劇場公開日 2025年4月11日

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ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男のレビュー・感想・評価

全52件中、41~52件目を表示

3.0当時の残忍な映像や狂気のスピーチ映像を落ち混ぜた問題作

2025年4月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

第二次世界大戦死者の約1/10とも言われる600万人が殺戮されたユダヤ人。
なぜヒトラーがそこまで狂気な異常狂乱状態でユダヤ人を忌み嫌ったのか、台頭してきた脅威のマルクス主義に反する資本主義の先鋒民族。
それが単なる『仮想敵』なのか宗教に無縁な日本人には理解が及ばない。
その扇動を促した急先鋒の側近『ゲッベルス』。
名言に『嘘も100回言えば真実になる』に象徴される男を描いた当時の残忍な映像や狂気のスピーチ映像を落ち混ぜた問題作

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masayoshi/uchida

3.5馬と鹿は、ウマが合うか?

2025年4月15日
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 とあるクニの、王様のお話。いつも1人の家臣に頼っていたので、その家臣の言うことに、逆らえません。ある日、その家臣が鹿を連れて来ました。

 …王様、これは何ですか?。
 …鹿だな。
 …いえ!、これは、馬でございます!。
 …そうか。お主がそう言うなら、馬か。

 馬鹿の語源だとか。何ともバカげた話ですが、少し考えて欲しい。

 限られた空間、限られた情報で、ヒトは、バカにならずにいられるのか?。
 私達が、正しいと信じて疑わない民主主義とは、何者かの意図によってプロデュースされたものなのか?。

 大戦後、賠償金で追い詰められたクニで、我々は優良種だとか、団結した我々に不可能はないとか、やけに威勢のいいことを言う連中が現れる。そこまで言うなら…
 ナチスはクーデターで国政を担ったわけではない。選挙で選出された政党が始まりです。
 ゲッべルスの野望は、退治されたのでしょうか。サイバー空間で、密かに棲息しているデジタルゲッべルスが、連れて来るのは鹿?。あるいは…。

 以上、チラシを見た私からの喧伝文でした。

 皆様に質問です。尊敬が傷つけられた世界の修復は、可能でしょうか。
 私は今のイスラエルの蛮行を、支持しません。ただ、やはり映像に残るユダヤの悲劇に無関心なことも、私達の未来に、暗い影を落とすのやも知れません。
 ヒトはなぜ、操られることに順応するのか。この映画を観る限り、ヒトは、今、そこにある恐怖から逃れたくて、都合のいい情報だけを信じようとする、防衛本能のようなものを感じます。辛い現実より、嘘でも希望の持てる時間を過ごしたい。そこに突け込むゲッベルスは、天才なのか、ヒトの姿をした鬼なのか…。
 この映画は、ヒトを騙す側を描くことで、ヒトの弱さ、脆さを描こうとしたとか。私達は、その弱さを自覚するのか、悪用するのか、どちらを選択するかで、未来は変わるはず。どちらを選択しますか?。

 繰り返します。

 今、そこにいるのは、本当に鹿ですか?。
 あるいは…

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機動戦士・チャングム

4.5目を背けてはいけない作品。色々考えさせられた人物

2025年4月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

ナチス、ヒットラーを題材にした作品は多くある。しかし、ヒットラーのスポークスマンゲッべルスをテーマにした作品は初めてではないか。興味があり作品を観たが、見事な作品。ゲッべルズという人物はニュースやドキュメント、本でよく見たがスクリーンで観て改めてメデイアを使う宣伝の怖さ、言葉の影響力を再認識した。ラストの収容所にいた女性のインタビューは言葉が重い。SNS、インフルエンサー、ユーチューバーと発信力全盛の今日、この映画で宣伝の怖さ、言葉の影響力をもう一度再認識して噛み締めたい。第二のナチス、ヒットラー、ゲッベルズを出現させない生まないために。辛い、目を背けたいシーンもあるが、作品を理解するうえでは目を背けてはいけない作品である。戦後80年、国際情勢が微妙な時だからこそこの作品の鑑賞をすすめます。

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ナベさん

4.0有名になるにはプロパガンダは大切

2025年4月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

ヒトラーの首相就任から1945年まで、ナチスドイツの宣伝大臣だったヨーゼフ・ゲッベルスは、当初、平和を強調していたのだが、ユダヤ人排除や侵略戦争を正当化し推し進めるヒトラーから批判され、一時期彼の信頼を失った。ヒトラーに愛人との関係を精算するよう指示されたゲッベルスは、自身の立ち位置を挽回するため、ヒトラーが望む反ユダヤ政策を推し進めるための映画製作や、大衆を煽動する演説、綿密に計画された戦勝パレードなどを次々と企画し、国民の熱狂を得てヒトラーからの信頼を取り戻した。やがて敗戦が見えてきた際、ゲッベルスはヒトラーとともに第三帝国のイメージを後世に残す過激なプロパガンダを仕掛けた。そんな彼の半生を描いた作品。

