劇場公開日 2025年8月15日

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ChaOのレビュー・感想・評価

全79件中、1~20件目を表示

5.0STUDIO 4℃が日本に必要だと改めて感じる傑作

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

STUDIO 4℃は本当にすごい。王道だけが文化を作るわけじゃないということを知っている。これまで湯浅政明監督を『マインド・ゲーム』で長編映画デビューさせたり、『アリーテ姫』で片渕須直監督に長編映画の道を開いたりしてきたわけだが、今作もそうした快作(怪作)として後に語られるかもしれない。
無軌道で荒唐無稽で、ダイナミックな描写の連続で見ていて気持ちいい。展開の唐突さはむしろ狙ってやっているように見える。すっきりとみやすい画面ではなく雑駁で派手でカオスな空間。こういうアニメは久しくなかった気がする。
人魚のチャオがかわいい。魚なのにでかいスニーカーを履かせているのがいい。メインストリームのキャラクターデザインでないことは確かで、だからこそこの作品には価値がある。STUDIO 4℃はそもそもメインストリームを行く会社ではないし。
これから先、何年も見続けられていってほしいし、折に触れてリバイバル上映してほしい。

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杉本穂高

4.0通好みの作品

2025年11月21日
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鑑賞方法:VOD

笑える

驚く

カワイイ

デザインは強いカリカチュア性によって独自の魅力を放っており、一見すると一般的に不評になりそうなキャラクター造形も、チャオをより可愛く見せるための工夫として機能している点が面白い。中盤のラブストーリーはやや胸が痛む展開ではあるものの、ラストまで観れば温かな幸福感が得られる。圧巻の作画も相まって、全体として非常に完成度の高い作品だと感じた。

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among

2.0無限城とバッティングしなくても…

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

爆死は避けられなかったな。
見た目(おもにキャラデザ)でダメ、観たら観たでただでさえ感情移入し辛い主人公の声優が残念で更にダメ。
あと特に深い意味があると思えないカーアクションや格闘アクションに無駄にこっていて、制作サイドがどうしても入れたかったのか分からないがテンポが悪く感じた。
ストーリー自体は冒頭とラストが繋がるように上手くまとめられていたので鑑賞後にモヤモヤしないのは良かったかも。

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maguro

3.5本当は3.8あげたい。

2025年9月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

評価はかなり極端的に見えるが、私は冒頭から世界観の完成度に驚き、次にバケモノ級の背景の作画に呑まれ、登場人物それぞれ特徴あり、個性的で新しい!
キャラデザインに好みあるかもしれないが、元がある物語に縛れず、STUDIO4℃らしさあって個人的にすごくいいと思います。
ストーリーの設定も大胆的ながらとにかく可愛かった。常軌と外れたものの、これだからオリジナルアニメ大好きだ!と思わせる一作でした。
STUDIO4℃は傑作しか作れないか??と思うくらい、もっと人々に知られ、観て欲しかったです。

