「演者たちの冷静さが生み出すリアル感」爆弾 ダイナマイト関越さんの映画レビュー(感想・評価)
演者たちの冷静さが生み出すリアル感
クリックして本文を読む
これまでの日本映画に良くある、激昂して、分かりやすく怒りを表すような演出が殆どなく、冷静に状況に対応する警察官たちの演出がリアル感をもたらし、彼等と一緒に物語を進んで行ける良作。
佐藤二朗演じる容疑者のキャラクターは、佐藤自身の個性か、演出か判断出来ないが、内面を想像させない演技は見事だった。
「セブン」のジョン・ドゥ、ホアキン・フェニックスが演じたジョーカーなどのキャラクターに通じるものを感じた。
ただ、事件の発端となる警察のスキャンダルが、こんな事で世間が大騒ぎするか?といったものだったのが、リアルさを欠いている様に思えた。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。

