「演技力と細かな伏線」爆弾 タランティン・クエンティーノさんの映画レビュー(感想・評価)
演技力と細かな伏線
佐藤二朗さんの演技がとにかく素晴らしい。またその他のキャストの皆さんも演技派勢揃いでしっかり脇を固めている。
会話が中心の映画なので、ちゃんとそれにふさわしいキャスティングがなされたのが良かった。(本編前の予告で流れたとある邦画の演技が正直酷く、もしああいう人たちが本作に主要キャストにキャスティングされていたら一気にとんでもない駄作になっただろうなと思う)
また、後で気づく細かな伏線も張り巡らされているので、また2回目観に行きたいという気持ちになる。
ストーリーは、もちろん「なぜそうなる?」と思うところも無くはなかったが、全体としては大きな破綻はなく満足。
ただ一点、エンディングの曲は…宮本浩次さんは好きなアーティストさんではあるのですが、この映画に関してはちょっと余韻を壊しちゃう感じがあってミスマッチだったのかなと思いました。そもそも歌モノじゃないほうが良かったんじゃないかなあと思ったり。まあそこは完全に個人の好みなのですが…
あとこれは完全に余談なのですが、元ドラゴンズの父親を持つ山田裕貴さんが劇中でドラゴンズの話をしているのがちょっとツボ。
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