「人間の脆弱さ」爆弾 重村牧男さんの映画レビュー(感想・評価)
人間の脆弱さ
皆さんのレビュー通り佐藤二朗さんの怪演が見もの。
浮く演技になりがちな役者さんだが、
『あんのこと』や今回の映画などクセが強い役はうまくハマる。
器物破損で逮捕され、
そこからの事情聴取中に次々と爆破事件が起こる展開だ。
山田さん演じる最後の刑事に至るまでに、
担当刑事が様々な事情で変わってゆく。
その過程は丁寧な作りである。
同時に人間の持つ理性の脆弱さが露わにされてゆく。
なんか分かる。きっと染谷さん演じる刑事もその曖昧さ理解できるのであろう。
タガを外した渡部さん扮する刑事は傷害事件、
伊藤さん演じる婦警さんは殺人未遂、職権濫用等の犯罪に問われないのかが気になったけど。
意外な黒幕に3時間近く飽きることなく観られました。
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