「実話に涙した。今の若者こそ観るべき映画」長崎 閃光の影で renkinさんの映画レビュー(感想・評価)
実話に涙した。今の若者こそ観るべき映画
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『長崎 閃光の影で』を観た。
たかが映画じゃなかった。
これは“命の証言”だった。
正直、観る前は「戦争の話ね」って、
どこか他人事だった。
でも、これは実話。脚本じゃない。
誰かが、ほんとうに生きて、傷ついて、
生き抜いた“人生”だった。
そして最後──
あの物語の主人公“本人”が
スクリーンに現れた瞬間、
言葉が胸に突き刺さった。
震える声と真っ直ぐな眼差しが、
魂ごと撃ち抜いてきた。
観てる間、何度も涙がこぼれた。
苦しみや無念が、こっちにも溢れてくるようで。
エンディングの曲が流れた瞬間、
もう涙が止まらなかった。
音が心の奥底にまで届いたんだ。
ただひとつ思う。
戦争は“過去の出来事”じゃない。
今を生きる俺たちにだって、
突きつけられてる問題だ。
語り継がなきゃ、
忘れたふりをすれば、
それは“加担”するのと同じだ。
この映画を観て、そう感じた。
俺はまだ高校生。
でも、自分の言葉で、歌で、
伝えていきたいと思った。
平和は当たり前じゃない。
忘れてはいけない記憶が、確かにここにある。
若い人こそ、観てほしい。
これは“教科書じゃ教えてくれない現実”だ。
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agemakiさんのコメント
2025年8月3日
戦争って、関わった人が
それぞれで切り取った風景が違う。
様々な視点からの物語をひとつひとつ少しずつ知ることしか、私たちにはできない。
それぞれの悔恨も後悔もあったでしょう。
歴史を学ぶことしか、過ちを繰り返さない術は無いと思います。
50代の私は、復興し終わった豊かな日本に生まれ育ったけれど、親は子供時代が戦争、祖父は徴兵されてシベリア抑留なので、戦争映画はいつもその身内を想いながら見ます。

