「2人の対決は最高ですが、、、」爆弾 お悩み姫さんの映画レビュー(感想・評価)
2人の対決は最高ですが、、、
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タゴサクと類家の取調室対決が最高です。佐藤二朗さんのよくあるおふざけ強めの演技はあまり得意ではないのですが、こうした演技は最高です。まあこれだけ毒とクセとアクその他諸々詰まった役は10年に一回くらいしか無さそうですけど。対する山田さんもさすがに二朗さんに勝ち!とは言いませんが、予想以上の大健闘と言っていいのではないでしょうか。もうこのシーンだけでもいいくらい。
でも取調室の二人が強烈すぎるせいなのか、その他の人物やシーンがどうしても見劣りしてしまう。悪いわけじゃないんだけどバランスが取れない。渡部さん演じる清宮は本庁のエリートだろうけど、官僚としてエリートなのか捜査のエキスパートなのか今一歩はっきりしない(まあ両方兼ね備えるのもあるか) それどころか、いえいえ所詮、本命の類家につなぐまでの中継ぎ、前座ですからとか言い出しそうで。まあ物語の進行上、これは仕方のないことか。伊勢は最初からタゴサクに取り込まれる雰囲気満載だし、暴走する矢吹も同様。爆破シーンなどは結構頑張っていたけれど、後半はやりすぎかな。3人とひとりであそこまでは出来ないし、そもそも必要もない。
そんなこんなで細かな減点込みでも取調室の二人に敬意を表しての点数でした。
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