劇場公開日 2025年10月31日

「私たちの心に潜んでいる"不発弾"」爆弾 マルホランドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 私たちの心に潜んでいる"不発弾"

2025年11月12日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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マルホランド
ひなさんのコメント
2025年11月12日

マルホランドさま
共感ありがとうございます🙂

『愚か者の身分』は観た後すぐに、誰かに何かを伝えたい気持ちにかられて、レビューの言葉を探していました。

『爆弾』は真逆で、映画は面白かったのに、作品に正面から向かい合いたくないような気分になりました。

>​彼は、人の心に潜む「欲」を見抜くのが恐ろしく上手い。…人の「欲」を引きずり出し、その後に最悪の「結果」をもたらす。
>彼の内面から発せられる「悪臭」は、我々が隠し持つ「心のすね」を刺激してくる。
>映画で執拗に描かれる「爆弾」は、単なる物理的な脅威ではない。…普段は理性のフタの下に隠している負の感情のメタファーでもあると感じる。
>いかに世の中が残酷でも、「人間として踏みとどまれるか?」という重い問いを突きつけられる。

マルホランドさんのレビューを読んで、深く腑に落ちました。私のベストレビュー第3弾です。(以前のレビューにも、マイベストがありそうです)

『爆弾』のレビューは95%の人が佐藤二朗さんの話だろうと思って、ちょっとヘソ曲がって、山田裕貴応援スピンオフレビューを書いてしまいました。

タゴサクの人物造形×佐藤二朗さんの通常運転でも、“主演”を喰ってしまうモンスター級の“主役”ですよね。

西田敏行さんや役所広司さんが、映画賞の授賞式で話していたことを思い出しました。
「役者は助演が一番難しいんだよ」

昨年は賞レースの作品賞の行方が気になった年でしたが、今年は主演と助演の男優賞を誰が取るのか注目しています🫡

ひな
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