「スズキタゴサクvS警察 佐藤二朗の演技が絶品でした。」爆弾 天空住人さんの映画レビュー(感想・評価)
スズキタゴサクvS警察 佐藤二朗の演技が絶品でした。
・個性派演技の俳優「佐藤二朗」の演技を思う存分味わえる映画でした。映画「あんのこと」の刑事役、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の比企能員役よりもはるかに上回る超絶演技ぶりが際立っていました。
・佐藤演じる「スズキタゴサク」という正体不明の人物が、自販機を蹴っ飛ばして店員に殴り掛かったことから「器物損壊」「傷害」容疑で、取り調べとなったが、警察とのやり取りの中で「これから爆弾が爆発します」と話し出し、爆弾のあり場所と爆発時間について、まくしたてるように話す言葉の中に「ヒント」があり、警察当局も、警視庁、警察署から現場の交番巡査までが、言葉を解釈して右往左往される様は、なかなか面白い演出だったと思います(爆弾の発見は出来たり、出来なかったりします)。
・警察当局側では警視庁捜査一課の類家刑事(山田裕貴)が、スズキタゴサクの「ヒント」を割とよく解釈できておりますが、あの難しい「ヒント?」をよく解釈できるものかと感心しました(原作もあり、エンタメ映画なので、できるのでしょうね)。
・映画後半は、夏川結衣演じる「石川明日香」の家庭の崩壊から今回の爆弾事件につながるストーリーが出てきますが、後半の映画展開が今一つ掴みずらい感じがしました。
・最後に残された「爆弾」がいつどこで爆発するのか、という余韻を残すラストは良い終わり方だったと思います。
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