「最初から最後まで…」爆弾　亀仙人さんの映画レビュー（感想・評価）

最初から最後まで、佐藤二朗さんの映画だと思いました。山田裕貴さんや染谷将太さんや渡部篤郎さんや脇を固める方々が、力不足とかそういうことではありません。佐藤二朗という役者が演ずることによる、スズキタゴサクと名乗る人ひとりが存在するという説得力が尋常ではない。だって、帰りに自動販売機がちょっと怖かったもん…。

でも、なんだかんだで、観終わって最初に思ったのは、伊藤沙莉が役の上でも死んだりしなくて良かった…です。そこは、ちょっとホッとしてました。