「佐藤二郎を正しく使うとこれくらいはやれる」爆弾 やまちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
佐藤二郎を正しく使うとこれくらいはやれる
原作から比較的上手く映像化した作品になったと思う。
あの構成で、あの時間に納めるのは、なかなか大したものだと感心。
監督、脚本、編集、みなさん良い仕事されたのでは。
キャスト陣は皆上手いのですが、今回は実質主演の佐藤二郎さんに尽きるのではないでしょうか。
正直、何本か福田作品の映画で彼を観ることはありましたが、あまり良い印象を持ったことはありません、ただの一度も。
まあ、福田作品自体がほぼ面白くない内輪向けみたいなものが多いのもありますが、その中での彼の演技は嫌悪感すら覚えていました。
が、本作、彼のキャラクターを上手く活かして、原作とまた違うタゴサク像を見せてくれたと思います、
他の演者さんであれ以上のものをやれそうな人を想像できません。
星4に留めたのは、長谷部の描かれ方がちょっと弱かったのと、染谷君は私のイメージの轟と違った点、最後のモヤっとした感じが、映像化の力でもうちょっと上手くモヤっとさせて欲しかった、そんなところです。
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