「前半の緊張感から、後半の盛り下がり」爆弾 ぎんのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
前半の緊張感から、後半の盛り下がり
予告から楽しみにしていたので、観に行きました。
序盤から、ドキドキ感が続く感じで、早い段階で没入できました。
そのドキドキ感は、やっぱり佐藤二朗さんの演技が大きかったです。
佐藤二朗さんの得意なコメディの演技が、うまく異常者にシフトして落とし込めているのがすごくよかったです。
それもあって、序盤から「どうなっていくんだろう?」とワクワクしていましたが…
「…あれ?いや、その流れだともう終わっちゃう感じ?本当に?いやいやそれだと…わ!スタッフロール流れちゃったー!」
といった感じでした。
後半、事件の真相のシーンを急ぎで無理矢理詰め込んでいる感じが否めなかったです。(真相というか推理)
なんというか、作曲家から「この曲で10までの数え歌の歌詞をつけてください」と言われた作詞家が歌詞を書いてみたところ、6つくらいまで丁寧に歌詞を書き過ぎてメロディが足りなくなってしまい、最後のほうの歌詞が「ななはちきゅうじゅうー♪」になってしまった感じ、とでも言ったらいいでしょうか。
急遽打ち切りが決まったアニメやドラマの最終話を観たような感じとも言えますね。
ハリウッドの有名な監督や脚本家が組んで、うまくリメイクしてくれるといいな、と思いました。
でも、前半のドキドキワクワク感や佐藤二朗さんの演技はオススメです。
自分も最後の真相解明フェーズの取調室はまさに駆け足な印象でした(汗)、出演者もほぼ棒立ち?状態で緊迫感に集中して役どころの演技(調書取る、カ録画する)してない演出?でしたし
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