「アルバトロス配給の映画は劇場で観るモンじゃない、午後ローで観るモンだ!」哭戦 オペレーション・アンデッド MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)
アルバトロス配給の映画は劇場で観るモンじゃない、午後ローで観るモンだ!
感想以上。
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もうちょっとナンか書くか。
ゴア表現は良かった。残酷な部分をしっかり描いてる事で単に見せ場でなくストーリーの悲劇性を高める演出に繋がっている。
特殊メイクやCGも充分なクオリティだったと思う。
そのストーリーも単に軍隊とゾンビ群の戦いだと鑑賞前は思っていたが、『おっ、そう来るか』という展開から『おおっ、そう行く?』という意外性が有り先の展開が読めないストーリーだったのは評価出来るポイントだったと思う。
でもねぇ、テンポが非常に、とても非常に悪いんだよ。せっかくのストーリーの良さをぶち壊すレベルで。
これはもう映画として駄目だしホラーとしては致命的に駄目だ。
ホラーなので暗いシーンが必然的に多くなるのはいいんだが、テンポが悪過ぎる上に効果的な劇伴も無いので、どうしても眠くなった。ホラーなのに。
この映画のランニングタイムは決して長くはないが、90分以内にして良い劇伴を付けたらぐっと評価の上がる作品になったと思う。勿体無いなぁ。
あと1つ。日本軍人役でちゃんと日本人俳優が出ているが、セリフを噛むシーンが2箇所も有った。
『噛んでも続けてくれ。どうせ(タイの)観客には分かんないし時間とフィルムが勿体無いから』
って事なんだろうと推察するが、いいのかソレで。
ま、以上のように駄目な部分は多いが光る部分も確かに有る本作。
タイ映画なんて滅多に入って来ないんだし、少しでも興味が有れば是非。
観たいけど金払ってまではなぁ。
という方は、午後ローまで待て。
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