「観終わったあと活字で確認したくなる濃密さ」爆弾 ころころさんの映画レビュー(感想・評価)
観終わったあと活字で確認したくなる濃密さ
一も二も無くまず引きずり込まれたのが、佐藤二朗さんの怪演ぶりです。
謎と教養や哲学をばら撒くだけばら撒いて、無邪気と狂気を演じ切り、ラストは素にかえってほんのりと哀愁まで撒くあたりは本当に見応えがありました。
爆弾のタイトルどおり犯行の凶器は爆弾なのですが、佐藤二朗さんそのものが最悪の爆弾ぶりです。
対する染谷将太さん、渡部篤郎さん、山田裕貴さんの演技も最凶佐藤二朗さんとがっぷり四つでこれまた目が離せませんでした。
あまりのテンポの良さに、一度観ただけでは私の脳ミソでは謎が処理し切れずにかなり謎のまま残ってしまいました。
あれらの謎と駆け引きがセリフで流れていってしまうのももったいなく、あとで活字でも読んで確認したくなって劇場をあとにすることとなりました。
時間を忘れてサスペンスに没入させてくれた作品に感謝ですが、一部、登場人物の行動原理に「?」なところがあったのが残念だったことをふまえて★4…といったところです。
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