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ナイン

4.0もったいない

2025年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

カワイイ

公開時期が異なっていたら
もう少し伸びたんじゃないかと思わなくもないが
初見の絵面だとやっぱり駄目だったかなあ

そういう自分もムビチケ買っていて
おっとヤバイ今週で終わっちゃうじゃないかと
駆け込みで観たわけなのだけど
平日夜だった所為もあって鑑賞者2名

最初はめっちゃクセ強な絵やら
魂が抜けてるような喋りやら
どっかで見たことのある小ネタみたいのに
引っ掛かっていたのだが
話が進んでいけば全く気にならず

まさかのところで現れる
あの時のリポーターに全部持って行かれた

お話し的にはちょっとどうかなではあるが
アニメってやっぱりすっごいな

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ちり

3.5悪人を排除する意志

2025年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

少年と人魚の純愛を軸に人と海中生物の共存社会を描くのだがアンデルセンのそれとは全く違う今くるよ風キャラクターが可愛さの概念を揺さぶるSTUDIO4℃が7年間かけて10万枚を作画したという驚くべき超緻密アニメーション。近未来の上海っぽい街を舞台に、人魚姫チャオと造船会社で採算の取れない船を開発中のステファンが巻き起こす結婚騒動ドタバタワクワク活劇なのだが政略結婚的思惑を持つ造船会社社長を悪人然として描くのではなくユーモラスな3頭身でかトリス親父風に描くことで悪vs正義という対立軸を全面的に拒否していて、物語を進めるのは悪意のないアクシデントのみ。現代的ストーリーに毒された思考回路には抑揚のなさが物足りなくもあるがそこを力づくで突破する演出がハートフルピースフルワールドへの信念を感じるのだ。唯一文句を言いたくなるのはお父さんお母さんのあまりにも馬鹿げた事故死。エンドクレジットで鉛筆書きが着色され動き出す過程を見せてくれて感謝。

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たあちゃん

3.0言うほどダメではない

2025年9月1日
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鑑賞方法:映画館

そこまでつまらなくはなかったが面白くもない。
人間と魚が共存するため人魚姫と男性が恋する物語。
あの人魚はいつ姫になったんだ?

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ニックネーム

5.0なんで低評価???

2025年8月31日
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楽しい

驚く

ドキドキ

あまりにも評価低いんで逆に気になって見に行ったけど、すごく良かった。
作画はクセが強いし、ストーリーも王道で展開も読みやすいけど、それが気にならないほどアニメ作画がいい。あとあの時のアイテムや人がこう活用されるのかと、見てて飽きない。
もう近くの映画館でやってないから見れないけど、また映画館で見てみたい。惜しいことした…

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ごとう

5.0政略結婚?

2025年8月31日
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政略結婚?的な展開から、⋯。
個性的は画風も、慣れてくると違和感がなく、楽しめました。
チャオの魚なんだけど、仕草がかわいい。

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かぜ

5.0いたずら心満載の異次元娯楽アニメ

2025年8月31日
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鑑賞方法:映画館

青木監督らしい画面の隅々まで計算された緻密なレイアウトとケレン味あるアクション、キレキレの水のエフェクト作画がチョー気持ち良い!

トイレットペーパーがカラカラ回り続けて止まらなかったり、暴走する車のボンネットになぜか三毛猫がいたり、隙あらばクスリと笑えるいたずらが細かく配置されていたり、一見可愛く見えないキャラデザインが最後には愛らしく見えてきたり
計算され尽くした「ちょっと変わった」世界観が遊園地に迷い込んだようであっという間に終幕まで観終わりました

奇抜に見える背景美術もカラーリングの配置の統一感に相当拘ったものでしょう

小学生の娘は面白かった!と楽しめた様です

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コウタロウ

5.0爆死アニメ映画を揶揄いに行ったらチャオの可愛さに爆死した件。

2025年8月30日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

カワイイ

何でしょうかこの危険物は。もう公開している劇場も少ないので、見に行けた人はラッキーでしたね。
予告編から地雷臭漂う人物画。本編が始まってもありきたりな舞台設定と全く魅力的に見えない主人公、不細工(途中からどんどん可愛く見える)なうえに声優の演技も浮いているヒロイン。脇役も大概ワンピースの悪役顔です。
周りの客も横になって鑑賞するくらい引き込みの下手なストーリー。
なのに二人の新婚生活が始まるころから、どんどん引き込まれてチャオの喜ぶ姿が愛おしくて堪らなくなる。
前半はあえて人間チャオの正面からのカットを絞っているため、早く見せてよーって身を乗り出してしまう。
シナリオは動物の恩返しもので、それほど珍しいものではないのかも知れないし、一応テーマはあるけどそれも重要ではないと思う。
これは自分の価値観が90分間で180°揺さぶられるエンタメなのだろう。
最初は横になって見ていた客も、皆最後はエンドロールが終わるまで立ち上がらなかった。

もちろんこの世界観と画が全く合わない人もいるだろうし、それは否定しないけどね。
プロメア以来の視聴者の感性を試される映画。

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コスモス

4.05秒でチャオを好きになった

2025年8月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

カワイイ

SNSで“鬼滅の刃の影に隠れて記録的な爆死”みたいにいじられてるのを見かけた。その後、チャオ役山田杏奈さんが歌う劇中歌の映像が流れてきて「これは!」と、心がときめいた。
なので劇場に観に行って確かめることにした。近所の映画館では次々と上映を止めており、早く行かなければと焦ったよ。
よほど人気が無いようです。

