「拗らせないオタ卒のススメ」映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ! もっちりさんの映画レビュー(感想・評価)
拗らせないオタ卒のススメ
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アイドルであれアニメであれモヤモヤしたままオタ卒した/させられたオタクが拗らせてしまうという事はあるあるとは思いますが、そこら辺を天の岩戸伝説をモチーフに上手く落とし込んだなぁと感心しました。
特に、一億総オタク時代の現代においては考えさせるテーマであったと思います。正直そのモヤモヤがわかることも多いですし、それでもいつまでもクヨクヨもできないし。
アイドルがテーマのプリキュアですからね、これはハマりますし、刺さりますよね。
スカイ勢わんだふる勢が出てきたときはサービスタイムくらいに思っていたのですが、フレンディが動物と過ごせる時間の短さについて話した時には不意を突かれましたね。やられました。
そうなんですよね、大事な相手と過ごせる時間、一緒に何かに熱中できる時間って本当に短い。それを無駄ではないと肯定してくれたのは良かった。
「推し」という言葉を使うのは少々気恥ずかしいのですが(笑)、個人的にはオタクはいつか推しから卒業しなくてはいけないものだと思っています。
自分なりの、推しとの時間で得たものは自分にも周りの人にもいい形で還元できるようにと思っています。だからこそ拗らせる前に…というのはありますね。推しに依存するような生活はいけない。
大切な時間は短いからいい、ということもあるんですよ。
ところで観劇中、娘が「これってアマテラスの話だよね」と耳打ちしてきました(最近日本神話の絵本を読んでいた)。
幼いながらにモチーフに言及する読みの深さに感心するのと同時に、(どうか拗らせオタにはならないでくれよ)と願わずには居られないプリキュア映画鑑賞になりました。
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