「うす!、うす!、ふんがー!」遠井さんは青春したい!「バカとスマホとロマンスと」 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)
うす!、うす!、ふんがー!
小林よしのり氏は「ゴーマニズム宣言」を執筆していた頃、自分の考え、表現が、時として他者を傷つけることになる覚悟で、ペンを執っていたそうです。賛同者が現れた一方で、脅迫状も随分、貰ったそうです。ネットがなくても、ヒトのすることは、変わらないですね。
メカデサインが大河原邦男なのに驚きですが、監督、まんきゅう氏だったんですね。そう思うと、キャラひとりひとりが、すみっコ体型に見えてくるから、不思議です。おバカ御三家の珍回答を、浴びる程観たかった私ですが、それだけで映画になるわけもなく…
私は映画を消費する側です。どんなに消費しても、創る側の気持ちには寄り添えません。ただこの映画には、創る側の思いが…。
SNS→バズる→広告が付く→お金になる
ビジネスとして、私はこのサイクルを受け入れています。ただ、人として、受け入れてはならないことがあるようです。
…何かになりたいんじゃなくて、誰かを愉しませたい…。
職業として、(あるいは劣等感の報復として)何かに追い詰められて造るのではなく、ただその思いだけでSNSが創られたなら…
この映画、正真正銘のジェルチャンネルのファンからしたら、ちょっと違うお話だと思います。でもジェル氏と、まんきゅう氏が願ったものが、そこにあるはずです。見つけてね。
映画観たらお腹空きましたね。今の気持ちを、英語にしましょう。
アイム フンガー!
…え?、私も追試なの?。
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