で本編が始まり、魚姿のチャオを見て、すぐに彼女を好きになってしまった。
序盤でもう星5評価叩き出した感じで、そこからは夢中。この先、減点方式になってしまう事はそれはそれで辛いものです。マイナス点出ないでくれたら良いなぁと思いながら見守る。
ところどころのしょーもない仕掛けには声出して笑ったし、健気なチャオを見てるだけで可愛らしくて胸がぎゅっとした。ステファンがチャオを想うシーンでは泣いてしまった。
普段映画館で寝てしまうことが多い私。作品にのめり込めないと心に隙間が生まれて、爆音と暗闇が気持ち良くなって寝てしまうのです。
当然それらの作品は私の心を掴み切れなかった作品となるわけだが、この『チャオ』は一度も眠くなりませんでした。
いわゆるそういうことです。

最後の最後、倖田來未さんの主題歌は残念ながら作品に似合わなかった。
最後も山田杏奈さんの歌だったら、きっと号泣しながらエンドロール眺めてたと思う。

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ともし

4.0癖の強いビジュアルながらも気持ちのいい作品

2025年8月30日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

癒される

いつ上映かちゃんとチェックしていなかったので気付いたらもうほとんどの映画館で終了していて焦った

シチュエーションとしては古式ゆかしい「押しかけ女房ものアニメ」
そういう意味ではかなり見やすく入り込みやすい

わけもわからず状況に流され
心に蟠りを残しつつも徐々にチャオにほだされていくステファン
本当に普通だけど根がいい人なんだな

(それはそれとして仕事では結果を出してるステファン結構有能)

ステファンがどこでどう爆発して関係が壊れ
それをどのように過去に絡めて修復に向かうのかが見どころ

そしてそれがとても気持ちのいい結末を迎えるのもとても良い

個人的には人魚たちは魚の姿のままのほうが良かったんじゃないかなと思うんだけど、まあいいか

恋人たちの結末がキスではなく抱擁や告白であるのも良い見せ方だと思う

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破雲泥

5.0子どもも楽しめる

2025年8月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ドキドキ

小、中学生の子どもたちと観に行ってきました。ストーリーは理解しやすく、見たことがないようなキャラに出会えるので、新鮮です。口コミではストーリーが速いとのことでしたが、むしろテンポよく見れました。
途中、泣いて、最後は「あー、面白かった」と言って満足して終わりました。

全キャラ、いい味出してますよ。
近所の映画館では夜21時台の1回公演になるので悲しいです、これじゃあ、子ども観れないじゃん、、
声優のみなさんも素晴らしかったです。
鈴鹿くんにはまた声優を務めて欲しいです。

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かめやん

4.5ディ○ニーの人魚姫の10倍は良かったです

2025年8月29日
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鑑賞方法:映画館

見え透いた薄っぺらい摩訶不思議な多様性が、ここの所、路線になってるネズミ王国制作の人魚姫よりも、立場や習性、住む世界も違う理解しがたい相手を受け入れて行く過程が良かった。

ラストは心がほんわか温かく、ホロっと。

人魚姫が美しい女性ではなく魚のままと言うのが、斬新。そして魚のチャオが何とも可愛らしいんだよね。
ステファンが魚なんかと、、と言いながらも惹かれていくのも分かります。

映像も生き生きとして明るく彩色豊かで、映画全体が何とも生命力に溢れている感じ。

見た後、幸せな気持ちで映画館を出れます。

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ゆうすい

4.0なんだ〜!普通にいい映画じゃん!!

