「関心領域の足もとにも及ばない駄作」ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
関心領域の足もとにも及ばない駄作
無音の記録フィルムとゲッベルスの自分に酔った表情でまくしたてる顔でだけで構成されていると言っても過言ではない平面的な作品、観ているうちに飽きてくる。これが本作への私がくだした評価。
ナチスが何をやったかは歴史上明らかであり、ゲッベルスというメイドバイヒトラーの皮を被った小さな人間を描くのであれば、もう少し描き方に工夫が必要だと思う。あまりにも短調に過ぎる。
戦後80年、負の歴史を後世に残すのも必要だが、願わくはもう少し良質なものを残してもらいたい。
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