「心の爆弾」爆弾 DaiDoさんの映画レビュー(感想・評価)
心の爆弾
スズキタゴサクが投げかける言葉には、共感してしまい、「あ、これ俺に言ってるんだ。」と感じるところでドキっとする。
誰もが心に爆弾を抱えていて、でもそれを抑え込んでいる。
それを自覚し、タゴサクによって「べつに俺の爆弾が爆発してもいっか。」と一瞬思うが、警察連の言葉や被害に遭った人の惨状を観て思い留まらせてくるのだ。
映像的な部分では2つ痺れた。
1つは、雪上で殺され、伏している少女が実は生きている(そんな事件はない)と分かった時のカメラ目線。
2つ目は、ホームレスたちへの配給所を狙った爆発事件の後、ベテラン刑事がタゴサクの指を折り、ボケていても折れているのは分かるし見たくないと思った矢先にピントが合って、「これが心の形です。」と刑事に向けて言うところ。
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