2025年8月28日
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鑑賞方法:映画館

史上最大の爆死、でも作画は凄い…とか騒いでるので、どんな珍妙な映画かとワクワクしながら観にいったら普通にメチャ良い映画だった。終盤は泣かせせるし、チャオはサカナ態も人魚態もカワイイ(笑)。あと、ストーリーがシンプル(でも伏線は効いてるし)で絵の情報量が多いので、繰り返し観なおしたくなる沼味がある。

ただ、中国に寄せてるように感じるトコがあった。
中国市場を取りに行ってるんだろうか?その意気や良し!!と自分は思うのだけど、なんか変な界隈から弾が飛んできてて、おかしな事になってしまった気がする…。(反差別みたいなとこも、その界隈の反感を買ってしまったのか💦)

海外アニメとかやってるミニシアターで上映してれば今よりお客が入ったと思う。是非ミニシアターで再映して欲しい…映画館でまた観たい!!

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おやかた

4.5日本人には早すぎる?

2025年8月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

癒される

闘病中につきシアターまで足を運べる機会が少ないので、なるべくアニメ以外を観たいと思っているにも関わらず、またアニメになってしまいました。
鳴り物入りの前評判作が打ち切りの危機と聞き、これは今 観ておかねば二度とシアターでは観られないかも?との思いに駆られて鑑賞。

さて、感想は「非常に満足」「大変秀逸な作品」「マイナス点と感じる箇所が一つもなかった」
と思いました。

特に好きなのは「編集の巧さ」ですね。
話のテンポが非常に良い。
それは例えば「ダンボ」辺りから始まるディズニーのお家芸でもあると思うのですが(白雪姫も悪くないけれど、まだダンボほどではない)「多くを語り過ぎず、エピソードが伝わる最小限の描写のあとはパッと場面を切り替える」
そのエピソードを伝えるための「ギリギリの削ぎ落とし」がChaOは実に上手い!と感じるのですね。

しかしながら「打ち切り」に関する世間の評価を読むに「ストーリーの描写が粗い。雑」という声が大半のようです。
それは、国語的な読解力の不足・未熟以外のナニモノでもない気が致します。

う〜む、、、。現代の日本人はアート系アニメなどの作品群を観た事がないのかなぁ???
70〜90年代ってそういう作品が世界的に色々あったし、今もあるのだろうけれど。
日本での嚆矢と言えば、1953年にカンヌ国際映画祭に出品された大藤信郎さんの「くじら」とかね。これはパブロ・ピカソにも大絶賛されました。

他にもチェコスロバキア共和国時代のイジー・トルンカさんとか、カナダのノーマン・マクラレンさん、日本では商業アニメの中に芸術性をしっかり盛り込んでくる南家こうじさんや小原秀一さん(1998年スラムダンクと資生堂のコラボCM)などなど。

また、人物の造形に関しても違和感を覚えるところは一つもなく「この作品はこういう絵柄&世界観なのだな」とすんなり入ってきました。

70年代の幼少期からSF&ファンタシーが好きだと自認しましたが、当時憧れた世界は「肌や髪や目の色が様々で、身体的特徴も様々、動物のみならず植物のDNAを発達させた知的生命体などすべてが自然に共存・共生している世界」でした。

スタートレックもコブラもワンピースもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもみんなそうじゃない?
なんなら、大多数が大絶賛する「千と千尋の神隠し」のキャラ造形には抵抗ないわけ?
千と千尋は受け入れられて、ChaOには否定的というのは非常に不思議ですね。

本作もね。ジブリやディズニーの制作って事で、名のある権威達が「ここが素晴らしいのですよ!」とメディアで大絶賛したならば、評価は180度変わるんじゃないでしょうか。
(そういう作品って、理解出来ていなくても、自分は面白くなかったとしても、高評価付ける層は少なくないですもん)

台詞も一切の違和感はありませんでしたね。アニメ創成期の声優さんって皆様しっかりと演技を学んだ俳優さんでしたし。舞台演劇など、様々な作品に慣れていればおそらく本作品の台詞回しに抵抗は無いだろうと思います……。

本作打ち切りの背景にあるのは
・昨今の「小学生にもよくわかる懇切丁寧なアニメ作品」に慣れきっている人が多い。
・長編文学小説作品を娯楽として愉しむ経験が乏しい。故に余白から適切にストーリーや心情描写を読み取る事が出来ない。
・アート系アニメーションに触れた経験が乏しい。
・舞台演劇等に触れた経験が乏しい。
・島国単一民族の為、真の意味で多様性の理解は困難?

