ。次々犯人に食い物にされていく刑事達の最後の砦として山田が立ち向かうのだが、この山田は冒頭、もじもじしたキャラだった。それが事件の推理をすると生き生きしだし、ついに自分が尋問する番になると、まるで別人のような口ぶりで犯人を圧倒する。キャラの一貫性の無さと言っているのは、この流れの事ではない。寧ろこの流れは激アツ展開なのでもっとしっかりグラテーションを描いた方がカタルシスが高まると感じた。まあ、でもあれくらいでも全然文句はない。問題はその後だ。あれほどまでに犯人を口先で転がしていた頭脳派山田が、ある大惨事を機にまるで白旗を上げたかのように犯人の目の前で狼狽えだす。私はこれは犯人を騙す芝居をしているのだな、と最初は思った。あれだけ心理戦に長けていた山田が突然こんなキャラ変はありえないと思ったからだ。けれど結果的には本当に狼狽えていた。普通あの部屋の外で犯人の見えない所で、狼狽えないか。
だが、そうせざるを得ないわけが存在したのだ。理由はいたって簡単。物語の都合上、そうしないと次の展開へ進めないからだ。山田のその狼狽えを見た犯人が話し出す事こそ、この物語のテーマだからだ。この流れがないと話が続いていかないから、だからご都合的にキャラの一貫性を欠いてまで、あそこで狼狽えさせたのだ。そこからはもう心理戦でもなんでもなく、ただの火曜サスペンス劇場へ変わり果てた。実はこうでした、実はこうでした、の連続なだけで特段驚く何かが用意されていた訳でもなく。
あ、そうそう、少し話は脱線するが、実はこうでした映画が好きな人は『刑法39条』を観た方がいいです。容疑者Xの堤真一が最高とか言ってる人にも観て欲しいですね。本当にそうかな?ってなりますから。
まあ、てなわけで、後半に進むにつれ尻すぼみの典型的な邦画でした。ただ、このテーマを言いたかったんだな、という強い思いは佐藤次郎の快演を通してビンビン伝わってきました。これを体感するだけでも料金の価値はあるのかもしれないですね。
けれども映画自体は凡作。
本作鑑賞後、消化不良を起こした皆さん、是非『刑法39条』を。
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