「こんなに映画から狂気を感じたのは初めて」爆弾 ぱにーにさんの映画レビュー(感想・評価)
こんなに映画から狂気を感じたのは初めて
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怠け者と天才は結局は同じ結論にたどり着くといったセリフや佐藤二郎さんの怪演、そして犯行のヒントの仕組みといったすべての要素が本当に素晴らしいと圧倒された。途中で感じた犯行の手抜さはスズキタゴサクがすべて企みを持って犯行に臨んでいたわけではないという強調につながっており、そこからタゴサク自身の人間味を感じた。平たく言うと怪物と人間の頭脳戦であったわけだが、両者は確定された立ち位置を持っているわけではなく誰しもが怪物になることもあれば、人間でいられることもあるということを清原とタゴサクのやり取りの中で強く感じた。
確実にこれを高校や中学の頃に見ていたら影響されていたと言っても過言ではないくらい強烈であり思案に満ちた作品だった。
記憶を消してもう一度見たいと思った。
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