劇場公開日 2025年10月31日

「評価高…いやしかしショボすぎるだろ、これ。」爆弾 蜻蛉さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 評価高…いやしかしショボすぎるだろ、これ。

2025年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ドキドキ

低評価レビューをチラッとだけ見かけた程度なんだけど、まあ、同意かな、と。ストーリーは実際、これまで見てきた映画やドラマなどで見てきた感じだし、佐藤二朗さんのドアップばかりがしつこ過ぎて、正直飽きてくる。演技が上手いと評価されてて日本アカデミー賞の俳優部門獲りそうな勢いだけど、あの手の演技は演劇ではありがちな感じで、個人的には別にどうってことはないなぁと。正直言って、個人的にはあの演技はあざとすぎて、怖さがない感じが残念だった。後述するダークナイトのジョーカーはほんとに怖かった上にカッコ良さまであった。あるいはちょっとだけ似た雰囲気も感じさせるデヴィット・フィンチャー監督の映画『セブン』での、ケヴィン・スペイシーの演技とかあの不気味さとは比較にならない。やっぱあの手の犯罪者は言いようのないほど不気味でないと困る。

最もがっかりしたのは、肝心の爆発シーンがあまりにもショボすぎたってところ。そこがこの映画の見所にならなければならなかった筈。予算が比較にならないとは思うけど、クリストファー・ノーランの『ダークナイト』のあの病院爆破くらいはお手本にして欲しかった。VFXに日本が誇る白組を使えば低予算でも何とかしてくれたはずだ。白組はゴジラ-1.0で海外でもその映像は絶賛されてたのだから、その知名度で海外展開さえ見越せたはず。とにかくあのショボさはない。最もマシな爆発シーンが新聞配達用のバイクってどういうこと?

ということで、もっといろいろ腐したい点はあるが、映画館出て金返せ!貴重な時間を返せ!って気になった。でも、この程度の映画でも結構な興行成績取れる日本というのが皆目分からん。なんで?

コメントする
蜻蛉
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。