おそらく当時の映像を流してると思える場面も有り、その映像とリンクさせてその前後を制作していたりと、ほぼ史実に則った作品なんだろうと思った。
中でも、ヒトラーの弱い面や悩む姿も観れて、こういう作品は珍しいかも。そのヒトラーの側近中の側近、ゲッペルスの視点から当時を見る作品で、個人的には大変興味深かった。
ヒトラーひとりであれほど国民の喝采を浴びる事は出来なかったのもよくわかったし、宣伝、プロパガンダ、の大切さを十分に理解できる作品になっている。
もう少し、なぜヒトラーがあんな無茶な要求をしたのか、そのあたりも描いてあればもっと良かった。
ヒトラーの立場で彼の思いをなるほどと思わせる様な作品なんて作れる人がいるかどうかわからないが。
今のロシアのプーOンとヒトラーが重なってしかたなかった。

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りあの

3.0なちす戦争組

2025年4月14日
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鑑賞方法:映画館

ゲッベルスが宣伝の極意を得々と語るいくつかのシーンを観ていると、彼以降もあのやり口を変わらず踏襲するゲッベルス門下生達が世界中のメディアや政党で「活躍」していることに気付かされ、うんざりする。
ところで、粗探しは全く不本意だが、「ボルシェヴィズム」を「過激主義」はともかく、「ジッヒャーハイツディーンスト」を「突撃隊」と訳すと誤解を招くと思うぞ。

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ひろちゃんのカレシ

3.0所詮は、ヒトラーの太鼓持ち&腰巾着

2025年4月13日
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悲しい

怖い

難しい

胸糞悪い作品だった。
とんでもないバカなことを実現させようと躍起になっているチョビ髭(ヒトラー)の太鼓持ちとなり、あれやこれやと広報担当として奔走し、やがて暴走。ヒトラーしか見えていなかった哀れなでバカな奴の話し。
生き残ったユダヤ人の言葉「it happened」が印象的だった。彼らの蛮行(彼らから見れば、政治的戦略)がなければ、ユダヤ人の生活が脅かされることはなかっただろう。
it happened・・・「起きてしまった」「起きたことは変えられない」。正にその通りだ。

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ちゃ坊主

4.0期待度○鑑賞後の満足度◎ 邦題は誤解を招く。これはゲッベルスの伝記映画などではなく、ナチの宣伝大臣であった彼のやった事を通して「プロパガンダ」というものを世に問う映画。

2025年4月12日
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①此方は『1億玉砕』、彼方は『総力戦』、言ってることは同じなんだけど、“玉砕”と最後まで同調を強要するところが如何にも日本、だって“一緒に死んでくれ”というより最早“一緒に死ぬんだよ、君たち”と言ってる訳ですから。でも戦前の大多数の人は半ばそのつもりにさせられたのだから、戦前の日本人も「プロパガンダ」の被害者と云えば云える。

②Führer und Verführer

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モーさん

1.5It Ihappened

2025年4月12日
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怖い

単純

ナチスドイツの国民啓蒙・宣伝省大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの話。

すでにヒトラー政権下に染まりきったゲッベルスが、演説や映画によるプロパガンダで国民を扇動していく様を、当時の実際の映像資料や音声等を織り交ぜながらみせて行く。

確かにゲッベルスがメインというなかなか珍しい作りではあるけれど、半分近くヒトラーも出てくるし嫁も結構みせるしという作り。

WW2突入や戦況の変化に伴う機微や葛藤がある訳でもなく、思想や言動がほぼ一辺倒で代わり映えがなく結構早い段階で飽きてしまった。

流石にショッキングな映像が流れたり、その直後の様子とかはピリッと来たけれどそれだけかな。

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Bacchus

2.5フェイクニュースという魔法をかけた魔術師

2025年1月31日
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鑑賞方法:試写会

単純

ナチス総統ヒトラーの宣伝大臣として、メディアを通して国民感情を煽り、ユダヤ人への憎悪を膨らませ、ファシズムを拡大させていったヨーゼフ・ゲッベルスの生涯。
ゲーリングやヒムラーといった他の幹部党員たちを見下し、愛人を作ったのを妻に咎められても「俺は愛人が欲しいんだ」と開き直るという、とんでもなく矮小な男が魔術師としてフェイクニュースという魔法をかけていく。しかしメディアの力を過信するあまり、自らもその魔法に取り込まれていく様がシニカル。
ゲッベルスのような魔術師は、SNSが普及した現代では多く存在する。

