「観るまで躊躇しました。」長崎 閃光の影で 鹿野安兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
観るまで躊躇しました。
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小生が原爆について学んだのが1976年の小4で「実写版はだしのゲン」でした。
原作の中沢啓治先生の制作意図通りに、敢えて観る人のトラウマになる様に妥協せずリアルに表現され、それ以来二度とはだしのゲンは観ていませんが、自分の中の反戦と核兵器、放射能とは何なのか?の原点になる名作です。
その様な重い記憶もあり原爆を題材にした映画を観るには覚悟が必要でした。
本作品では直接の被爆は避けられたものの「被曝」によって時間差で原爆病に冒される描写も含まれ救護所を舞台に救護に従事した者の人間模様が描かれています。
エンディングロールも印象的で福山雅治さんのネムノキを主役の3人がカバーしていました。
そしてキャスティングでびっくりしたのが「赤い彗星」のあの人が…。
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