劇場公開日 2025年4月11日

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「やっぱりクォン・ヘヒョがいい」ベテラン 凶悪犯罪捜査班 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 やっぱりクォン・ヘヒョがいい

2025年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 未だにクォン・ヘヒョの名前が覚えられず、『冬のソナタ』のキム次長と覚えています。エンドロール後にも登場しましたが、土下座する彼が似合っていてうれしくなる。韓国映画の醍醐味は主役級のイケメン俳優ではなく、バイプレーヤーの活躍だと思ってます!今回は正義部長として嫌味なユーチューバーを演じたシン・スンファンがなかなかいい。

 正義とは何か?といったテーマに対して刑事対悪人の構図に加えて、ヘチという私刑を行う殺人鬼やユーチューバーを通して考えさせられる。前作での犯人テオも懲役20年のはずなのに執行猶予がついたとか。またその傘下にある運送会社所長もストーリーに絡んできて、司法に対する憤りもプラスされている。

 『デスノート』のキラもそうだったけど、世間が思うほどの刑が下されなかった場合、やはり誰かが私刑を下すのが喜ばれるのだろうか。真犯人が判明し、対峙したソ・ドチョル刑事(ファン・ジョンミン)が責め立てるが、暴力刑事と言われるほどの過去の言動を思い起こされると手が止まってしまう。ただ、息子に対しては殺す意図が無かったような気もしたが・・・

 前作から7年も経っているのに、上手く繋げたな~と感心したけど、ちょっとパワーダウンしたような気もする。やっぱりチームのまとまりの良さは素敵でした。個人的にはお笑い担当でもある(?)リーダーのオ・ダルス兄貴とミス・ボンが好き。

kossy
Uさんさんのコメント
2025年9月14日

共感有り難うございます。
確かに韓国映画は、脇役も主役級の強烈な印象を与えてくれますね。そして刑事・悪人・私刑執行人が絡んだ筋書きのお陰で、充分な醍醐味を味わえました。
ところで、シン・スンファンが南山で演じた「正義部長」は、「南山の部長たち」のパロディを私に想起させてくれましたが、自信はないです。

Uさん
トミーさんのコメント
2025年9月14日

共感ありがとうございます。
大体、主人公チームに居る紅一点はチーム内で別の男と恋仲な気がしますね。

トミー