「がっかり」爆弾 エフエフさんの映画レビュー(感想・評価)
がっかり
クリックして本文を読む
原作は小説という事で、小説にありがちなあからさまに読者に謎解き感を与えるためだけの不自然で無理な描写(しかもかなり稚拙)を実写化したもの。
鈴木が自らを真犯人としてでっち上げるのであれば、クイズの中で自分と明日香との繋がりを結びつける「長谷部」(明日香の夫)の名前を自らは絶対に言わないし、その息子が住んでいるシェアハウスに向かわせるような事もしない。爆弾犯になりきればいいだけで、刑事に意味深な事を言う必要はない。
また何の思想もないただのホームレスが、何の罪もない一般人が死傷するような爆弾テロに突然加担するような事はない。小説上、読者にミステリー感を出すための演出であり、実写化するとリアリティーがない。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
