「原作を超えるアニメ化/PG12だが小学生にも」ペリリュー 楽園のゲルニカ まひろさんの映画レビュー(感想・評価)
原作を超えるアニメ化/PG12だが小学生にも
というタイトルは若干釣り気味ですが、原作は外伝も含めて読んでからの感想です。
多くの人が既に書かれていることですが、映像と音で描き出される戦争の現実は、人が殺し合うことの過酷さを残酷に描き出していました。
子供に見せて大丈夫かという質問をいくつか見かけましたが、残酷さという点では丸焦げの死体やそれ以上のものが出てきます。それは三頭身キャラだったとしても、無惨なものです。アニメだから三頭身だから見れるという声もありますが、実写なら描けないような酷いシーンも、アニメだから逆に描き切ってしまっているとも言えます。それでも小学生が見る価値はあるとわたしは思いましたが、その判断が求められる点がPG12たる所以でしょう。
終戦後も生き延びていたのに死んでしまうことの無念さ、この戦争に限らずそもそも戦争自体が無念の死の積み重ねなのですが。
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