「類家の瞳の変化」爆弾 豆之介さんの映画レビュー(感想・評価)
類家の瞳の変化
原作を二回読んで鑑賞。スズキタゴサクが最初から怪物なのに対し、類家が始めは隠している刃物を時間と共に鋭利に見せる訳だがその展開が当然より分かる。佐藤二朗さんの怪演は予想していたが、山田裕貴さんの類家。想像以上に話が進むにつれ瞳が変わる。落ち着いてきたのでも冷たくなるのでもない。人格が消えていくとでも言えばいいのか。
原作の厚さにカットも多いだろうと思って読んだのだが、全体としてよくまとめてくれたと思う。ただ原作を読んだ分、映画がハイスピードに感じてしまって意識が遅れそうになった。これは再度観て整理しないと。
普通の外の世界が、取調室の黒で一瞬でリセットされる。このメリハリが良かった。他の登場人物も個性的だ。
ああいつもながら尺が憎い!
✳︎佐藤二朗さんのお名前を間違えておりました。修正させていただきます。申し訳ありませんでした。
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映画LOVEさんのコメント
2025年11月9日
今晩は^ ^
原作2回読まれたんですね。未読で鑑賞してから読み始めました…原作から凄い小説だそうで久々にタゴサクフィバーです。映画2周目しましたが2周目の方がタゴサクの哀を感じたかも知れませんorz
見事に喰われました。
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