「爆弾」爆弾 ブービーさんの映画レビュー(感想・評価)
爆弾
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佐藤二郎の演技に驚嘆する作品。作中には普段通りのコミカルな演技をする佐藤がいるはずだが、あのシリアスな作中では逆に狂気を感じた。
作品は、主に警視庁の清宮(渡部篤郎)、類家(山田裕貴)と爆弾魔と推測されるスズキ タゴサク(佐藤二郎)が取調室の中で心理戦が繰り広げられる。
「坊主・中年・小汚い」のスズキ タゴサクが警視庁のエリートの清宮、類家を言葉巧みに翻弄する、"エリート×逆エリート"の構図が面白かった。また"エリート>逆エリート"がひっくり返る場面は不快感極まりなかった。
スズキは、石田明日香の優しさのおかげで、これまでの地獄の日々に彩りがついて、もしかしたら人生が好転するかもしれない、とスズキは期待をしたんだと思う。
ただ、明日香から辰馬を殺害したこと、辰馬達が計画した無差別テロが始まることを相談された際に、"犯罪の身代わりになって欲しい"と解釈してしまったことで、また地獄の日々に戻ってしまうこと、それを自分を救ってくれた恩人からだということに、ひどく失望したんだと思う。
スズキが夕日をバックに帽子を取るシーンはスズキの感情を考えると痺れるものがあった。
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