「佐藤二朗の怪演に釘付け」爆弾 さくらんさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤二朗の怪演に釘付け
二朗さん、あなたって人は本当にすごい役者ですよ
あんなホームレスの方いますから
しっかり10円ハゲまでこしらえて、普段の生活でいちいち説明するのが大変だったそうで笑
137分という時間、ずっとヒヤヒヤしながら観ていました。それぞれの刑事たちとの心理戦と会話劇、二朗さんの膨大なセリフ量も半端なかったです
タゴサクさんがそんな謎解き問題を出せる頭脳をお持ちなのか…そこはちょっと疑問を持ちましたが、類家刑事とのマウント取り合戦、感情がアップダウンする演技はとても見応えがありました。類家刑事だけはタゴサクが自分と対等に話ができると認めた人間なのでしょう
複雑に絡み合った人間関係や過去の繋がり、伏線があったりと最後まで飽きさせないストーリーや演出、そしてまだあと一つ残された爆弾は今どこにあるのか、それとも実際にはもう爆弾は存在しないのか、タゴサクが「今回は引き分けだ」その一言にも続編が期待できそうな終わり方でした。豪華な役者陣でしたが、それぞれの役を全うされていて、素晴らしかったです
加藤雅也さん、夏川結衣さん、最初お二人とも華やかさゼロで、この役者さん誰だっけと思ったほどでした
落ちぶれた役も見事に演じられていて、さすがでした
追記
余談ですが、爆弾で怖いのは広範囲に破壊力が及ぶこと、そして、人が密集している場所、隠す場所が限りなく途方にあること、無差別なところ、駅や自販機の飲料なんて本当に考えも及ばなかったですが、スーパーやスタジアムなんて考えた始めたら、恐ろしいですね…
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