「不気味なリアリティ」爆弾 jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
不気味なリアリティ
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犯人役の話し方や表情の作り方が非常にうまく、不気味を通り越して恐怖すら覚える。
登場する警察関係者は各自信念を持って行動している一方、それを際立たせるためか一般人は愚かな大衆といった印象で描かれている。
社会的弱者や自己顕示欲、ネットリンチ等、現代社会の根底にある問題が事件の引き金として描かれていることや、最後の爆弾が見つかっていないことなど、不穏な雰囲気のまま終幕を迎えている。
ややグロテスクなシーンもあるが、爆発の凄惨な描写と俳優の高い演技力が相まった没入感が高い良作だと思う。
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