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regency

4.0ゲッペルス ヒトラーを

2025年6月20日
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鑑賞方法:映画館

この手の批評はムズいです。
ナチスがユダヤ人をゴミの様に排除する。

ここからは、オフレコで。
人を殺すには、殺す側の理由が有る事に戦慄しました。
そこに頼ならければ、自分を維持出来ない怖さ。
フェイクニュースに晒されてる今、怖い作品でした。
前にも書きましたが、ナチスに迫害されたユダヤ人の方々、何故に無慈悲にパレスチナの人々を殺せるのか。
トランプ政権に希望はない。

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映画館難民

3.0身長がそこそこ高く 肉厚なゲッベルスさん チコっと本人過大評価すぎ。普通作品

2025年4月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

イヤ ゲッペルスさま を深く見過ぎ。でも 人間ヒトラー 人間ゲッベルス←褒めてませんよ。

彼は公表身長こそ165だが よくある ・増し疑惑 コレぞプロバガンダ 大幅水増しか

そもそも 最後まで醜態晒したダメぶりは 単なる 貧弱な肉体へのコンプレックス
と個人的あくまで個人的推測的に思う。大した理由なき頭デッカチの暴走 で低レベルです。←褒めてませんよ

ヒトラー殿下も 何にも無い失うもののない最強の人→最狂の人 だから 成り上がったにすぎない
第一次大戦での逸話もかなり盛っているはず。

本作の文言 描写は 有料パンフ🈶の7ページによると 全て根拠のあるセリフ だそうだ。

ただし 昔から 歴史好きな俺には わかりきった 実写映像 セリフばかり

正直 ホロコーストの愚かさ は 俺如きが語るまでも無い
ゲッベルスが 政策レベルのプロバガンダ 生み出したのは相違ない。ある意味でフロンティア←褒めてませんよ。

ドイツ ホントは強くない小国 が 勘違いして 東西両面作戦 したのは 噴飯物😂アメリカ🇺🇸ソ連敵に回して
1ミリも勝つ見込みがない 狂人主導の戦争に 巻き込まれて国民はお気のどく。

まあ でも ナチス 悪の魅力 極悪非道の魅力 というのはスクリーンからビンビン伝わってきた。←褒めてませんよ。

ただ ゲッベルス氏の 愛人関係は新発見か 人間・ゲッペルス 人間・ヒトラー←褒めてませんよ。

ヒトラー様は 演じてる俳優さんの方が若干男前。No.2 ゲーリングさま そこまで太ってないだろ❗️と思った。
ゲッベルスの奥さん 高畑淳子さんソックリでした。

ただ 最後の ホロコーストの生き残り女性 実際の100歳超え老婆の発言は重かったし 心に響いたことは言っとく。このコメントで作品が引き締まったのは相違ない。俺も感じるところあったよ。

イヤイヤ とある某国の某学校法人 野球で たかだかブロック春予選3回戦敗退如きで 負けたのに
某国の某ニュース掲示板 デカデカと ユニフォームの胸部分だけ載ってて大写し しかも 総合12番目 デカデカ 2段分
紙幣での連投広告といい 明らかな 社・協力者の 犯罪p・的プロパガンダですよ🎯

そもそも🃏🃏🃏さん 挙げるまでもなく 身近な ネットでプロパガンダなのだ💢皆さん気づきましょう
人間の本性は 『いかに格調高いか』見せて 差別化で見下すことです。誰でも『自分が優位でいたい』見下したい。

えらい👏すごいと 思わないこと。が肝要だと思う。騙されてはいけない。所詮は・・・・という最後のリアルホロコースト生存者の言葉が響く。

難しい理屈はありません ぜひ見て 残酷 残虐から目を逸らしてはいけない。

有料パンフ🈶は 俺には 説教くさかった。申し訳ない。もう事前ホームページ時点でわかったけどね。普通です。
🈶有料パンフには 『このような描写はドイツ🇩🇪初』と書いてあったよ 『何が初かは』❓購入して確認して❗️
ドイツ・スロバキア製作。スロバキア🇸🇰に意味あるよね。

一応 普通の星としました。← 褒めてますよ。

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満塁本塁打

2.0繰り返される、ナチス最悪の洗脳。。。

2025年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

毎年々々、何本もの反ナチス映画が繰り返される。
一方で米ソの、おぞましい戦争犯罪はまるで無かったかの様に。
原爆、東京大空襲、意図的に一瞬で、民間人を10万人焼き殺した戦争犯罪は、かき消される。
そして今、ユダヤ人国家イスラエルが、パレスチナでしている事は、民族の殲滅、大虐殺。

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東條ひでき
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