「尺の都合上キャラの掘り下げが浅い」爆弾 はちみつさんの映画レビュー(感想・評価)
尺の都合上キャラの掘り下げが浅い
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原作既読。
キャラが多いのは原作もそうなんですが、原作での丁寧なキャラの深堀がけっこう削られてた気がします。
75点の鶴久さんの娘さんのやりとり、結構好きだったんですが、まぁそんな大切じゃないし端折りますよね。
ラストの爆発後の等々力さんの独白が小説でかなり良かった(独身で無くすものもないでしょ?良いじゃないですか。とタゴサクに言われたとこで肯定と否定をバシッと決める心情がめちゃくちゃかっこいい)のがなくなったのも残念。
長谷部さんの被害者家族に献身的に寄り添う気持ちに嘘はないのに、その事件現場で自慰行為をしてしまう複雑なジレンマというか、心理描写が映画ではやや薄い気がした。
小説はキャラの心理描写が細かく、本音を垣間見ることが出来、刑事でも聖人ではない、完璧ではない、という人間臭さが魅力です。
これ以上感想を書くと、映画より小説の感想になりそうなので控えますが、映画で好きになった方は是非原作も読んで欲しい。
続編の「法廷占拠(爆弾2)」もタゴサクの裁判の話で、当然今回のキャラがぞろぞろ出てきて面白いです。
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