結局「鬼滅の刃」や「アナ雪」や「ハリーポッター」程度の「子供向け映画」くらいしか理解出来ない人が多いのではなかろうか?(上記は子供向けとしては素晴らしいが、いい大人が何回も観るような作品ではないと思う)

カンヌ国際映画祭(アヌシー国際アニメーション映画祭とは、カンヌからアニメーション部門を独立させたもの)映画水準(とりわけアニメーション部門)の作品は「日本人には早すぎる」という事なのかなぁ、と感じてしまいました。

あとは純粋に総作画枚数10万枚超!の凄さは伝わりましたねぇ。
これに近い近隣作品は2010年のREDLINEを少々思い出しました。

この時も声がキムタクだとか、どうでもいいところで散々バッシングあったんだよね。金田伊功さんも知らん連中のさ。

「誰も見たことのない作品を創る」という意気込みやヨシ!
しかし、予想を大きく上回るほど心を震わせるまでの効果はなかったので星半分減点(年寄りにとっては「かつてどこかで見たことある」の域は超えていないのだわさ)

でも、この作品が2週間打ち切りってぇのは、日本人の文化度、マジに危機感を抱きます。
まぁ、いきなりシネコン扱いじゃなくてニッチな単館系オンリーの上映から始めれば評価は違っていたかもしれませんね。眼の肥えた単館系映画マニア層中心に口コミが広まれば、まるで違う展開があったのかもしれない、と夢想致しました。

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pipi

2.5映像と音はよかった

2025年8月28日
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鑑賞方法:映画館

人魚姫の物語をモチーフにしたと聞いていたが、冒頭のシーンからものすごい世界観を提示された。なんだこれ。近未来というか、ファンタジー設定というか。キャラデザもかなりいかれてる。あの巨大な顔の人たちはなんなんだろう。最後まで説明されることはなかったようだが…。ただ、キャラクターの動きや背景、色合いなんかはとてもきれいなのは驚いた。意外と音(音楽も含めて)もよかったし、たしかに人気があるスタジオが手掛けただけはあるなと思う。
ただ、話が今一つに感じてしまう。まずステファンがチャオに恋する流れがピンと来ない。なんで魚に?なんて言っていたのが、見た目がよくなったことでそんなに変わるか!?と。ステファンの両親の事故についてもあまりにも設定というか作りが雑だった。なぜエンジンがかかったままなんだ。
あの映像には少しワクワクさせられただけにちょっともったいない。でも、そんなことは何も気にならないのであれば十分楽しめる映画なんだろうなと少し自己嫌悪になってしまった。

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kenshuchu

3.0予告編

2025年8月28日
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笑える

楽しい

斬新

オリジナルで勝負に来たのはホシ5個。
絵も動きもユニークで嫌いじゃない。
でも声がねぇ。
予告の数分でも受付ねぇ違和感。
声優さんのミスキャストが勿体無い気がする。
俳優さんのせいではないですよ、ちゃんとプロを使って欲しいのです。
鬼滅も声優さんがプロだからこそのあの盛り上がりでしょ?

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さとさと

4.5とにかくチャオが可愛い。

Aさん
2025年8月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

歴史的な興行失敗と話題になってたので興味本位で見に行ってみましたが、予想以上に良くてガッツリハマり2回目も行ってしまいました。
この映画は、とにかくチャオが可愛い事に尽きると思います。天真爛漫でユーモアもあり愛情深い、こんな魅力的なヒロイン中々居ません。
クセの強いキャラデザ、書きたいシーンありきの展開など気になる点は山のようにありますが、チャオの可愛さの前には大した事のない様に思えてしまいます。声優も一部で酷評されてますが、個人的にはこの声しかないという感じでした。
またストーリーも尺が足りてないとは感じたものの、意外と?良かったです。序盤のチャオの行動には全て意味があった事が終盤で一気に明かされるのが素晴らしい。相対的にだらしなかったステファンへの好感度も上がり、最終的にはとても綺麗な終わり方だったと思います。
もう上映打ち切りになっている映画館も多く、スクリーンで見れる機会は残り僅かと思いますが時間が許すならぜひ見に行ってみてください。きっとチャオにハマるはず。

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A